夕夜
偶然だ
星那
さっきの、
小林春斗先生
なんだ、知り合いか
小林春斗先生
じゃあ、橘案内してやれ
小林春斗先生
隣の席な
星那
え、
星那
あ、
夕夜
よろしく
星那
はい、
帰りになってしまった。
案内なんて、、
夕夜
じゃあ、案内お願いします
星那
あ、はい
夕夜
ねえ
星那
はい
夕夜
名前、聞いていいですか
星那
橘星那です
夕夜
せいな
夕夜
さん
名前呼び
星那
はい
夕夜
タメでいこう
星那
うん
夕夜
星那って
夕夜
呼んでいい
星那
お好きにどうぞ、、
夕夜
俺の事も
夕夜
夕夜って呼んでよ
夕夜
ほら、朝出逢えたのも運命かもしれないし
夕夜
仲良くなりたいし
夕夜
帰りとか、行きとか
夕夜
一緒に…
星那
やめて!!
夕夜
え
星那
私といると不幸になる。
星那
だから、
星那
やめた方がいいよ
夕夜
え?
夕夜
不幸?
夕夜
俺が?
星那
私といても何もいい事がない
星那
不幸が移る
夕夜
星那は、不幸なの?
星那
不幸だよ。
星那
親はいないし、身内もいない
星那
だから、
星那
そんな人といると
夕夜
やめろよ
星那
え
夕夜
何それ
夕夜
そんなやつだったなんてな
ほら、
皆、離れていく。
私の事を必要としてくれる
好いてくれる人なんて
どこにも…
夕夜
なんでそんなこと言うんだよ!!
星那
え?
夕夜
不幸になんてならない!
夕夜
俺は朝、星那と出会えてよかった!
夕夜
星那がクラスにいたから
夕夜
安心できた
夕夜
星那のおかげで…
ポロポロ…
夕夜
え?!
星那
あ、れ?
星那
あは、なんで
星那
私泣いてんの…
夕夜
なんか、俺まずいこと言った?
夕夜
ごめん!
夕夜
ほんとに、、
違う、
辛いんじゃない
嬉しいんだ。
星那
…夕夜、
夕夜
え
星那
ありがとう…
私にとって初めて勇気をくれた人
不幸じゃない
嬉しい。出会えたことが
星那
ありがとう…
夕夜
星那、?
夕夜
…
夕夜
一緒に帰ろう?
星那
うん…
星那
帰る、