みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
ー登場人物ー
ころ
さとみ
みあん
当然だが、僕はユーレイが見える。
ユーレイが見える、といっても正確には
さとみ
今僕のとなりを飛んでいるコイツが見える。
コイツは僕が物心つく前からずっと僕の側にいて、
嬉しいときも、悲しいときも、
いつも1番側にいたのはコイツだった。
でも、僕はコイツの声を聞いたことは無い。
いつだって、声を出さず静かに笑ってる。
でも、思ってることは何となく伝わって来るんだよな…
たまに。
さとみ
それが多分コイツの名前。
本人から聞いたことは無いけど、さとみって感じがするし(?) さとみくんって呼んでも否定しないし
間違いないと思っている。
ころ
さとみ
さとみくんが首を傾げる。
……ちょっと可愛いのが悔しい
ころ
ころ
さとみ
さとみ
彼は指でばつを作る。
萌え袖で可愛く見えるのが恨めしい。
ころ
さとみ
さとみ
さとみ
ころ
さとみ
急に焦り出したさとみくんが時計を指差す
ころ
8:45
ころ
ころ
確か入学式って……
9:00
からじゃね!?
ころ
ころ
さとみ
さとみくんが“なんで!?”という顔で見てくる
ころ
さとみ
さとみ
よかった、
渋々ながらもやってくれてる……✨
ころ
ころ
さとみ
なんか……校門のとこ(?)
ころ
ころ
さとみ
ころ
ころ
さとみ
さとみくんは嬉しいような、悲しいような、そんな顔で笑った。
ころ
さとみ
彼が指差したのはクラス表。
ころ
自分のクラスを確認する生徒たちの中に、
??
一際僕の目を引いた人物がいた。
ころ
??
僕の視線に気がついたのか、彼が振り返る。
さとみくんと同じ、
桃色の髪の毛。
整った顔。
優しそうな青色の瞳。
ころ
振り返るとそこに
さとみくんの姿は無かった。
ころ
じゃあな、
ころ
さとみくんの声!
聞いたことは無いが、名前同様何故か分かる。
再び前を向くと、
??
さとみくん(仮)がこちらに近づいて来ている。
??
ころ
??
さと
さとくんの声は、
さとみくんそっくりだった____。
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
みあん
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コメント
3件
こういうのすっごく好きです!