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鈴
鈴
鈴
鈴
鈴
物心つく前から、お前がずっと隣にいた
鏡と睨めっこしながら念入りに確認する
今日は待ちに待った入学式
そう言って本当に嬉しそうに笑う らんに少し恥ずかしくなって顔を逸らす
くっそ何で此奴に照れにゃならんのだ…
鞄を手に取り 、 ドアを開ける
廊下にはいつも通り沢山の 人間が並んでいた
全
そう 、 俺は今まで何故か …
ちゃんとした友達が いたことがない ! !
仲良くなった奴は大抵引っ越して 音信不通になったり
いつのまにか学校から存在自体が 消えていたり …
いや 、 マジで何で ? ? ?
青筋を立てながら先をずんずん歩いて 行くいるまを見つめる。
いるまはまだ気付いていないのだろうか
…… まぁそっちの方が好都合か
… 後ろからつけてるな
いるまが俺の指差した方向を見ている 隙に落ちていた石を拾う
さぁ 、 今日も
真面目に働こうじゃないか