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ここでまた

1 - ここでまた

♥

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2019年11月11日

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また、いつか。

ここで会えるかな。

ザーザー

ザーザー

海の音

お前に会ったのは

ここだったよな

蓮介

美優…美優…

俺は、涙を流した。

大声で…

人なんて関係なく…

お前を愛してた

先生

今日から、このクラスに
転校生が来たぞ。
美優、入ってくれ

ガラガラ

美優

えっと…

美優

美優です…

ザワザワ

ザワザワ

涼太

か弱そうだな笑

蓮介

だよな笑

先生

仲良くしてやってくれ。

はーい。

先生

この機会なので
席替えをします。
くじを作ったので
ひいてください。

蓮介

席替えか…

蓮介

涼太の隣が良いな。

涼太

そうだな!願おうぜ!

この時の俺は、 美優の隣は正直言って嫌だった。 でも、この機会があったからこそ 出会いがあった。

蓮介

俺の番号は…15番か…

蓮介

動くかぁ…

蓮介

誰の隣だろ。

美優

よ、よろしくお願いします…

蓮介

あ…よろしく

ま、マジかよ… こいつの隣か…って思ってたけれど…

1ヶ月後

蓮介

おはよ!

美優

おはよ〜

いつの間にか… 「好き」 になっていた。

蓮介

あの…さ

今日の夜の夕方の夕日はとても綺麗と聞いた 美優と…俺は行ってみたかった。 そして… 告白しようと思う。 成功すると 願うばかり

蓮介

今日の夕方…
海を見ないか?
夕日がとても綺麗らしいぞ。

美優

えっ…あっ…

美優

いいよ…!

突然言ったから… 引かれたかな… でも これだけは見たいんだ

蓮介

じゃあ
4時な

美優

分かったわ!

花屋の前まで通った時

蓮介

そうだ。
薔薇とか買っていこう…!

俺は決めた。 これで告白する。

店員

いらっしゃいませ!

蓮介

あの…

あの薔薇を見た時 運命を感じた まるで 「頑張って」 って言われているような感じ 俺はすぐに

蓮介

これを下さい。

店員

ありがとうございます!

1本1本丁寧に袋に入れられている 俺は

蓮介

絶対成功させる…

そう、心に決めた。

店員

ありがとうございました!

蓮介

もうすぐ4時か…

蓮介

ふぅ…

美優

不在着信

不在着信

蓮介

ん…?

蓮介

あ、美優からだ…出なくちゃ

蓮介

もしもし

美優

あ、蓮介?もうすぐで着くよ〜

蓮介

おう。楽しみにしてるぞ!

美優

は〜い!

蓮介

俺も急ぐか。

美優

お〜い!蓮介!

蓮介

ごめん…遅れた

美優

全然いいよ〜

美優は本当に優しい。 好きになった理由だ 取られないうちに 俺は、告白する!

蓮介

美優!

美優

ど、どうしたの?

蓮介

お、俺
美優の事が
好きだった

言ってしまった。 薔薇も渡して 俺は、下を向いて目をつぶった

美優

あはは笑

美優は笑ってる…? 俺は、美優の顔を見た

美優

うっ…うっ…

蓮介

な、なんで泣いてるんだっ?!

この時は 本当に焦った…

美優

嬉しくて…

それを聞いた時 俺は、顔が真っ赤になった。

美優

私も…好きでした!

涙が出てしまった

美優は薔薇を受け取ってくれた。

俺らは抱きしめあった

ずっと このままがいい。 でも

こんな時間は… すぐに過ぎた。

美優

そろそろ帰らなきゃ…

蓮介

もう暗いしな

美優

じゃあまたね!

蓮介

おう!

このままずっと一緒だと思っていた。

蓮介

ただいま

お母さん

大変よ!

お母さん

アンタのクラスの美優ちゃん事故で亡くなったって…

蓮介

え…?

何でだよ 何であいつが…

俺は その場で足をついた

蓮介

はっ?

涙が零れ落ちた

お母さん

蓮介…

母さんが背中を撫でてくれた。 暖かい でも 辛い

お葬式

蓮介

うっ…うっ…

顔は少し微笑んでいた

蓮介

うっあ゙あ゙あ゙

今まで泣いたことのないぐらい泣いてしまった

燃やされた時 俺はまた大声で泣いた

蓮介

待ってよ…美優!美優…

骨を入れた箱の軽さは今でも覚えてる

蓮介

そんな事もあったなあ笑

蓮介

またここで会えないかな…

蓮介

暗くなるし…帰るか

蓮介

美優

゛愛してる゛

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