愛染地方・都心部
読者さん
やぁ、恋さん
読者さん
こんにちは
恋
こんにちは
恋
まぁ……
恋
さっきも会ったけどね
読者さん
あはは
読者さん
さっきぶりですね
恋
そんなことよりも
彼女の視線は少女へと
恋
水くさいじゃない恵麻
恋
私抜きでコイツとお食事なんて
恵麻
あっ、恋さん……
恵麻
この人知ってるんですか?
恋
例の人よ
恵麻
そっ、そうなんですかぁ!?
恵麻
はぇ〜
目を丸くして驚いている
読者さん
へぇ
読者さん
恵麻さんって言うんだ
恋
あら?
恋
自己紹介してなかったの?
そういえばされてない気が
読者さん
……
まぁ……
相席だったから一期一会かと思ってたし
恋
ちゃんと挨拶しなきゃダメじゃない
読者さん
まぁまぁ、相席だったし
恵麻
ではでは取り直して……
恵麻
私は棟方 恵麻って言います
恵麻
よろしくおねがいしますね!!
読者さん
こちらこそ
読者さん
あっ、そうだ
読者さん
自分はヨミィって言うんだ
恵麻
ヨミィさんですね
恵麻
不思議な名前です
恋
まっ、ワケあってよ
読者さん
自分はなんか愛着あって好きですけどね
恋
桃子に予備って言われても?
読者さん
(うぐっ)
痛いところをつかれる
けれども……
またそれも良し
読者さん
(桃子さんとは話しやすい環境さえできれば……)
読者さん
(予備なんて呼ばれようと些事だしな)
恵麻
あはは……
恋
さてと、ここじゃなぁに?
恋
楽しいところに移動しましょ?
徒然なるままに
女神様に導かれ
どこへ行くのだろうか