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最優秀賞に選んでいただきありがとうございます!!! 我流丸さんの話を聞いていて、忘れていた自分はどうして小説を書くのかを思い出すことが出来ました…!ありがとうございます!
【君流コンテスト】
〈結果発表〉
物語性 文章構成 ???
観点は全部で3つ。
まず、観点別での得点順位を発表いたします。
・物語性 (Max50)
同率二位
「魔人狂想曲」
「泡沫」
40/50点
第一位 「世の声に耳を傾けて」
43/50点
・文章構成 (Max50)
第三位 「録画」
25/50点
第二位 「泡沫」
38/50点
第一位 「魔人狂想曲」
50/50点
・??? (Max100)
第三位 「世の声に耳を傾けて」
70/100点
同率一位
「ある日の雪景色。ある日の君と。」
「#88鍵分の「好き」を君に奏でたい」
85/100点
・総合結果
優秀賞 (二作品)
120/200点
「魔人狂想曲」
133/200点
「世の声に耳を傾けて」
最優秀賞 (一作品)
135/200点
「#88鍵分の「好き」を君に奏でたい」
我流丸
我流丸
〈評価観点「???」について〉
今回は「君流コンテスト」に参加していただき、ありがとうございました。
今コンテストでは、特殊な評価観点「???」を設けていましたので、
その内容はいったい何だったのか。
ここについて明かさせていただきます。
とは言いましても……。
実は半分既に明かしているようなもの。
今コンテスト名を今一度ご確認ください。
「"君流"コンテスト」ですよね。
…………
という事で、???の観点は
「作家性とその表現」
今コンテストは、私がテラーを引退する前に、
何かやり残した事はないかと
そう考えた時に思いついたものでした。
そこで、我流丸として活動したこの約一年
そこで何を考え、創作に向き合っていたかを残したく思ったのです。
テラーを初めたのは去年の8月上旬。
もうその頃の私を知っている方は、ここにいないかと思います。
今でこそ、こうして偉そうに作品を評価しちゃったりしてますが、
その頃の作品は、まあなんとも酷いもので……
今コンテストの参加作品のどれよりも劣っていたと思います。
正直、自分でも自らの成長速度には驚かされるばかりです。
たったこれだけの期間で、ここまで書けるようになるとは、夢にも思っていませんでした。
……これまでの体験から、皆様へお伝えしたいことは、
私にはそれだけの才能があっただとか、
お前らは筆を持つ資格すらないだとか、
そういった事ではなく。
もっと単純で、既にわかりきっている事。
小説を通してどうしたいのか、という想いです。
思えば我流丸というアカウントは、
私が現実での居場所を失い、自分自身の定義
アイデンティティを何処かに落としてしまったところから始まりました。
これまでの1年の活動は、私がどうありたいのかという想いを探る行為であり、
そういった自分の深いところへ潜って、
壊れて、壊れて。
そのような通常では考えられない生き方をした結果として、
創作に関わる部分が特異に成長したのかな、と思っています。
今はもう、一度落ち着いて。
自分が小説で、誰の人生にどういった影響を与えたいのか。
何となく、わかった感じです。
今コンテストは、そういった部分への評価として
「作家性とその表現」を大きな観点として扱いました。
この部分が低く、結果が伸びなかった参加作品は多かったですが、
どうか気に病まないでください。
作品への評価というのは基本的に、その作品が売れるかどうかで判断していくものです。
ただ、今コンテストはそれの逆を行き、
時代に関係ない、普遍的な何かを求める評価を行いました。
この方向性でコンテストを行う事を決めた時、
参加作品の大半は100点にもいかないだろうと、
私はそう見積もっていたのですが、
どうやら大きな誤算だったようですね。
だだっ広いインターネット上に存在する一次創作の、その0.1%にも満たない
このテラーという場所で、
これほどまでの作品に出会えたことを
ただただ、嬉しく思います。
それも、私なぞのコンテストで。
最後にはなりますが、
今コンテストの参加者、およびそのファンの皆様。
私の滅茶苦茶な評価の、こんなコンテストに付き合っていただき、
本当にありがとうございました……!
総合結果をもう一度。
優秀賞
「魔人狂想曲」
「世の声に耳を傾けて」
最優秀賞
「#88鍵分の「好き」を君に奏でたい」