20xx年
これは今よりも少し先の物語
子供(0〜18歳)だけに感染するという世にも奇妙な病気が日本で流行った
これにより少子高齢化はますます進み
子供は貴重な存在となったらしい
唯一その感染症はI県には広がらなかった
そのため政府はその県に特別な小中高いっかんの学校を急いで作り上げた
蒼
蒼
蒼
生きてる
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
蒼
校長先生
校長先生
校長先生
校長先生
校長先生
校長先生
蒼
蒼
キャー!!
大きな悲鳴が聞こえたと思ったら
急いで作った体育館には欠陥があったらしく
天井が抜けてきた
そこで僕は知りたくなかったことを知った
大きな怪我をしたはずなのに
血が出るどころか痛みさえなかった
周りを見渡しても誰一人として声をあげず戸惑っていた
みんなの体は傷だらけで
皮は破れて骨の代わりに金属らしいものが見えた
僕の体にも金属らしいものが見える
先生は言った
「人間にそっくりなAIロボットが学校に通っています」と
1度も1人だなんて言っていなかった
僕達は生きてなんていなかった
この言葉を最後に僕は意識を失った
起きるとそこは教室で
なんだかとんでもないことを知った気がしたが
きっと
夢だったんだろう…
コメント
6件
うぉぉぉ(( l県はロボットの県やったって事か!? しかも、自分を人間やと思い込んでてその人達がロボットってなったときめっちゃ悲しかった。
面白かったです。