「 恋より甘いDolceはいかが？ 」

Attention

こちらは腐向け、nmmn作品になっております。

苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦💦

そしてこちらはskur、曲パロ、短編で

「 恋より甘いDolceはいかが？ 」

収録曲 「 依存の海 」「 みずいろ卒業証書 」

の曲パロ二本立てです(＾ω＾)

公式から出ている音源の部分だけなのですごく短くて

バラで投稿するよりあわせたほうがいいかなあと思い 2本立てにさせていただきました✨

依存の海 にR15（ んなこと書いてますが言ってしまえば主は15↓です() ） みずいろ卒業証書 に学パロ が含まれております_(:з」∠)_

それでもいいよ！という方はどうぞ！

- 依 存 の 海 -

互いの耳に響く互いの吐息が互いを逃そうとしない。

共鳴して、絡み合って。

優しい笑顔のさかたとはまた違う、

妖艶な笑みを浮かべたようなさかたも

溶けてしまうような快楽を

なんだか、すごく寂しかった。

さかたは仕事で遅くなると言っていて

連絡するのも迷惑だろうと躊躇っていた。

ｶﾞﾁｬｯ

あの寂しい夜に怯えた俺を、そっと抱き寄せてくれた。

あれから、どれくらい経ったかな。

窓から射し込む月明かりが白い肌を照らして、

乱れた髪と濡れた瞳が＿＿＿

依存の海に墜ちていく。

- み ず い ろ 卒 業 証 書 -

俺とうらさんは

小学校、中学校、高校と12年間隣で過ごしてきた。

12年という短いような長いような学生生活も

今日、終わりを告げる。

桜並木に響く笑い声、いつもの通学路。

じゃり、と鳴る土にまた足跡をつけて。

高校1年の春 教室につくと、

窓の外をじっと眺める横顔を見つめながら

「 すき 」

とノートに書く。

ページをめくりながら呟いた。

その時の淡い想いは 今も、伝えられていない。

勇気ないなあ、なんて。

夕陽に照らされた小さな背中と大きな校舎の影を見つめて。

くるりと振り向いて、なに？と笑った。

俺はその笑顔がずっと、

うらさんがずっと、ずっとずっと…

さっと口から零れてしまった言葉。

大きな校舎の影は、

俺の言葉を そっと、包み込んだ。

胸の奥に隠されたたくさんの「 すき 」は伝わらなくて。

2人であそこに行きたい、あんなことしたいとか。

自分の部屋の隅で書き始めた恋文に書いた、

「 うらさんへ 」

の5文字を途中で消して、

紙飛行機にして、

出会ったあの日の空によく似た

みずいろ空に、解き放った。

- 依 存 の 海 -

心の中揺れる炎 キスで灯して 混ざり合う吐息が私を逃さない 妖艶に這う指が 火照った身体解いてく 迷い込んだ檻で かかった愛の罠 溶けるような快楽(ｾｶｲ) 今夜も魅せてくれる？

寂しい夜に怯えた私をあなたは抱き寄せた 細い指絡み合って 綺麗ね 月が照らした白い肌 乱れた髪と濡れた瞳が 依存の海に 墜ちていく

- み ず い ろ 卒 業 証 書 -

今日で終わりだね きみへ いままでありがとう 笑い声 桜並木 いつもの通学路 また足跡つけて 教科書の中に書いた想いは まだ伝えられず 夕陽照らした校舎の影は ぼくの言葉をそっと包み込んだ

この胸に隠した 想いの数 曖昧な願い事も 恋文に書いた きみの名前 みずいろ空に解き放った