それから何分がたっただろう。
殴り合うなかから「助けて…」「痛い…」などと声が聞こえてくる。
私はこの抗争に入ることもできないし。
誰かを止めることもできない…
いや…あいつは止めることができるかもしれない。
きっと…バルハラに行ったのには理由があるはず。
おそらく…昨日言っていたきさきが目的だろう。
王の座を誰かに譲るなんてあり得ない。
そう考えているうちに。東卍の総長がやられていた。
竜胆
マイキーの敗けだ。
琉生
(そうか。どちらかのチームの総長…バルハラの半間か東卍の佐野が倒れた場合。またはこうさんした場合はこうさんした方の敗けになる。
蘭
ん~。あのマイキーが倒れるとは思わないんだけどねぇ。
琉生
どう言うこと?
竜胆
マイキーはみんなに無敵のマイキーと呼ばれていて。負けたことはないらしい。得意な回し蹴りで勝つって。
琉生
……ふぅん。
そのあと。あいつが出てきた。
場地
きさきぃ!
琉生
!!((なんで。あいつ。
竜胆
あ?
蘭
あれは?場地?
そのあと…場地は羽宮に刺された。
場地
かすり傷だ。
琉生
……((嘘つき。
琉生
((あいつは。佐野真一郎を殺してるのを真横で見てた。
羽宮は佐野を殺したい。
まさかっ。あいつ!
羽宮は佐野を殺したい。
まさかっ。あいつ!
((死ぬ気か?
琉生
((それは止めないと…ついでに言えるかな。
そのあと場地は倒れて…佐野が羽宮を殴り続けた。
マイキー
ゴッ!ゴッ!ゴッ!ゴッ!
一虎
ゴフッ!
千冬
ばっ場地さんっ!
場地
マイキー!!
マイキー
ピクッ…場地?
場地
俺のために…怒ってくれて。ありがとな。
マイキー
……
場地
一虎……俺は前には……殺されねぇよ。
そういって場地は…ナイフを出した。
そして場地は自分を刺そうとした。
場地
ヒュン!
琉生
ガッ!






