流石に手ぶらはまずいな、なんて思って適当にものを買って、自分の家に向かう。そうすれば、丁度出掛けるのか玄関で鉢合わせする
えんちょう。
いぬたぬき
ぺんと
ぺんと
ぺんと
ぺんと
ぺんと
まるで取ってつけたような言い訳を捲し立てるように言って、お詫びの品を渡す
いぬたぬき
えんちょう。
いぬたぬき
ぺんと
えんちょう。
えんちょう。
いぬたぬき
ぺんと
話せることが久々で、つい話してしまう。違う、こんなことする為に来たんじゃない。早くお別れをしないと
いぬたぬき
ぺんと
えんちょう。
いぬたぬき
えんちょう。
ぺんと
ぺんと
優しくしないでくれよ。本当の事言いたくなるじゃんか。俺だって、本当は....
いや、これでいいんだ。用は伝えた。早く去ろう
ぺんと
いぬたぬき
えんちょう。
あの後、2人といたらダメだって思って、後ろで何か言ってたけど、無視して走ってきてしまった
気がついたら小さい時、いつも3人で遊んでいた公園に来ていて、ブランコに腰かける
ぺんと
ぺんと
本音をいうならば、まだ一緒に居たかった
突き放すようなことも、別れも言いたくなかった
でも、こうするしかなかったんだ。今の俺は、きっと幽霊で、現世にいる幽霊は良くない霊って聞いた事がある
地縛霊や悪霊系なんだろうか。そんな俺は、2人といたらきっとダメだ
迷惑をかけたくない。でも、やっぱり......
ぺんと
ぺんと
ぺんと
ぺんと
話していくうちに、なんでか視界が歪んでいく。どうしようもなくなって、ブランコを漕ぐ
ぺんと
ゴラクバ!の、目標みたいなやつ。今までも、これからも、笑って過ごせるだなんて思っていた。そんなことは無かったんだ
だから、尚更
ぺんと
ぺんと
笑おうとしても出てくるのは嗚咽だけ。ブランコを漕ぐのもやめて、そのままブランコの上で丸くなって泣く
声を押し殺しても、漏れ出てくる。真実が、こんなにも辛い。受け止めたくない
でももう、受け止めるしかないんだ。きっと、成仏は出来ないから。悪霊になるかもしれない
2人とは一緒に居られない。俺の存在は、受け止められないから、俺の願いも叶えられない
ぺんと
ぺんと
ぺんと
ぺんと
そう、俺の願い
ゴラクバ!の3人で、また。
『くだらない事で笑い合うこと』
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コメント
4件
tentenさーん!最後のぺんてぃー描かさせていただきましたー!!よかったら見てってくださーい!!低クオですがー!!!🥺💖
いや、好きっ!! やっぱ泣かせるプロですよ…笑 いぬたとえんちょう。が謝るところで涙が混み上がってきました૮⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝ა