ここは花の職場。
オフィスでは花が機嫌良さそうに鼻歌を歌っている。
花
ふんふんふふーん♪
凜音
どうしたの?花。
随分ご機嫌だね。
随分ご機嫌だね。
花に話しかけたのは友達の凜音。
花
うん!今日ちょっと楽しみなことがあってね!
そう、楽しみなこととは、花はこの間であった人物と会う約束をしていることなのだ。
凜叶
へぇ…まあなんでもいいけど仕事には集中してよ?
凜音の姉であり花の友達の凜叶は花に釘を刺す。
花
うぐっ…わかってますよぉ…
凜音が目をきらりと輝かせて言う。
凜音
で?花さーん?
楽しみなこととはなんですかー?
楽しみなこととはなんですかー?
花
うっ…いや…その…
凜叶
程々にねー、私は仕事に戻るから。
凜音
吐けー!
花
うわー!
ひたすら質問責めされる花であった。
仕事終わり
花
う…うう……
花
酷い目にあった……
花は凜音に1から10まで根掘り葉掘り聞かれた。
そのおかげで花はすっかり疲れ切ってしまった。
花
(でも、今夜はあの人と会うんだ!)
花は張り切って準備した。
花
お先に失礼しまーす!
凜音
花ちゃん楽しんできてね〜!
花
うん!
先輩
何なにー?
先輩
彼氏かー?
先輩
明日聞かせろよー?
花
あ、あはは……
随分と仲のいい職場である。
??
あ、どうも。
男性が花に向かって手を振る。
花
どうも〜。
花は男性の向かいに座る。
??
先日ぶりですね。えっと…
男性は花の名前がわからずに戸惑う。
花
あ、そういえば名乗っていませんでしたよね。
花
霜宮花と申します。
??
花さんですね。
??
俺は雨闇るいとです。
るいとは名乗って手を花に差し出す。
花
よろしくお願いします!
花は手を握って握手する。
るいと
よろしくお願いします。
花
ところでるいとさんはお幾つなんですか?
花はるいとに恐る恐る問うた。
るいと
俺は23ですね。
ほんの少し考えてるいとは答える。
花
うそ!奇遇!私も23なんですよー!
花は嬉しそうに言った。
るいと
ほんとですか!奇遇ですね!
花
あ、同い年ならタメでいいんじゃないでしょうか?
花は少し気まずそうに尋ねた。
るいと
それもそうですね、それではタメにしましょう。
花
それじゃあ改めて、よろしくね!るいとさん!
花はとびきりの笑顔で言い…
るいと
……よろしく、花さん。
るいとは、少しぎこちない笑顔で言った。
あれから2時間。
2人はすっかり話し込んでいた。
花
あ、いけない、もう帰らなきゃ…
るいと
あ、俺も…
花
良かったら連絡先交換しない?
花が提案すると、るいとは少し気まずそうに言った。
るいと
あー…
ごめん、チャットメールでもいいかな?
chatapp持ってなくて…
ごめん、チャットメールでもいいかな?
chatapp持ってなくて…
花
……?
うん、わかった。
うん、わかった。
花は疑問に思った。
今時chatappは誰でも持ってる連絡ツールだからだ。
スマホを持っているのにchatappを持っていないのは、とても不自然だったから。
それでも花は、チャットメールで連絡先を交換した。
るいととやり取りをしたかったから──
ーあとがきー
先輩
どもー菜乃羽でーす
先輩
いやー、何ヶ月も書いてなかったからスランプ入りかけてる
先輩
ここからの展開は全く予想ついてないです
先輩
まあ頑張ります
先輩
乙のん






