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らっだぁ

らっだぁ

あの子は…?ボソッ

桜の木の下には、

俺と同い年くらいで、

黒髪の高身長さんで、

赤目と黒目のオッドアイで、

顔が傷まみれの男の子が、

たくさんの楽器入れ?に囲まれて、

楽譜らしきものを持って 桜の木の下で座り込んで歌っていた。

⁇⁇

〜〜〜♪

らっだぁ

やはり歌声の正体はこの子の様だ。

らっだぁ

………。

俺はとりあえず 隠れて様子を見ていた。

らっだぁ

……、

⁇⁇

〜〜〜〜〜♪

⁇⁇

『僕はね』♪

⁇⁇

『今でも
貴方達を信じているよ?』♪

⁇⁇

『生きても死んでも、』♪

⁇⁇

『どれだけ経っても、』♪

⁇⁇

『貴方達が何を
思おうと言おうと、』♪

⁇⁇

『大事で大切な貴方達を』♪

⁇⁇

『いつまでも』♪

⁇⁇

『愛しています…』♪

⁇⁇

〜〜〜〜〜♪

らっだぁ

!…

らっだぁ

綺麗…ボソッ

らっだぁ

すごく、綺麗…ボソッ

その子の歌声は無意識に 見惚れてしまうほどに、

綺麗な歌声と…

綺麗な…

歌ってる姿だった。

俺はその子を見て、

らっだぁ

…いいな、

とっても憧れた。

あんな素敵な子、

きっと友達もいて人気者なんだろな。

そう思った。

⁇⁇

〜〜〜♪

⁇⁇

『大丈夫』♪

⁇⁇

『1人の人なんて、』♪

⁇⁇

『どこにもいない』♪

⁇⁇

『勇気を出せば』♪

⁇⁇

『きっと上手くいく、』♪

⁇⁇

『上手くいかなくても』♪

⁇⁇

『それもいい経験だよ』♪

⁇⁇

『大丈夫』♪

⁇⁇

『君は1人じゃない』♪

らっだぁ

……、

らっだぁ

すごいなぁ…

そうしばらくずっと見惚れていた、

らっだぁ

あ、もう帰る時間だ…

らっだぁ

帰らないと…

見惚れている間に帰らないといけない時間になってしまった。

らっだぁ

帰ろ…

もっとあの子の歌を聴きたいと 思いつつ、

しばしば帰ることにした。

らっだぁ

スタスタッ
【静かに帰る】

⁇⁇

…?

⁇⁇

気のせいか…

らっだぁ

スタスタッ

らっだぁ

……、

らっだぁ

…ただいま、

らっだぁ

お父さん部屋かな…

らっだぁ

…まぁいいか、

らっだぁ

………、

帰って来て布団にダイブする、

そして少しの間ボーッとする、

らっだぁ

………、

らっだぁ

…綺麗だったな、

そしてまたあの子のことを思い出す。

らっだぁ

ゴソゴソッ

らっだぁ

『〜〜〜♪』
【音楽を聴く】

そして俺は音楽を聴いた、

実を言うと俺は、

動画で実況動画は見ても、

音楽は全く聞かなかった、

今まで興味がなかったから、

でも、

らっだぁ

『〜〜〜〜♪』

今日はあの子の歌声、姿、を 見て聴いて音楽を 聴きたくなったのだ。

らっだぁ

…音楽っていいんだな。

そして若干だが 音楽に興味を持ち始めた。

あの子の歌声、姿、は本当に 素敵なものだった。

音楽が好きになるくらいに、

元気が出るくらいに、

勇気が出るくらいに、

それに、

あの子の音楽を聴くと、

もっと生きたくなる。

らっだぁ

…また会いたいな、

そう思いながらそのまま眠りにつく。

君と俺は音楽で繋がる

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