〜マルスの誕生日〜 (9月13日)
──────もし。
君が、 隣に居てくれたなら______。
君と、 此処まで一緒に居られたなら______。
君が──────。
──────『生きていた』なら。
きっと。
『全て』______ 違って見えていたんだろうな。
〜空の中〜
青空に、一人の男の影があった。 ______マルスだ。
彼は、黒色の翼を広げて 空中を飛んでいた。
マルス(満来)
マルス(満来)
マルス(満来)
彼が独り言のように ボソッと呟くと、 彼の心の中から、声がした。
アストレア(祈)
彼の恋人、アストレアだった。
彼女の声は、彼にしか聞こえない。 周りから見ると、彼が一人で 話しているように見える光景だ。
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
静かな空間でも、 二人は気まずいとは思わなかった。
むしろ、 その空間は、小さな幸せ そのものであった。
______彼の恋人は 既に亡くなっている。
だが、彼の心の中に 彼女は居る。
それは 傍に居るようなもので 二人共、悪いとは思わなかった。
〜丘の上〜
マルスはゆっくりと 地上に降りると、翼がふわりと消えた。
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルスの心の中から光が現れ それが外に出てくると、 一人少女の姿として、 アストレアが現れた。
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレアは、マルスに そっと近付いて抱く。
マルス(満来)
マルスはそれに 返すように、抱き返す。
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレアは マルスの方を見て、笑顔で言う。
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
マルス(満来)
マルスは嬉しくて、 アストレアを先程より自分の方に 寄せるように抱く。
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
少し間をとって、 マルスはアストレアの顔に そっと自分の顔を近付けて……。
そっと、彼女の唇を奪った。
アストレア(祈)
アストレアは顔を赤くしながらも 彼の口付けに応えた。
暫く、 二人だけの空間が続いた。
そして、 そっと、口を離す。
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレアが自分の頬に手を当てて 顔を赤くしながらぶんぶんと 首を横に振ってるのを マルスは見ていて、 愛しいと思えた。
マルス(満来)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
アストレア(祈)
マルス(満来)
アストレア(祈)
マルス(満来)
二人の幸せな空間は きっと_____いつまでも。
『永遠の誓い』を 彼はこれからも。
『護り続ける』と 心から『誓った』──────。
〜マルスの誕生日〜 おわり
次回は、誰でしょうか?
お楽しみに♪
コメント
3件
初々しいですな……✨⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝✨ ℍ𝕒𝕡𝕡𝕪𝕓𝕚𝕣𝕥𝕙𝕕𝕒𝕪、満来くん。 君達2人……これからどうなるかは…… 分からないけどね でも、読者としてもこれからも君達2人の道程を見届けさせて頂きます。 応援しとるぞいꉂꉂ📣
Happybirthday!!!🎂 マルス!!!遅れてごめんねーーーーっ!!! この日はマルスの誕生日です。彼は愛する恋人を失ってしまいましたが、こうして、実際に会ってる形ではありませんが、まるで傍に居るような、そんな時間を愛しく思えてしまう恋人への深い愛を持つ子です。 これからも、恋人と共に、幸せに、平和に生きて。おめでとう。