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ジミン
ドクン...ドクン 自分の心臓が大きく音を立てる。 僕は今、クローゼットの中に隠れてる。
ジミン
ジョングク
よかった...。バレてない。 そして、クローゼットの中から出る。
ジョングク
ジミン
バンッ
壁に身体を押さえつけられる。
ジョングク
ボンッ
横腹を蹴られる。
ジョングク
ジミン
全ての人に優しくて、友人との付き合いは大切にしてくれて。 僕の、大好きで愛していたヒョンは、どこに行ってしまったのだろう。 今のヒョンなんて好きじゃない。 早く...早く、前のヒョンに戻って...!
1か月後
ボンッ
ジョングク
今日もまた、殴られたり蹴られたり。 ...こんな毎日、もう嫌だ。 もう限界だよ...ジミニヒョン...。
僕は、ケータイだけを持って家を飛び出した。 行く宛もないのに、ただひたすらに走り続けた。
泣きながら走り続けて着いたのは海。 1人でも来たし、ヒョンとも来た思い出の場所。 楽しかったころの出来事を思い出しているうちに、僕はまた泣いていた。
ジミン目線
くそっ、ジョングガどこ行ったんだ。
夜9時になっても帰って来ない。
夜11時
ベッドでジョングガを待っていたけど、眠くなって寝落ちしてしまった。
朝、目が覚めると知らないベッドの上にいた。 ...というか、別世界にいた。
ジミン
ジョングク
どうやらここは、グガの家みたいだ。
ピーンポーン
ジョングク
ジミン
テヒョン
ジミン
そうして、テヒョナと遊んで、帰って来た。
ジミン
バンッ
壁に押さえつけられる。
ジョングク
ジミン
ボンッ
横腹を蹴られる。
ジミン
ジョングク
ん?待って、これは...毎日、俺がグガにやってたこと...。 グガも、こんな気持ちだったの...?
...グガに謝りたい。 でも、さんざんグガを痛めつけてきた俺を、グガは許してくれる...?
...俺にはグガが必要なんだ。 よしっ、グガに謝るっ...!
そう考えているうちに、もとの世界へ戻った。
グガの居場所がわかんないから、メールで謝ろう!
グク目線
僕はそのまま、寝ずに歩き回っていた。
ピロン♪
なんだろ。 ...ジミニヒョンからか...。
グガ、ごめん。 ーーーーーーーー これからは、ちゃんと愛するから。お願い、戻って来て...!
メールには、別世界に行ったことなどが書かれていた。
ジョングク
今までの、感情のこもっていないメールに比べ、 今回のは、いかにも生々しかった。
ジョングク
そして僕は、家に戻った。
ガチャ
ジミン
ああ、元のヒョンだ。僕の、大好きで、愛してるヒョン。
ジョングク
ジミン
ジョングク
ジミン
答えはもちろん...
ジョングク
これからは、辛いことも、苦しいことも、一緒に乗り越えて行く。 僕らの未来は、きっと明るいから。
ー END ー
コメント
2件
ジミンちゃんの一人称が俺って…尊い♥️