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ジミン

グガ~!どこにいるの~っ?

ドクン...ドクン 自分の心臓が大きく音を立てる。 僕は今、クローゼットの中に隠れてる。

ジミン

此処にはいないかぁ~...

ジョングク

はっ...はっ...

よかった...。バレてない。 そして、クローゼットの中から出る。

ジョングク

うわあ!

ジミン

バレてないとでも思った?笑笑

バンッ

壁に身体を押さえつけられる。

ジョングク

いたっ...!

ボンッ

横腹を蹴られる。

ジョングク

ひょんっ!いたい、やめて!

ジミン

俺から離れないで...俺以外を見ないで。俺以外の人と話さないで...。

全ての人に優しくて、友人との付き合いは大切にしてくれて。 僕の、大好きで愛していたヒョンは、どこに行ってしまったのだろう。 今のヒョンなんて好きじゃない。 早く...早く、前のヒョンに戻って...!

1か月後

ボンッ

ジョングク

いっ...!

今日もまた、殴られたり蹴られたり。 ...こんな毎日、もう嫌だ。 もう限界だよ...ジミニヒョン...。

僕は、ケータイだけを持って家を飛び出した。 行く宛もないのに、ただひたすらに走り続けた。

泣きながら走り続けて着いたのは海。 1人でも来たし、ヒョンとも来た思い出の場所。 楽しかったころの出来事を思い出しているうちに、僕はまた泣いていた。

ジミン目線

くそっ、ジョングガどこ行ったんだ。

夜9時になっても帰って来ない。

    夜11時

ベッドでジョングガを待っていたけど、眠くなって寝落ちしてしまった。

朝、目が覚めると知らないベッドの上にいた。 ...というか、別世界にいた。

ジミン

え...何で...?

ジョングク

ん?あ、ヒョン。おはようございます。

どうやらここは、グガの家みたいだ。

ピーンポーン

ジョングク

あ、ヒョンちょっと出て。

ジミン

うん...。

テヒョン

あ!ジミナ、出かけよ!

ジミン

行く!

そうして、テヒョナと遊んで、帰って来た。

ジミン

ただいま~

バンッ

壁に押さえつけられる。

ジョングク

どこ行ってたの...。

ジミン

え?...ちょ、はなして!

ボンッ

横腹を蹴られる。

ジミン

痛いっ!何すんの、グガ!
こんなお前、好きじゃない!

ジョングク

どこ行ってたの!答えて!

ん?待って、これは...毎日、俺がグガにやってたこと...。 グガも、こんな気持ちだったの...?

...グガに謝りたい。 でも、さんざんグガを痛めつけてきた俺を、グガは許してくれる...?

...俺にはグガが必要なんだ。 よしっ、グガに謝るっ...!

そう考えているうちに、もとの世界へ戻った。

グガの居場所がわかんないから、メールで謝ろう!

グク目線

僕はそのまま、寝ずに歩き回っていた。

ピロン♪

なんだろ。 ...ジミニヒョンからか...。

グガ、ごめん。 ーーーーーーーー これからは、ちゃんと愛するから。お願い、戻って来て...!

メールには、別世界に行ったことなどが書かれていた。

ジョングク

...ヒョン、ほんと?僕、ヒョンを信じてもいいの?

今までの、感情のこもっていないメールに比べ、 今回のは、いかにも生々しかった。

ジョングク

...ジミニヒョン、貴方を信じます...。

そして僕は、家に戻った。

ガチャ

ジミン

ぐが...お帰り。ごめんね、今まで。
ほんとに、だいすきだからぁっ、ひとりにしないで...!

ああ、元のヒョンだ。僕の、大好きで、愛してるヒョン。

ジョングク

ひょん...なかないでよ...。

ジミン

お前だって、泣いてるじゃん。

ジョングク

うわあああん!ひょんッ、だいすきっ、グスッ

ジミン

ねぇ、グガ。もう一度、俺と付き合ってくれませんか...?

答えはもちろん...

ジョングク

はいっ!

これからは、辛いことも、苦しいことも、一緒に乗り越えて行く。 僕らの未来は、きっと明るいから。

ー END ー

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