遠くへ行こう
どこか遠くへ
声の出ない僕なんて必要ないのだから
東京から僕が来たのは
神奈川県の江ノ島だった
桃
不在着信
さとみくん
でも今の僕じゃ電話にすらでれない
僕はかかってくる電話を全て無視した
青
警察に見つからなそうな、砂浜の隅っこに座って、ただ海を眺めた
青
青
その間も僕は、電話に出なかった
春とはいえすごく寒い日だった
僕は身を縮こませながら眠った
桃
不在着信
青
青
そうして、3日たったある日
桃
何度も聞いたその声が聞こえた
青
青
桃
桃
青
桃
声がだんだんはっきりと聞こえてきた
青
口パクなのを察したのか
桃
僕の欲しかった言葉
青
桃
治ってるんだ
治ったんだ
青
さとみくんは僕を抱きしめた
桃
桃
その後僕はタクシーに乗せられた
さとみくんはそそくさと、
僕らの家の住所を言った
桃
タクシーに乗ってる間も、彼は手を握ってくれた
青
僕は俯きまた泣いた
桃
青
青
さとみくんはしばらく固まって、
桃
にこにこな笑顔で言った
そして、さとみくんは僕を誘導した
初めは、ソファ
青
桃
暖かいココアを持ってきて
服を着替えさせてくれた
青
青
そこから何故か、さとみくんは僕を癒しまくった
桃
青
桃
桃
青
桃
青
僕は暖かいベットの上で
大好きな彼に包まれながら寝た
桃
桃
青
桃
僕は何も言えず、静かに頷いた
紫
着いた瞬間、みんなが集まってきた
黄
黄
みんな涙目で僕を見ていて
僕は焦りながら、少し嬉しかった
橙
赤
青
桃
赤
黄
紫
紫
青
橙
赤
黄
手を引かれて、行けば
僕の好きなお菓子や飲み物が沢山あった
青
桃
それから、何時間もみんなと楽しんだ
りいぬくんは相変わらず泣いていて
みんな笑いあっていた
そんな日が1週間ほど続き
青
青
僕は勢いよく起き上がった
青
桃
青
青
青
桃
青
僕が驚いているとさとみくんは説明してくれた
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
桃
青
たくさん疑問があったが、もう既に無くなっていて
青
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
そして、2人で笑いあったとさ
コメント
1件
久しぶりです!!!!いつもと同じで最高でした!!!!忙しいと思いますけどこんな最高なのを書いてくれてありがとうございます!!!!