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【LINE】自分を彼氏と勘違いしてる職場の上司→結婚相手を知った時のリアクションが【スカッと】
第1話 - 【LINE】自分を彼氏と勘違いしてる職場の上司→結婚相手を知った時のリアクションが【スカッと】
2022年07月16日
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キリ
君は本当に仕事もできて
キリ
気配りもできる素晴らしい子だなー
キリ
まるで天使ちゃんだ
キリ
僕は誇らしいよ
キリ
もうそろそろお家に着くころかな？
キリ
今日はたくさん働いて疲れたと思うから
キリ
しっかり休むんだよー？
キリ
あと、お風呂にちゃんと入って
キリ
マッサージとかもするんだよー？
リツ
あ、課長すみません
リツ
lineに気づかず…
リツ
お疲れ様です
キリ
おー！
キリ
お疲れ様！
キリ
今日は大変だったねー遅くまで
キリ
歩いてる音がするから
キリ
そろそろおうちにつく頃かなー？
リツ
ちょっと今日は買い物がしたかったので
リツ
まだこれからスーパーに行くところです…
リツ
てか音って…？
キリ
なんだって！
キリ
もう23時だよ！
キリ
夜も遅いのに遊びまわっちゃってー
キリ
僕はねー
キリ
君をそんな子に育てた覚えはありません！
キリ
変な男にナンパでもされたらどうするの！
キリ
君は可愛いしスタイルもいいんだから
キリ
すぐ狙われちゃうよ！
リツ
いや
リツ
もう私も立派な大人ですし
リツ
課長に育てられた覚えもありませんが…
キリ
またまたー
キリ
なになにー？
キリ
反抗期なのかな？
キリ
それとも寂しくてかまってほしいから
キリ
そんな態度をとってるのかな？
キリ
キュートな子だねー
キリ
愛らしいよ
リツ
なんなんですか…
リツ
とりあえず
リツ
プライベートな時間に
リツ
あんまりlineして来ないでください
リツ
いくら上司とはいえ
リツ
これだけははっきりと言わせてもらいます
キリ
お
キリ
いいね！
キリ
意見がしっかり言えるなんて！
キリ
意志が強い女性は好きだよ！
キリ
そんな女性が僕の前だけで甘えてくれたりしたら最高だ！
キリ
もちろん君が一番だけどね！
リツ
はぁ…
リツ
何か用事があってご連絡いただいたのですか？
リツ
それならもう時間も遅いことだし
リツ
早めにご用件をお伺いして
リツ
もう帰って寝る準備をしたいのですが
キリ
いいねー
キリ
時間の管理もちゃんとできている
キリ
素晴らしい
キリ
君をここまで育ててきた身としてはね
キリ
とても誇らしいよ！
キリ
立派だ！
キリ
いいお嫁さんになるよきみは！
リツ
ご用件お伺いしてもいいですか？
リツ
誉めてもらうのは嬉しいですが
リツ
要件を早めに終わらせたいので
リツ
早く教えていただきたいです
キリ
おっとそうだね
キリ
実は今度やる新規事業についてなのだけどね
キリ
君をリーダーにしようと思ってるんだ
リツ
え！
リツ
今度のプロジェクトは社長が立ち上げたものですよね！
リツ
それのリーダーを任せてもらえるなんて！
リツ
ありがとうございます！
キリ
どうやら社長から直々にお声がかかったようでね
キリ
僕も話を聞いて君を後押ししておいたよ！
キリ
なんてったって僕のリツちゃんだからね！
リツ
ありがとうございます！
リツ
嬉しいです！
キリ
そうだろそうだろ
キリ
僕は聞いてるんだよー？
キリ
君が彼氏との関係を認めてもらうためにも
キリ
社長から評価されるのはとても大事だもんね！
リツ
え…
リツ
課長知ってたんですか？
リツ
私が彼氏との結婚を認めてもらうために
リツ
社長からの評価が何としても欲しいって…
キリ
もちろん！
キリ
君のことは何でも知ってるよ！
キリ
言っていたもんね
キリ
「社長に認められたい」
キリ
ってお母さんに！
リツ
社内でそんなこと話したかな…
リツ
とりあえずありがとうございます！
リツ
私、頑張ります！
キリ
そうだね！
キリ
僕との関係を進めるために頑張ってくれ！
リツ
課長との関係…？
リツ
とりあえず頑張ります！
～１週間後～
キリ
リツちゃん
キリ
久しぶりー
キリ
最近仕事の方はどうだい？
キリ
新しいことだらけで色々と大変だろ？
キリ
どこか食事にでも行こうか？それともスパで癒されるとかもありだな
キリ
君のことを癒してあげたいなー
リツ
あ、課長
リツ
おかげさまで楽しく働けてますよ！
リツ
ちょっと最近忙しいのでほとんど夜は家に直帰なのが少し辛いですが…
キリ
そうだよね
キリ
最近全然君の声を聞けてないから
キリ
僕も寂しいよ
リツ
え？
リツ
あ、あぁ…
リツ
働くフロアも階が変わっちゃいましたもんね
リツ
そりゃ声は聞けてないですもんね
キリ
んーそうだね！
キリ
それもあるね！
キリ
それにしても新しいプロジェクトチームはさ
キリ
若い男が多いから僕は心配だよー
リツ
心配？
リツ
仕事の出来具合って意味ですか？
リツ
それでいくと
リツ
みんな優秀なので
リツ
そこはご心配いただかなくても大丈夫だと思いますよ！
リツ
必ずこのチームでプロジェクトを成功させます！
リツ
なんてったって社長の案件ですから！
キリ
あぁ…
キリ
仕事は別にどうでもよくてね
リツ
え？
リツ
じゃあ何の話ですか？
キリ
皆が可愛い君のことを狙ってると思うんだよね
キリ
君はスーツを着てる姿が最高だからさ
キリ
仕事中も若い男たちが君のことを嘗め回すように見ていないか
キリ
そこがちょっと心配かな
キリ
僕の天使が変な男にちょっかいかけられてないか
キリ
そこが心配なんだよ
リツ
みんな仕事に熱中してるし
リツ
社内でそんなことをする人はいません！
リツ
それに天使ちゃん？
リツ
私はそんな風に課長に呼ばれる覚えはありませんので！
リツ
やめてください！
リツ
仕事を頑張ってる他のチームメンバーに失礼ですよ！
キリ
おぉ…
キリ
そこまで怒るなんて
キリ
もしかして図星かなー？
キリ
食事とかに行ったりしてるんじゃないかー？
キリ
それとももっと深い関係とか…？
リツ
いやだからしてませんって！
リツ
さっきもお伝えした通り
リツ
忙しくてほとんど家から会社を往復してるだけなんです！
リツ
本当は食事とかしに行きたいですけど！
リツ
本当にできないんです！
リツ
それに課長もこの前言ってたじゃないですか！
リツ
私彼氏いますので！
キリ
ごめんごめん笑
キリ
冗談冗談
キリ
わかってるよ
リツ
は？何が冗談なんですか？
キリ
君が忙しくて毎日家に着くなり
キリ
すぐ寝落ちしちゃってるのは
キリ
知ってるんだよ
キリ
ちゃんと聞いてるからね
リツ
は？聞いてる？
リツ
何の話ですか？
リツ
ちょっと怖いんですけど…
キリ
まぁまぁ
キリ
そんなことはいいじゃないか
キリ
ちょっと君をね
キリ
新しいプロジェクトにとられたみたいに感じていたから
キリ
嫉妬していただけなんだよ
リツ
はぁ…
キリ
なんてったって
キリ
僕のリツちゃんだからね！
リツ
前々から思ってたのですが
リツ
その僕のっていう表現
リツ
やめてもらってもいいですか？
リツ
私は別に長のものではないので
キリ
またまたー
キリ
恥ずかしがっちゃってー
キリ
本当は嬉しいくせにー
リツ
いや恥ずかしがるとかではなく
リツ
本当に気持ち悪いのでやめて欲しいです
リツ
お願いします
キリ
もー
キリ
そこまで恥ずかしがるなら
キリ
仕方ないからやめてあげようかー？
キリ
全く…
キリ
君は照れ屋さんなんだからー
リツ
照れてるとかではないのですが…
リツ
もう何でもいいです
リツ
お願いします
キリ
はいはい
キリ
まぁでもそこまで忙しくても
キリ
今度の土日は空いてるでしょ？
キリ
どこかお出かけでもしたくない？
キリ
君この前友達に言ってたもんね！
キリ
キャンプとかしに行きたいって！
リツ
え？
リツ
確かに言ってましたけど…
リツ
本当になんでそんなこと知ってるんですか…？
リツ
会社でその話したことないと思うのですが…
キリ
え？
キリ
そ、そうだっけ？
キリ
休憩中に聞いた気がしたんだけどなー
キリ
もしかして他の子かな？
キリ
あはは
リツ
そうですか…
リツ
ちょっとこの土日は予定があるので
リツ
すみません
リツ
会社のことは忘れて気分転換したいので
キリ
そ、そうか！
キリ
それなら仕方ないな！
キリ
たまには自分の時間も必要だもんな！
キリ
僕はその辺、ちゃんとわきまえてるから
キリ
大丈夫だよ！
キリ
安心して休んできな！
リツ
もう課長とチームも違うので
リツ
わきまえるも何もないと思うのですが…
キリ
またまた！
キリ
今度は埋め合わせをしてくれよ？
リツ
埋め合わせ…？
リツ
とりあえず明日も早いので寝ますね…？
リツ
おやすみなさい
～数週間後～
キリ
おい！
キリ
リツちゃん！
キリ
なんで早まって結婚するって言っちゃったの！
キリ
まだ早いって！
キリ
僕まだ完全には準備できてないんだから！
リツ
あ、課長お久しぶりです！
リツ
新規事業で最近関わりなくなったので
リツ
本当久しぶりですね
リツ
って、なんで結婚の話がそんなに広まってるんですか？
リツ
まだ信頼できる何人かぐらいにしか言ってないのに…
キリ
僕は君のことなら何でもわかるんだ！
キリ
だから結婚の話も耳に入ってくるんだよ！
キリ
それにしても僕に断りもなく結婚のことを人に言ってしまうなんて！
キリ
一体どういうつもりなんだい！
リツ
どういうつもりって…
リツ
別に結婚することが決まったから
リツ
徐々に周りの人に話していってるだけですけど…
リツ
てか、なんで事前に課長に言う必要があるんですか
キリ
なんでって…
キリ
君がそんな自分勝手な子だとは思わなかったよ！
キリ
結婚は二人でするものだろ⁉
キリ
僕はショックだよ…
キリ
裏切られた気分だ…
リツ
いや…
リツ
一体何の話をしてるんですか？
キリ
君と僕との関係は
キリ
まだ人前で言っちゃダメだろ！
キリ
僕はまだ形式上は結婚してるんだから！
キリ
早く結婚したい気持ちはわかるけど
キリ
ちゃんと大人なんだから手順を踏んでいかないと！
リツ
え？
リツ
私と課長の関係？
リツ
何の話ですか？
リツ
それに形式上って…
リツ
課長は普通に結婚されてますよね？
リツ
形式上ってなんのことです？
キリ
だから！
キリ
君と結婚するために離婚準備をしている話だろ？
キリ
こんなこといちいち言わないとわからないのかい？
キリ
僕のリツちゃんはもっと賢いと思ってたんだけどなー
リツ
は？
リツ
私、彼氏と結婚するので課長とは結婚しませんよ？
キリ
へ？
キリ
な、何いまさら照れてるんだい！
リツ
いや照れとかではなく…
リツ
え？いつそんな話になりました？
リツ
じゃあずっと課長は自分が私の彼氏だと勘違いしてたってことですか？
キリ
なんだ勘違いって！
キリ
君は既婚者だけどついつい私のことが好きになってしまって
キリ
それで配属先を僕の部署に指定してきただろ？
キリ
聞いたよ？君がどうしても僕の下で働きたいと言っていたって
キリ
だから僕は君の気持ちを受け入れて
キリ
僕の部署に入れてあげたんじゃないか
キリ
それを勘違いだなんて！
リツ
なんですかそれ…？
リツ
私が課長の部署に行きたかったのは
リツ
やりたい仕事がたまたま課長の部署だっただけで
リツ
別に課長自身に特別な気持ちなんてありません！
リツ
勘違いしないでください！
キリ
だってそのあとも
キリ
色々仕事のことを僕の所に聞きに来てただろ？
キリ
あれは仕事の間少しでも僕と一緒にいたくて
キリ
色々聞いていたんだろ？
キリ
それともあれか？俺のことをもてあそんだのか！
リツ
いや
リツ
それも課長が一番経験が長いから聞いていただけで
リツ
特別な感情何てありません！
キリ
そんな馬鹿な！
キリ
君に悩み事があったらすぐ察知できるように色々準備していたというのに
キリ
その気遣いもなかったことにするつもりか！
キリ
この浮気女！
リツ
なんですか準備って一体…
リツ
やたらと私のことを知っていたのはそれですか？
リツ
気持ち悪いのでもうしないでください！
リツ
何か知りませんけど！
リツ
それに浮気女だなんて！
リツ
勝手な妄想で勘違いしたのはそっちでしょ！
キリ
何て女だ…
キリ
最低の悪女だな君は
キリ
人のことを騙して家庭をめちゃくちゃにしやがって…
リツ
悪女って…
リツ
勝手に悪者にしないでください！
リツ
もういいですか！
リツ
とりあえず私はあなたとは結婚なんてしません！
リツ
高校の頃からの同級生と結婚しますので！
リツ
課長には全く関係ありません！
キリ
僕は君と結婚するために離婚手続きをしてるとこなんだぞ！
キリ
なんでこんな目に合わないといけないんだ！
キリ
騙しやがって！
キリ
後悔させてやる！
～二日後～
リツ
ちょっと！
リツ
～不在着信～
リツ
どういうことですか！
リツ
なんてことをしてくれたんですか！
キリ
お？
キリ
僕のリツちゃんじゃないか？
キリ
どうしたんだい？
キリ
僕のもとに帰ってくる気になったかい？
キリ
彼氏が頼りなくてがっかりしただろ？
キリ
その言いぶり…
リツ
やっぱり課長だったんですね…
リツ
私の彼氏を襲おうとしたの…
リツ
私と待ち合わせしていた所で急に襲われたって…
リツ
なんでこんなひどいことするんですか！
キリ
いやいや
キリ
一体何のことだい？
リツ
しらばっくれないでください！
リツ
うちの彼氏をバットで襲おうとしたの
リツ
あなたでしょ！
リツ
私が何も言ってないのに彼氏の話を出してきたのがその証拠でしょ！
キリ
全く何のことを言ってるのかわからないな…
リツ
もう全部わかってるんですよ
リツ
どうやって今まで私の情報を集めていたのか
キリ
は？
キリ
一体何の話なのか…
リツ
突き止めたんです
リツ
盗聴器のこと
キリ
へ？
キリ
な、なんのことだか…
リツ
私の携帯のケースの中に仕込んだんですよね？
リツ
おそらく仕事中に少し席を離れたときにやったのだと思いますが
リツ
気持ち悪い…
キリ
濡れ衣はやめてくれよ
キリ
僕はそんことはしてない
リツ
そうですか…
リツ
あと、あなたが襲おうとした相手
リツ
誰かわかってるんですか？
キリ
僕からリツちゃんを奪おうとしたやつのことなんて知るもんか！
キリ
まぁ、まず襲ってなんてないんだけどね！
リツ
私の彼氏
リツ
うちの会社の社長の息子ですよ？
キリ
へ？
リツ
なので次期社長ですね
リツ
来月からこの会社に入ってくるので
リツ
この前全員に挨拶にきてましたよね？
リツ
覚えてないんですか？
キリ
た、確かにそんな話もあったか…
キリ
興味がなくて全然聞いてなかったな…
リツ
なのでちゃんと覚えていたらしいですよ？
リツ
課長の顔も
キリ
な…
キリ
そんな…
リツ
なので証拠はばっちり押さえています
リツ
言い逃れはできませんよ？
キリ
き、君の彼氏が覚えているからって
キリ
それだけで捕まえられるわけないだろ…
キリ
馬鹿な女だな！
リツ
確かにそれだけでは無理ですね
キリ
ほら見たことか！
キリ
全く！
キリ
ちょっとかわいいからって図に乗りやがって！
キリ
俺のことをだましたことを後悔するんだな！
リツ
ただ、他に証拠があるんですよ
キリ
な、なんだよそれ…
リツ
さっき話していた盗聴器ですよ
キリ
な、なんのことだよ！
キリ
何か指紋でもついていたのか！
キリ
どうなんだ！
リツ
いえ、指紋はついてませんでした
キリ
ほらまた見たことか！
キリ
調子に乗るなよバカ女！
リツ
ただ警察が逆探知して
リツ
受信機の場所は把握してますよ？
キリ
へ？
リツ
発信機って逆にたどっていけば受信機の場所がわかるんですよ？
リツ
知らなかったんですか？
キリ
そ、そんな馬関な…
キリ
こ、こんな悠長に君とやり取りしてる場合じゃない！
リツ
もう遅いと思いますよ？
キリ
な、なにを！
キリ
て、え？
キリ
なんかサイレンの音が急にしだしたぞ？
キリ
なんだこれ！
キリ
なにかしたのか！
リツ
あ、もう到着したんですね
リツ
実は今日彼氏が襲われるという実害もあったので警察に相談しまして
リツ
すぐに対応してくれて
リツ
課長の家をつきとめたらしいですよ？
リツ
スピーディーですよね？
キリ
そ、そんな…
キリ
こんなことになるなんて…
キリ
た、頼む…
キリ
許してくれ…
キリ
あれだけ君に仕事を教えてあげたり
キリ
優しくしてあげたじゃないか…
リツ
それとこれは全く関係がありません！
キリ
そんな…
リツ
私の大切な彼氏を襲った罰です！
リツ
しっかりと反省してください！
～後日談～
リツ
その後、課長は警察の事情徴収を受けて
リツ
自分が今までやってきたことを自白したらしいです
リツ
うちの社長は大事な息子を襲われたことに激怒して
リツ
もちろん会社からはクビ、裁判も起こして勝訴
リツ
私は彼と無事先月結婚しました
リツ
仕事でも課長のポストが空いたので昇進
リツ
次期社長の彼と一緒に会社を大きくしてっくつもりです
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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