世界の片隅で手をかざせば

人差し指から小さな火を出した

遺跡の主とか聞いてねぇ… 普通に遺跡で宝箱とか 見つけたいノリだったんですケド…

恐ろしい程大きな体を持つ 緑色の棍棒を持った謎の生物 きっと、ゴブリンだろう

俺たちを見据えると その鋭い目つきが赤く光る

剣を握りしめ右サイドを駆け抜ける そのままゴブリンの左腕に斬撃を 食らわせる

ゴブリンの咆哮だ 激しく暴れるゴブリンに もう一度斬撃を─

しまった、ゴブリンからの攻撃を 受けてしまった

ゴブリンの右腕からの激しい 打撃だ

ゲームなんかと比べ物にならない 物凄く痛い

次またあの攻撃を食らうとすれば 俺は…怖い

俺には…生きる理由があるんだったな

俺はゴブリンの腕に飛び乗り そのまま頭まで駆け抜ける

そしてゴブリンの首に斬撃を食らわす

物凄く硬い でもこのまま首を斬って 終わりにしたい

だから

斬られろよ！！

こんなところで

死ねないんだ！！

俺は今までで最大級の力を使い 首を斬った─

魔物が灰になって消えていく これでこの遺跡は攻略完了だ

遺跡攻略者が現れたってよ！

まじかよ！どこだ？そいつら！

ゥォー！！

主の部屋にあった宝箱から 出したディア･ソード

ガチモンだべ！！ 本でしか見た事ねす…

最高の仲間だ