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雪稀（ゆき）
…
雪稀（ゆき）
ふぅ…
雪稀（ゆき）
凡華家凸ります
冬星（ふゆき）
マジで言ってんの姉さん!?!?
雪稀（ゆき）
凸る
雪稀（ゆき）
これ以上迷惑かける訳には行かないし
守若冬史郎
なら、俺も行くぞぉ
新城杏太郎
俺も
冬星（ふゆき）
俺もいく!
久我虎徹
俺も行くぞ
犬飼鷹四郎
俺もだ
一条康明
俺も行く
仙石薫
じゃぁ俺も行く
伊武隼人
じゃぁ俺も行くねぇ
井上月麦
んじゃ俺も行きまーす
来栖三成
俺も行く
犬亥鳳太郎
俺も行く
高砂明夫
私も行くわ
雪稀（ゆき）
分かりました
雪稀（ゆき）
では、ついてきてください
雪稀（ゆき）
ﾄｺﾄｺ
凡華一族
侵入者!!
凡華一族
って…雷華…、？
雪稀（ゆき）
…貴様らを潰す
雪稀（ゆき）
全員戦闘態勢
一条康明
やるかぁ
雪稀（ゆき）
俺の父親と母親連れてこい!!
凡華一族
ち、ちょっと待ってくれ!!
凡華一族
すぐ連れてくるから殺さないで!!
冬星（ふゆき）
早くしろ
冬星（ふゆき）
姉さんの命令だ
凡華一族
なんだ、雷華
凡華一族
な、なんで生きてるのよ…!
雪稀（ゆき）
……即刻斬首する
雪稀（ゆき）
ｻﾞｼｭｻﾞｼｭｯ
凡華一族
ｱｶﾞｯ
凡華一族
ｸﾞﾊｯ
凡華一族
あ、あぁ、なんてこと、…
凡華一族
雷華!あなた何をしているの!!
雪稀（ゆき）
…ハハハハハハハ!!
雪稀（ゆき）
これで、これでいいんだ…!
雪稀（ゆき）
これで…鬼束家ももう終わりだな!
雪稀（ゆき）
鬼束家は凡華家のおかげで薬をぶちまけられていたが、
雪稀（ゆき）
これで、薬をするやつも少しは減るだろうな
凡華一族
俺たちはこれからどうやって生きていけば…
久我虎徹
殺し屋すればいいじゃねぇか
犬飼鷹四郎
元々殺し屋としてやってんだろ？
一条康明
ならそれ続ければいいじゃねぇか
守若冬史郎
この勝負に勝ったらだけどねぇ!
雪稀（ゆき）
…ザｯコ…
仙石薫
弱かったな
新城杏太郎
よくこれで殺し屋できてたって話
伊武隼人
弱すぎる…羨ましくないねぇ
雷華（あだ名）
…
雪稀（ゆき）
え…私？
井上月麦
えぇ！？
雷華（あだ名）
お前は、俺の記憶を持った、
雷華（あだ名）
別の人間だ
雪稀（ゆき）
は？
冬星（ふゆき）
え？
冬星（ふゆき）
どうゆうことだ!!
雷華（あだ名）
お前は凡華家１危険人物の
雷華（あだ名）
凡華 彪乃（ﾅﾐｶ ｱﾔﾉ）だ
雷華（あだ名）
お前は弱冠5歳にして覚醒し、強すぎたあまり、倒すのに苦労したらしい
雷華（あだ名）
だからお前は超がつくほどの戦闘狂で超がつく危険人物だ
雪稀（ゆき）
は？
冬星（ふゆき）
姉さんがそんなわけ!!
雷華（あだ名）
ホントのことだよ
雷華（あだ名）
俺が本物の雷華
来栖三成
なんか…もうよく分かりませんね
犬亥鳳太郎
あ、あぁ…
雷華（あだ名）
お前は5歳にして何十人もの凡華家の者を殺している
雪稀（ゆき）
…そう
雪稀（ゆき）
でも、私は雪稀だ
雪稀（ゆき）
覚醒したって制御できる
雪稀（ゆき）
私はもう、戦闘狂じゃない
雷華（あだ名）
ほんとかな
雷華（あだ名）
でも別にどうでもいい
雷華（あだ名）
俺はもうすぐ死ぬ
雷華（あだ名）
お前の過去を話す暇は無い
雷華（あだ名）
俺は、寿命が短いんだ
雷華（あだ名）
でも、20歳まで生きられたことを嬉しく思うよ
雪稀（ゆき）
お前その見た目で20歳なのかよ
雷華（あだ名）
うるさい
雷華（あだ名）
そういう病気なんだ
雷華（あだ名）
じゃぁな
雷華（あだ名）
俺だって死に場所は選びたい
雪稀（ゆき）
うん
冬星（ふゆき）
姉さん、帰ろ
雪稀（ゆき）
あぁ
雪稀（ゆき）
みんな付き合わせてしまって申し訳ないです
守若冬史郎
別にいいじょ〜
新城杏太郎
雪稀、帰ろ
雪稀（ゆき）
はい
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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