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餘津
悠斗君、作戦って？
悠斗
ゆうを…あいつの弟を目覚めさせるんだ
ラト
そんなことできるの〜？
ラト
できるならふわふわだけど〜
ふわふわ
フワフワダケドー！
悠斗
もちろん今は具体的な方法はない。
悠斗
でも…
悠斗
お前らと一緒ならできる気がする。
悠斗
だからどうか、俺に付き合って欲しい
悠斗は深く腰を曲げた。
菜乃羽
確かに、弟を目覚めさせちゃえば悠穂が世界征服をする意味が無くなる。
菜乃羽
いい考えだと思う。
菜乃羽
俺は協力するよ。
菜乃羽
それが最善の方法なら。
柳
リーダーがそういうなら、俺らも行かない訳にはいかないな。
悠斗
ありがとう。
ユウ
私達も同じだよ。
ユウ
元々世界が支配されるのを止めるために協力してる。
ユウ
ここで協力しないなんておかしいよ。
らる
そうだね〜…めんどくさいけどー…
悠斗
みんな…ほんとにありがとう
再び悠斗は深く腰を曲げた。
香羅
ここは…
悠斗
ゆうの家だ。
悠斗
あの時から引っ越してるから悠穂はこの家を知らないけどな
茂名
作戦はあるのか？
悠斗
一応考えたのは、俺とあと2人くらいがゆうに会いに来たと言って入る。
悠斗
そして1人くらいゆうの部屋のクローゼットに隠れる。
悠斗
そしたら俺と1人で、そいつは帰ったと言っておく。
悠斗
あとは、その時説明する。
雅
ざっくりじゃな……
悠斗
とりあえず誰が行く？
香羅
帰ったって言うのはリスクがあるから、私だったら人格を呼び出せるし、私が行こうか？
悠斗
頼めるか？
香羅
うん
香羅
で、残ってもらうのは塩と病でどうかな。
塩
は？めんど…
病
うぇ！？
病
ぼ、僕…？
香羅
うん。
香羅
病は薬とか作れるかもしれないし、塩は血液から何か分かるかもしれないし。
ラト
それならふわふわも連れてって〜
ラト
連絡が必要だと思うし〜
塩
こいつうるさいから不安なんだが
ふわふわ
黙ルコトモデキルー！
彩梨
それなら私も行こうか
彩梨
2人の能力だけじゃ不可能なこともある。
彩梨
私がいれば不可能を可能に変えることができるから。
餘津
かっけぇ()
悠斗
それじゃあ行こう
ピンポーン
母親
はーい
母親
あら、悠斗君と…
香羅
初めまして！
香羅
悠斗君の彼女の香羅と申します！
悠斗
ゆうのことを話したら会ってみたいって言ってたので連れてきたんです。
悠斗
まずかったですか？
母親
いいのよ！
母親
悠斗君にも彼女が出来たのね〜！
悠斗
（複雑っつうか恥ずいな）
香羅
（騙してる感じでなんか悪い気分…）
母親
ここがゆうの部屋よ
母親
ゆう〜
母親
悠斗君とその彼女さんがいらしたわよ〜
母親
それじゃ、私は飲み物でも取ってくるわね。
悠斗
お構いなく
香羅
…作戦、始める？
悠斗
いや、飲み物を置いて出てったらにしよう
悠斗
ゆう、必ずお前を目覚めさせてやるからな
ゆう
ゆう
ーあとがきー
母親
タップ数少なかったけどキリいいから終わらせちゃった
母親
どうも澪彩です
母親
ついに開始されそうになったゆう救出作戦。
作戦を上手く実行することは出来るのか。
ゆうを目覚めさせることは出来るのか──
作戦を上手く実行することは出来るのか。
ゆうを目覚めさせることは出来るのか──
母親
それでは、乙れい
彩梨
（そういやこっちあったやん…）
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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