先生
先生
石田ユミ
先生
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
「あれ、わからないとか」
「簡単だったよね?」
クスクスッ
クラスから漏れる笑い声
だけど、そんなの
もう慣れた
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
それは私が一番、思ってる
先生
先生
石田ユミ
先生
鈴木ナオコ
先生
先生
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
まさかの名前に
クラス中が困惑する
なのに本人は ケロッとしている
鈴木ナオコ
先生
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
先生
先生
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
先生
ナオコのひと言で 教室は笑いに包まれた
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
そして、補習の日
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
鈴木ナオコ
特に悩む様子もなく
ナオコはさらさらと 式を解いた
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
私はナオコを見つめる
視線が合うとナオコは
ふいと目をそらした
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
鈴木ナオコ
石田ユミ
ちょっとガッカリした
だって、そんなの
いつでも出来る事なのに
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
口ではそう言いながら
本当は期待していた
『皆にからかわれるユミを守りたかったの!』
そんな 青春ドラマみたいな台詞
鈴木ナオコ
石田ユミ
意識を現実に戻すと
ナオコが目の前に 立っていた
石田ユミ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
鈴木ナオコ
石田ユミ
ナオコの声は震えていて
夕日よりも赤い耳と頬が
友達の「好き」とは違うと 物語っている
石田ユミ
「ダメ」とか
「ムリ」とか
そんなの
絶対、言えないじゃん
鈴木ナオコ
オレンジ色に輝く 雫を浮かべ
ナオコが私に問いかける
石田ユミ
石田ユミ
石田ユミ
コメント
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同性同士の『好き』って異性同士の『好き』とは 違いますもんね😊💕