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千ト

優ちゃん!危ない!

…!

ガッッ!!

〜数時間前〜

右手

では、問題はどうやってあの依頼人に優さんを接触させるかですが…

左手

…ちょっとナイフ向けて脅せばそれで終わりじゃね?

右手

…やめてください

千ト

そ、そうだよ!

千ト

暴力はダメだよ!

…私も、暴力は…

千ト

ほら!優ちゃんもこう言ってる!

左手

えぇ~

喧嘩、嫌いなんだ…

右手

おや、そうなんですか

千ト

「そうなんですか。」じゃなくて、それが普通なの!

左手

でもよ、おまえ、ヴィオレッタで育ったんだろ?

左手

そう考えたらちょい変わってるって思うくね?

人が死ぬことがあることは、あまり好きじゃないんだ

右手

そうですか。それは失礼しました。

千ト

じゃあ、こうしよう。

千ト

〜〜〜〜、〜〜ー。

左手

〜〜、〜〜。

 

 

〜現在〜

ガッッ!

左手

…喧嘩、嫌いなんじゃなかったのか?

「苦手」と言った覚えはないけど

千ト

ポカン…⊙⁠.⁠☉

右手

おやおや

優を襲った襲撃者は、優の人蹴りにより完全にのびていた

襲撃者

うぉらぁぁ!!

左手

おっと…ガシッ

襲撃者

うわっ

左手

ドン!!!

襲撃者

がっ…

右手

きりがありませんね

右手

千ト、ぽかんとしていないで安全なところに

千ト

う、うん

手、貸す

右手

助かります。

依頼人

…何なんだ…!

右手

おや、貴方は知っていて我々に依頼したのではないのですか?

右手

ネスト序列50位、「ナイトアウル」に

依頼人

…クソ…!!!

依頼人

ダッ!(逃げようとする)

…おい

依頼人

ひっ…

まさか逃げる…とか言わないよね…?

あんたには聞きたいことがたくさんあるの

どっか行くのはそれからにしてくれないかな…?

依頼人

優…!
頼む許してくれ…!

依頼人

君たちも…!

依頼人

金ならいくらでもやる!

依頼人

だから…

黙れ

千ト

(こ、怖ぁぁ~)

右手

我々が本当に金だけで動いているとでも?

右手

だからわたしたちに依頼したのですか?

依頼人

そ…それは…!

依頼人

…クソ!

依頼人

ダッ!!(逃)

左手

あ、逃げた

千ト

…優ちゃん?

千ト

…っ!

その時の優ちゃんの目は、今にも人を殺せそうなほど鋭く、あの依頼人が逃げた方を睨んでいた…

ナイア事務所 8:00p.m.

千ト

はぁぁぁぁ…

千ト

つ、疲れたぁ

右手

優さん、先にお風呂、入りますか?

あ…うん

バタン(ドアが閉まる)

左手

右手

逃げられてしまいましたね

右手

あの依頼人には

左手

住所特定、できなくはないけどどうする?

千ト

ぇえ…左手君、まさか押し込み強t…

左手

右手

それっぽいこと考えていた反応ですね

千ト

暴力はダメだよ!

左手

ちぇ

左手

っつーか、女はわかんねぇな

左手

穏やかそーに見えて、あんな目ぇするんだもんよ

千ト

そう考えたら、そうだよね

千ト

ここに来たときは、何も話せなかったのに

千ト

今はもうタメ口で馴染めてるし

右手

喧嘩は嫌い…と言っている割にはかなりの手練れでした

千ト

場の適応能力は凄いのかもね〜

ガチャ(ドアが開く)

…何話してたの…?

右手

いえ、少し仕事の話を。

左手

次風呂、千ト入るか?

千ト

あ、うん

バタン(ドアが閉まる)

右手

…優さん、

…何?

右手

明日、私たちは依頼が入っているのですが、優さんはどうしますか?

左手

ついてくるか?

…いいの?

右手

かまいませんよ

じゃあ、そうする

左手

おーけぇ〜

左手

じゃあきまりな

私もう寝るね

右手

おや、もうですか?

うん

ちょっと疲れちゃった

右手

そうですか

右手

おやすみなさい

うん。おやすみ

…ねぇ

右手

私、ここにいていいの?

右手

えぇ

右手

急にどうしたんですか?

…いや…

なんとなく。

おやすみ。

左手

おやすみ〜

パタン…(ドアが閉まる)

…はぁ…

そっか…

ここに来たときから、なんだか少しあたたかい感じがしてた

私、ここにいてもいいんだ…

ポロポロ…

(勾玉のネックレスを握る)

お母さん、お兄ちゃん…

小さい頃から組織に入って、

けどどこにも居場所はなくて

帰る家も

待ってくれる人もいなくて

私は8年ぶりに

何かを取り戻した感じがした…

あたたかくて、優しくて、

あんなに、この世界を憎んで生きてきたのに

今は、そんな憎しみも何も無い…

こんな場所があるんだなぁ…

もう少し、「生きて」みようかな

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