俺は昔 親友を亡くした
その日は暑いから 蒼と一緒に 近くの海に遊びに行った時だった
百々
蒼~!
蒼
ん~?笑
百々
くらえ!
バシャッ!
蒼
うわっ、?!
百々
めっちゃかかってやんの笑
蒼
…やったなぁぁ!!笑
百々
はっ、?!
蒼
おらっ!!
百々
ちょっ、ちょッ!
ちょちょっ、!!笑
ちょちょっ、!!笑
こんなふうに楽しく過ごしていたのに なんで
百々
蒼!!
蒼
…………
蒼
じゃ…ぁ、ね、笑
百々
蒼!!
一人いたぞー!!
引き上げろ!!
百々
待って゛!!
蒼
…………
その後、俺だけ引き上げられた
蒼の遺体は 未だに見つかっていない
俺はそれを悔いたまま 大人になった
今でもあの海に行く日がある
蒼の
命日だ
百々
ここも変わんねぇな、笑
百々
( …って、あれは
人影…? )
人影…? )
百々
( 蒼の一件があって
誰も寄り付かなくなった
はずなのに )
誰も寄り付かなくなった
はずなのに )
百々
…子供か、?
百々
おい、
青
っ、?
( ポロポロ、
( ポロポロ、
百々
え、ッ…
( ポロッ、
( ポロッ、
ソイツは蒼に とても似ていた
まるで蒼のドッペルゲンガーを 見ている気分だ
青
…お兄さん…?
どうしたの…?
どうしたの…?
百々
えっ…と…君こそ
どうして…っ、笑
どうして…っ、笑
青
捨てられた…っ、
青
それだけ…笑
嘘を隠す顔も 蒼そっくりじゃねぇか、笑
百々
…行くあては、?笑
青
………っ、
百々
…じゃあ、
俺んとこ来い
俺んとこ来い
青
……ぇ、?
青
いいの…?
百々
いいぜ、笑
百々
それにお前は…
百々
俺の親友に
そっくりなんだ、笑
そっくりなんだ、笑
青
…なにそれ、笑
百々
( ほんとは、
それだけじゃない )
それだけじゃない )
百々
( きっとお前なら…
母さんと、 )
母さんと、 )
俺は大親友の命日に 大親友に似ている奴を拾った
それが " 始まり " だった
最近投稿してなくてごめんなさい
精神的な面と書く時間とかの理由で しばらく投稿頻度落ちます
本当にごめんなさい
おやすみ







