テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第十七話 たった一人で戦い続ける者達9
静かに記憶の譲渡が終わって
きりやんはゆっくりと目を開いた
何度かまたたきを繰り返して
目の前で不安そうな顔をしている Broooockを視界に入れると
きりやんは微笑んだ
きりやん
Broooock
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
きりやんはこぶしを作ると
こつんとBroooockの頭を叩く
Broooockは笑いながらそれを受け入れた
記憶の譲渡がうまくいったらしい きりやんは
現状の把握と問題の考察を始めた
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
じとりときりやんに睨まれても
スマイルは優雅に紅茶を啜った
スマイル
きりやん
スマイル
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
きんとき
きんとき
きんとき
シャークん
シャークん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きりやんはじっくりと 取り戻した己の記憶を探る
きりやん
スマイル
スマイルは小さく首をかしげた
きりやん
きりやん
つまり――
きりやんは罪の内容を知り得る事が できなかった
何も知らないスマイルに 文句を言ったところで仕方がない
きりやん
Broooock
きりやん
Broooock
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
納得したスマイルに
シャークんときんときもホッと息をつく
つまりもう神の審判が発動して
誰かが死ぬような事は 起きないと言うことだ
Broooock
Broooock
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
シャークん
ガタッ――
シャークんが立ち上がって遮った
Broooockはきょとんとして シャークんを見た
Broooock
シャークん
シャークん
Broooock
シャークん
シャークん
シャークんはへらって笑った
訳もわからずBroooockの話を遮った
シャークん自身も困惑していて
Broooockも首を傾げる
しかしその二人の様子を見ていた
きりやんだけは違ったらしい
きりやん
きりやん
きりやん
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooock
Broooockは頭を抱える
一方シャークんを始めとしたきんときと
スマイルはもっと訳がわからなかった
きんとき
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
Broooock
Broooock
Broooockは立ち上がると シャークんに手を重ねた
間違わないようにBroooockは
慎重に記憶の受け渡しを行う
シャークんに記憶を戻し
その目をじっと見つめる
シャークんは目を開けると
Broooockを見てにっと笑った
シャークん
Broooock
シャークん
シャークんはBroooockの背中を ばしっと軽く叩くと
きんときの方を親指で差した
Broooockはそれに従って きんときに手を伸ばす
先程までその工程を見ていたきんときは
ようやくかと思いながらその手を取った
その感覚は不思議だった
Broooockから手を通して
何かがきんときの中に入り込んでくる
思い出して――
小さく声が聞こえた気がした
きんとき
きんときはあの――
懐かしくて輝かしい過去を思い出した
記憶を噛みしめながら ゆっくりと目を開けると
Broooockがきんときを見つめていた
きんとき
きんとき
きんとき
Broooock
Broooock
きんとき
きんとき
腰を折って俯くBroooockの頭を
きんときはぽんぽんと撫でてやった
しかしいつまでも Broooockが顔を上げないので
きんときはBroooockの頭を ばしっと叩いた
Broooock
きんとき
きんとき
促されてBroooockがスマイルの方を見ると
スマイルは椅子に座ったまま Broooockに手を差し出した
スマイル
Broooock
――きっと誰もが Broooockに封印された記憶を求めていた
だが 一番その記憶を求めていたのは――
Broooock
Broooockはスマイルの手を取ると
彼の記憶を戻した