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ぬいぬい
5.幼馴染 私はまっすぐ家に帰った…わけでなく家を斜めに突っ切って行った。 今の私の頭は悶々としていた。 蒼琉が推しの声優だという嬉しさがありつついざ推しの声優だと言われると現実味がない。 この気持ちはなんだろう… とりあえず蒼琉に会って話がしたい。 私は吉葉と表札が掲げられたインターホンを押す。 数秒すると帽子にマスク…ではなく銀髪に染めた髪をした人物が顔を出した。 私と同級生…そして蒼琉の弟・裕輔だった。
吉葉裕輔
どうやら部活があったらしい。 紺と白の上下ジャージ姿で出てきた裕輔は後ろ髪をかきながら出てきた。
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
うんうんと裕輔は頷いているが内心では理解してないんだろうな、きっと。うん。
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
ジト目が効いたらしい。 裕輔は俊と肩を窄めたが植物に太陽の光が当たったかのようにすぐ元の形に戻った。
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
確かにそうだ。 いつもの私ならもっと喜んでた。 けど…
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
裕輔はくるりと背を向けて歩いていく。 背中に私とは違う高校名が入っているのを見てこの家にお邪魔させてもらったのが2年前であることを思い出す。 裕輔は扉を開けて待っており私が中に入るのを促した。 中は2年前とそこまで変わっていなかったけれど中学の頃よりも足が大きくなったのかどことなく玄関が狭まったかのように思えた。 リビングに通されるとくつろいでいいと言われたものの色々と申し訳なくてソファ下の床に座る。 その間裕輔はコップに水を入れ持ってきてくれた。
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
裕輔は目線を合わせた方がいいと思ったのか隣に座る。
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
月乃星凛
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
月乃星凛
吉葉裕輔
そこからは予想以上に会話が進んだものの蒼琉は仕事が長引くというわけでこの日は会えなかった。
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
月乃星凛
吉葉裕輔
星凛が自分の家へと向かう後ろ姿を見て俺はあの時の兄ちゃんとの会話を思い出した。
6.幼馴染の回想(吉葉裕輔視点)
俺はとある通知を見て指を止める。 いつもなら通知うぜーと削除するところだったが何故かこの通知が目に止まった。
11日(土)天気:晴れ
11:43
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吉葉裕輔
吉葉裕輔
形とは長い文章やカタカナを覚えるのが苦手な俺にとって少しでも覚えやすくするための方法の一つだ。 例えば漢字で表すなら中心の中を◇と覚えるようなことだ。 というのは参考にならないだろうけど… その後やはり気になった俺は文字をコピペし検索をかけてみた。 すると見覚えのある漫画の表紙が飛び出してくる。
吉葉裕輔
そうだ。 星凛がこの漫画を持っていた。 あれは中2の話だったか。
吉葉裕輔
思わず声なんて出していたのに気づかず俺は昔のことを思い出していた。
吉葉蒼琉
吉葉裕輔
俺は言うか言わないか迷ったが前者を選ぶことにした。
吉葉蒼琉
吉葉蒼琉
吉葉裕輔
吉葉蒼琉
吉葉蒼琉
吉葉裕輔
吉葉蒼琉
そして兄貴はそのままシャワーを浴びに行った。 俺はあの時の言葉を思い出す。
吉葉裕輔(中学時代)
月乃星凛(中学時代)
月乃星凛(中学時代)
そう言って星凛が指差した部分は <才能がなくてもいい。 それでも人を思えるその優しさは、誰にも奪えないーーあなたの誇りだ> 確かこんなだったはずだ。 最初はこれのどこに共感してるんだかと小馬鹿にしていた。 けれど後々よく考えた。 星凛は"共感"したと言っていた――
どこが?
"才能がなくてもいい――"
ぴったりピースがハマった気がした。 星凛はアメリアと同じ境遇を辿っているんじゃないかって。 星凛は顔がそれなりに整っていてそして人を思う優しいところがある。 ただアメリアの姉妹には才能がある。 そして星凛の下には4つ年下の弟・直哉くんがいる。 年が離れすぎているせいであまり遊んだりしたことはないものの一度小学校の前を通った時に生徒会活動として挨拶運動をしていたことを思い出す。 憶測だが勉学の才能があるとしたら… 比較されている人生…か 兄ちゃんがシャワーを浴びて戻ってくると俺はつい聞いてしまった。
吉葉裕輔
吉葉蒼琉
吉葉裕輔
俺の口からつい間抜けな声が出た。 兄ちゃんは俺が口を開けて間抜けな顔をしているのも見れるだろう。 なぁ、星凛。 俺以上に星凛を思ってくれる人がいるんだ。 それは俺の兄でお前の推しの声優。
吉葉蒼琉――