楓弥
……
楓弥
逃げちゃった
楓弥
そんなふうに思われてたんだ。
楓弥
っ……
涙がふみやの頬を伝う
楓弥
今日はもう帰ろう
史記
ふみやおそくない?
愁斗
確かに。
マネージャー
ふみやなら帰りましたよ。体調不良だとか。
史記
そうなんですか。。
史記
今日の撮影は…
マネージャー
明日ですかね。運良く明日も何も無いので。
愁斗
分かりました
史記
ごめんなしゅうと。忙しいのに明日も
愁斗
いや、全然いいっすよ。ふみくん悪くないし
史記
しゅーと、まじでおまえ優しいわ
史記
ありがとな
愁斗
いえ、
史記
じゃあ今日は帰るか。お疲れ様!
史記
ふみや今日元気なかったな。
史記
いや、、いつもどうりでうるさくて元気だったけど、
史記
なんか
史記
無理してた気が…
史記
でも俺に何もいってこないし。
昔のふみやはThe 後輩で、いつも俺を好きだと言って慕ってくれた。俺もそれが可愛くて可愛くて仕方がなかった
相談も何時でも乗ったし、なんなら電話も深夜までした。
それくらいふみやの事が好きだった。
でも最近ふみやに距離を置かれている気がする。
話を聞こうとしても顔を作って「何も無い。大丈夫」と言ってくるし。今のふみやには距離がある。
だから、昔のふみやのが良かったんだ。今は枯れて……
史記
て。俺が距離作ってんじゃん。
史記
枯れてって。ふみやはいつでも頑張ってたのに。
史記
枯れてるのは俺のほうじゃん。
史記
…ふみやと話したい。
???
ふみや、今夜俺の家泊まりなよ。相談も乗るし。
???
俺、ふみやがそんな顔してると悲しいな。
史記
!?
史記
あれは、
史記
???