/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
キシャール
…おはよう。
トリステ
おはよう。キシャール。
フォール
童達は遅置きじゃのう。
フォール
ワシは1時間前から起きておったぞ？
キシャール
(…早起きジジィ…。)
フォール
今喧嘩売られた気がするのう。
ココ
気のせいですよフォール様…。
モルス
………。
モルス
喧嘩は後でしてください。
モルス
作戦会議始めますよ。
樹
…お疲れ様です…。
フォール
作戦といっても…正面突破でいいんじゃないかの？
トリステ
勝手にすれば。
フォール
師匠に向かってなんて口聞くんじゃトリステ。
モルス
最優先事項は皇 雷の救出。
モルス
ですのでできる限り戦闘は避けたいですが…。
キシャール
絶対死守してくるだろうな。
ココ
…そうね。
モルス
そうなった場合は戦闘態勢に移ります。
モルス
戦闘態勢に入った時に役立つ情報をプレビシオン様にいただきました。
モルス
内容は敵の極限化箇所です。
フォール
ほう。
モルス
泉 晴翔 足の極限者
モルス
志村 結衣 耳の極限者
モルス
四葉 萌柳 鼻の極限者
モルス
新咲 斐伊 手の極限者
モルス
そしてラッヘは目の極限者でした。
フォール
じゃあ萌柳とやらから潰せばいいのじゃな？
樹
どういうことですか？
モルス
極限化箇所によって戦闘向きじゃない場合があるんです。
モルス
手、足は戦闘に特化すれば強いですし、
フォール
目と耳は攻撃を避けるのに向いてるしのう。
樹
じゃあ…。
トリステ
鼻は探索とかしか使えないから戦闘に向かないんだよ。
キシャール
…その分実力を磨けば戦闘は勝てるよ。
キシャール
それが…トリステだから。
トリステ
…キシャール…。
ココ
(珍しい。)
フォール
なんじゃなんじゃ。
フォール
感動シーンに割ってはいるようで悪いが…。
フォール
そこの少年はどうするんじゃ？
モルス
樹君はサポート及び雷さんの捜索です。
フォール
わかった。
モルス
まあ主に雷さんの捜索ですが。
モルス
戦闘になった場合は私がまず四葉 萌柳を撃破し、他の援護をします。
モルス
私がいくまでに倒せればいいですが、相手も強敵なのでそういかない可能性が高いです。
モルス
確実に1人ずつ抑えていく方法でいきます。
ココ
わかったわ。
樹
…絶対に助け出す…。
キシャール
そうだな。
樹
(…まっててくれ…。)
雷
晴翔
ただいまぁ〜。
萌柳
お帰り晴翔ちゃん！
結衣
…私には言ってくれないのね。
斐伊
やっと帰ってきた…。
斐伊
僕ちゃんこのガキのお守り疲れたんだよ〜。
萌柳
萌柳はガキじゃないもん…。
萌柳
ひどいよ…ひどいよ…。
萌柳
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
晴翔
よーしよしもゆちゃんは大人だもんね。
萌柳
そうだよ！もゆは大人だもん！
斐伊
うぜぇ…。
萌柳
結衣ちゃんも否定してよ！
結衣
はいはい。
結衣
(人無視しておいて何様だこいつ)
晴翔
そういえばラッヘ様どこいったんだよ。
萌柳
ラッヘちゃんはね〜
萌柳
お散歩！
斐伊
作戦実行時に持ち場離れる上司ってだるいね。
結衣
そんなこと言わないの。
ラッヘ
悪かったな。持ち場を離れる上司で。
斐伊
嫌味だなぁ。
ラッヘ
嫌ならやめればいいだろう。
斐伊
戦力として僕ちゃんいなきゃしんどいでしょ？
ラッヘ
………。
ラッヘ
席につけ。
斐伊
あそこやだよぉ。
斐伊
自殺野郎の席なんて座りたくないね。
萌柳
あわわ…喧嘩はだめだよぉ…。
結衣
あの性格なんとかならないのかしらね。ﾎﾞｿｯ
晴翔
もう治らないでしょあれは〜。
ラッヘ
そろそろ仕掛けてくるだろう。
ラッヘ
ちゃんと戦闘態勢に備えておけよ。
晴翔
りょうかい〜ボス。
萌柳
ラッヘちゃん！私頑張るね！
萌柳
だから…見ててよ？
ラッヘ
(…やはりこいつは狂ってるな。)
斐伊
涙流しすぎて体枯れればいいのに。
ラッヘ
…メンバーは俺の作戦に本気で参加はしていない…。
ラッヘ
どうせ暴れるためだろうし…な。
ラッヘ
だが彼らが必要なのは本当だからな…。
ラッヘ
涼夜は…どうせ喋っただろうな。
ラッヘ
はぁ…。
ラッヘ
まあ負けるわけにはいかないさ。
ラッヘ
あの子を殺した極限化の奴らは全員殺す…。
ラッヘ
そうすることでやっと…。
俺の復讐は終わるんだ。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
