TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ドク

エピソード7

ミコ

神奈川のとある廃トンネル

車はここまでか、侵入禁止の柵の前

僕、ミコちゃん、藍原 この三人で仁王立ち!

不思議な組み合わせだ、時は3時間前にさかのぼる。

19時にタイムカードをポチ

駐車場に向かうと心霊研究部のミコちゃんがいた。

「あれドクは?」

「部長はきません、私だけです」

「どういうこと?」

「部長は司令官なので戦場には来ないです。」

「。。。」僕

「荷物があるのでこちらの車乗ってください」

(サンバー。。。山のポルシェと言われてる
RRの軽自動車だ)

「だいぶ古いけど大丈夫?帰れなくなったりしない」

「今日は宿泊するので大丈夫です。」

(マジで!ミコちゃんとお泊まり会、ミコちゃんについて説明しよう!)

ミコ

■身長148センチくらい
■黒髪、ストレートのロング
■バストはBくらい
■ぱっちりお目目で小動物みたい

藍原

「あれ、先輩なにしてるですか?」

(ドキっ)

「藍原、まだいたのか?」

「いちゃまずいですか?そちらさんは」

「私は○○大学心霊研究部のミコといいます、これから風間さんと、とある場所に実験にいきます。」

「2人きりでいくんですか?」藍原
藍原の目線は山のポルシェに向いていた。

「荷物運ぶの手伝ってくれるならあなたもきますか?」ミコ

「実験楽しそうだからいきます!」藍原

そして現在にいたる。。。

「何ですか、ここ?」藍原

「この先に廃トンネルがあります。まずはそこに」

「ええっ⁈」藍原

「こちらの書類にサインをお願いします。」ミコ

なんやら、何があっても責任は負いませんみたいな書類をだして藍原にサインさせていた。
僕には書類は。。。ないようだ。

「ちょっと着替えてきます」ミコ
ワンタッチの簡易脱衣所みたいのを開き、何やら着替え始めだした。

「ん?なんですかそのかっこ?」

ミコちゃんの姿はまさに海人さんだった。ウエットスーツなようなものを全身に覆って
そとは白い防護服をまとっていた。

極め付けに、水中メガネ?ゴーグル
わからないがカメラ機能付きのゴーグルらしい。

「以前、現場で憑依されたことがあり、隊をみだしてしまい、部長が私の為に
このあーまースーツをつくってくれました。」

この海人スーツは暑さ5ミリのゴムで大半をカバーしているようだ。

霊体が電気物質という理論から、絶縁させ侵入させないとの事。

一般的に霊は首の根本の脊髄から入り脳に侵入し体を乗っ取るといわれているようだ。
たしかに手足を動かしたりするのは、微弱電流で筋肉を刺激して身体がうごくので間違ってはいないのかもしれない。

進撃の巨人がうなじ守るみたいだなぁ。

次に取り出したのは、オイルランタン。。。
各自に持たされた。かなり暗い。

これにも理由があり、霊体は人口の光源を避ける習性があり、火や自然光が良いとの事、人口の光源の場合は直接当たらないようにした方が良いらしい。

たしかに、最近のYouTuberさんは、バチバチのLEDを使ってるが光源の中でまともに映った映像はなく、光と闇の境目などが多いかもしれない。

確かに最近のYouTubeの動画はラップ音、足音、声くらいだ。

映像に収めたのはあまり記憶にない。

ミコ

「あの方達はエンターテイナーで、撮れたらいいなぁくらいで、私たちは必ず撮ります。」ミコ

「そしてエンターテイナーとしてプロなのでリスクは犯しません、みんなが行っている、有名な場所で雰囲気を伝えればオッケーなのです。」ミコ


「トンネルまでは、いても地縛霊、浮遊霊なのでラップ音、足音、声くらいの力しかないので肝試しにはちょうどいいと思います。」ミコ

トンネルの真ん中くらいのとこまで来たところ
「水の音?」藍原
「足音か?」僕

タン、タン、タン

「これ足音は囮です」

「こういう時は大抵魔上!」ミコ

ミコは真上を見上げて手持ちライトを点灯させた。

「準備運動ですが、今のは撮れたと思います、ランタンの明かりで至近距離から撮影、LEDライトで霊体を引き離す」

ミコちゃん流のコンボらしい。。。

必殺ミコバン

「部長データ行きましたか?」ミコ

「宜しい!ミコくん、白い煙状のものだが撮れてますよ」ドク

「地縛霊ですかね。これから本番にいきます。」ミコ

トンネルを超えると漆黒の闇が広がっていた。
何故かトンネルより暗い感じがする。
「さぁ先に進みましょ」ミコ

「今日はこの先でキャンプします。」
「キャンプ?先輩どういう事ですか?」藍原
「仕方ないだろ、藍原くん、みこちゃんがどうしてもっていうからさぁ」僕

(まずい今のはいやらしく聞こえちゃったかも)
ミコちゃんが手際よく、テントを設営し始めた。

それにしても、なんだここは?
トンネルよりも、視線、気配が半端ない。
「ちょっと2人ともいいですか?」
ミコちゃんの話によると、ここは元キャンプ場とのこと、特殊な磁場を出してるところらしく、霊体の溜まり場になってるとの事。
くっつきくっつかれ、肉団子状態になっている。
その肉団子を求めて、もののけや神たるものも現れることがあるらしい。

万が一、もののけなどが現れたら。荷物とか関係なく、車まで突っ走れと、ライトを渡された。

テントを囲むように、カメラが設置された。
そしてタンカも。。。

タンカ?何故に

「ミコちゃんこれ何?タンカあるけど」

「私が囮になります、もし取り憑かれたら
これで運んでください」

「えっなんで?」

ミコはテントに入り胸元くらいまで海人スーツを下げた。

■バストBカップ → Cカップに訂正します!

「風間さんは外で周囲をみはってください、私と藍原さんは中でモニタリングしてます。」

1時間くらい経過したがなにも起こらない。

「先輩ちょっとテントで休んだら?」藍原
仕事後で眠気マックスです。。。
「ありがとう、ちょっと15分くらい仮眠とる」僕

「あれ、みこちゃん?」僕

藍原

みこ殿が白目向いてますーっ藍原気付かなかったのか?馬鹿やろ
「ちょと先輩退いて」藍原
藍原がミコちゃんの背中に手を当て何が呟いていた。

藍原は泣いていた。。。
「帰りたい」藍原

「ん?帰る」僕

「お父さん、お母さんのところに」藍原

「先輩、上げるから離れてて」

ミコちゃんのうなじから、白く細長い。光の線がテントの天井目掛けて上がっていった。

「先輩タンカ」

ミコちゃんをタンカに乗せて、車まではしって行った。

ヤマビル、虫、幽霊、どうでもいい、早く山のポルシェへ。。。

サンバーに戻ると、アスカちゃんと中島がいた。

「何やってんだ?」僕

「ドクがさぁ、もののけとか出た時の為に
フォローしろっていうからアスカと来たんだ」中島

ミコちゃんも意識を取り戻しみんなで山道をくだっていった。

「取り急ぎ。研究所に向かいます」

ドク

ご愛読ありがとうございます。
アルファポリス投稿小説で連載中!

アルファポリスのアプリを起動して
「デジャヴ」
で検索してみてください。
そちらの方が読みやすいかと思います。ただいまエピソード50くらいです」
Twitter からもJUMPできます。
@deja _vu108

ミコ

ミコです

幽霊の事、教えてあげる

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

5

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚