その日の夜
私は編集ソフトを開きながら
宮さんの言葉を思い出してた
《臣くんのことまだ好きなん?》
○○
好きじゃないはずなのに
忘れたはずなのに
○○
○○
頭を抱えながら
意味もなくEnterを押している
○○
パソコンで何度も調べてしまう
佐久早くんの写真だったり
動画を...
するとインターホンが鳴った
○○
ドアを開けると
そこには佐久早くんがいた
○○
○○
正直この前のこともあって
あんまり会いたくなかったのが本音
なんだけど...
佐久早
佐久早
○○
○○
○○
私が訳も分からない反応をすると
佐久早くんはため息をついていた
佐久早
佐久早
○○
○○
佐久早
そう言って
自分の家に帰ろうとした
その佐久早くんを
私は...
佐久早
手を掴んで引き止めてしまった
まるで
高校1年生の
あの時みたいに
○○
勢いよく引き止めてしまったけど
何も言うことは決めてなかった
でも手は掴んでしまった
私は自分の家をさしてから
○○
そういった
もちろん断られる大前提で
○○
佐久早
そう...一言
○○
佐久早
○○
佐久早
○○
私は頭の中をフル回転させ
汚い場所はないか確認する
幸い昨日掃除をしたため
特に目立った物はないはず
そう思って佐久早くんを家に通した
リビングに入ると
佐久早くんはリビングのソファに座った
佐久早
その視線はテーブルの上にある
パソコンにあった
○○
そういった途端おもいだしてしまった
さっき...佐久早くんの事を調べたまま
○○
佐久早
佐久早
○○
○○
佐久早
佐久早くんは私から目を逸らさなかった
○○
○○
苦し紛れにそう言った
佐久早
佐久早くんもそれ以上聞いてこず
私はパソコンを閉じてしまった
○○
佐久早
○○
私は佐久早くんの前にビールを出し
隣に座って
缶の蓋を開けた
○○
佐久早
正直
気まずい
○○
○○
○○
私がそういうと
面倒くさそうにスマホを見せた
佐久早
そこにあったのは私と宮さんの写真だった
○○
○○
佐久早
○○
○○
納得した反面
謎が深まった
○○
そう私が聞くと
あからさまに嫌な顔をした
○○
○○
一縷の望みにかけて
きいてしまった
次に返ってきた言葉は
佐久早
思っていたものとは違った
○○
佐久早
○○
佐久早
○○
○○
○○
佐久早
○○
○○
私は少し俯いて言った
顔を見るのが怖かった
恥ずかしかった
○○
○○
○○
○○
私がつらつら話すと
佐久早
○○
佐久早
○○
佐久早
佐久早
佐久早
佐久早
佐久早
○○
○○
○○
そこで私は目を合わせた
佐久早
佐久早くんは黙って手を伸ばした
その手で
私の手に触れた
付き合ってた頃でさえ
こんなに緊張したことは無かった
佐久早
佐久早
私はゆっくり頷いた
今何か話してしまったら
泣いているのがバレそうだった
佐久早
○○
私たちはまた
あの頃の恋愛を
スタートした
佐久早
○○
○○
佐久早
○○
私は改めて考えた
私は登録者数30万近いYouTuber
佐久早くんはバレーボール選手
もしかして...かなり大変なのではないかと
佐久早
○○
佐久早
佐久早
そう淡々と話す彼は
前と変わらなかった
○○
私は玄関まで見送った
○○
○○
○○
佐久早
○○
○○
○○
佐久早
佐久早
○○
○○
○○
佐久早
佐久早
○○
佐久早
○○
○○
○○
○○
私が意地悪で言うと
佐久早
そう言ってLINEにポンッと送ってくれた
○○
○○
顔を見ると
あんまり納得していない顔だった
○○
佐久早
○○
○○
そう言って私は玄関のドアを閉めた
○○
○○
そう言ってドアをバタンと閉じた
佐久早
特別って何が
そう思いながらスマホを見ると
そこには俺のポスターと
涼森が並んでる写真が送られていた
佐久早
俺はため息をつきながら
その写真を保存した
コメント
3件
やばさいっこう!!!おみおみが重い系とか最高じゃね??え???
尊すぎやろー! 涼森ちゃん!やるー!!! 臣くんもそのまま重いままでおなしゃす!