幸せな明日の作り方

寝れない

まぜたんとは、明日どうやって話せばいいのかな

まぜたん

泣いてたな…

俺は大丈夫だよって

言わなくちゃ

夜の廊下はやっぱり怖い

見回りの看護師さんの懐中電灯が見えたら隠れるを繰り返し

まぜたんの部屋に進んでく

ちょうど角を曲がろうとした時

足音がした

まぜたんは深々と頭を下げた

元々まぜたんが言っていた事は本当だ

ただ、俺が

変な事を言ってただけ

まぜたんも、口に出していて悲しかったと思う

だから、泣いていたんだ

ニコッと笑いながら聞いてくるあっきぃに

俺はとびきりの笑顔で返した

深夜の病院の廊下に溶けた会話は

三人分だった

独り言を呟きながら予定表をめくる

横から聞こえた元気な関西弁に耳を傾ける

目をキラキラさせるぷりちゃんから、また予定表に目を移す

えーっと…

検査をして、そっから別の患者さんのリハビリサポート

その後は、まぜちにご飯を運んで、自分もご飯を食べて…

患者さんが居なくなる事は珍しくはない

まぜちだってしょっちゅう屋上にいる

だけど2日間連続って…

ガチャ

あっきぃの両脇には、まぜちとちぐが寝ている

なんか兄弟みたい

朝に弱いまぜちは

体をいくら揺すってもやだやだ言うだけ

いやもうほんと起きて!?

なんで主の小説ではまぜ太くんがクールになるんでしょう

めちゃ無口じゃね？なんで？

キャラ崩壊がやばい…

はい、寒くなってきたので、風邪に気をつけて下さい…!ばいばーい!!