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ぽん子
ぽん子
奈都
猗流舞
ぽん子
ぽん子
ぽん子
奈都
俺、赤峰奈都は13時をとっくに過ぎている時計を睨みながら歩いていた
久しぶりに会った地元の友達と夜遅くまで飲みに行っていたのだ
そして、思ったよりも話が盛り上がり、次の日が1限という事を忘れて遊び呆けていた
奈都
しょうもない事をぐちぐちと呟きつつ、チンという音と共に開いたエレベーターに乗り込む
その時、眼鏡にマスクと帽子までしている、いかにも怪しい風貌をした男が降りてきたことに気がついた
男は、俺と目が合うなり軽く会釈して足早に去っていった
奈都
顔は確かに見えなかったが、存在感とオーラが溢れ出ている人だった
奈都
5階のボタンを軽く押し、去っていくその背中を見送ってスマホに視線を向けた
ーーーそれが、俺達の出会いだった
ぽん子
ぽん子
ぽん子