/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
シュワシュワ...彼女は 『あのゲーム』をしようと言ってきた
僕は大きめのウイスキーグラスと たくさんの氷にソーダを用意して
自分の部屋へ行った。
彼女は自分の家のように僕の家を 歩き回っている。
僕の家いや、家族をも把握している。
美華紗
そう言いながら彼女は 扇風機をつけた。
美華紗
錦
今から始めるゲームは
交互にソーダを注いだ ウイスキーグラスに氷を入れていき、
溢れなかったら、相手に質問するか 願いを叶えてもらう、 というものだ。
溢れたら終わり。簡単なゲーム。
けれど意外と難しい。
美華紗
錦
カラン...氷と氷がぶつかり合う音が 僕の部屋に響く。
あ、事前にウイスキーグラス半分 に氷を入れてある。
美華紗
錦
美華紗
錦
美華紗
錦
僕の耳には片方に10個ぐらいずつ ピアスがついている。
美華紗
錦
カランコロン...さっきより氷が 増えたから僕の部屋に余計響く。
錦
美華紗
錦
優とは僕と美華紗のもう1人の 幼なじみ。
何があったのかは知らないけど 2人が付き合う前は僕と いがみ合っていたのに。
...美華紗のことでね。
美華紗
錦
美華紗
美華紗
錦
美華紗
相手が無言を貫きとうすようだったら 順番は次の人に回る。
僕達の場合、次は僕だ。
錦
慎重にやらないと溢れてしまう。
カランコロン...水圧がぐんっとあがり とうとう溢れた。
錦
美華紗
美華紗
2人とも無言。
美華紗
錦
美華紗
錦
美華紗
美華紗
シュワシュワシュワ...ソーダが 溢れるなかで、
僕達の恋心も溢れた。
[完]
