テラーノベル
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次の日。
俺は今日も死に場所の橋に来ている。
車が普通に走っていて、歩行者も歩いている。
ここで俺が死ねば、注目される。
ここから飛び降りれば、誰かが助けに来てくれるかもしれない。
そんなことを考えて、俺は柵に跨った。
落ちる方に背中を向け、いつ飛び降りようか考えていた時だった。
月島
日向
いつの間にか目の前にいた蛍にビックリした。
月島
蛍はそう問いてきた。
なんで死にたいなんて、蛍は分かっているはずなのに。
日向
月島
日向
月島
日向
月島
月島
日向
月島
月島
月島
月島
蛍はどんどん悲しそうな声で、俺にそう言った。
今にも涙を流そうな、か細い声で。
日向
それに釣られて俺も、涙を流しそうになった。
申し訳ないと、そう感じたから。
でも、蛍は俺のことを嫌いになったんじゃないの?
無視してた、だから俺は嫌いだとそう思った。
なんで、俺の目の前に居るの?
日向
日向
ズルッ
日向
柵に掴んでいた手がズルっと滑った。
体がふらつき、落ちる···そう思った。
月島
ガシッ
バッ
日向
俺を助けた蛍は俺の変わりに身を投げた。
バシャンッ
蛍は海に落ちていった。
日向
俺のせいで、蛍が死んだ。
ピッピッピッ
月島
あの後、現場を見ていた歩行者が警察に電話をし、すぐに蛍の捜索に出た。
運良く、蛍は川辺で見つかりすぐに病院に搬送された。
それでも蛍は目を覚まさなかった。
何日待っても、どんぐらい待っても蛍は起きなかった。
植物人間になりそうだと、医者は言っていた。
このまま、起きなかったら···もう起きないって。
死ねなかった俺は、学校で肉便器になり続けた。
嫌な思いをしても、俺は我慢をした。
俺のせいで蛍がこうなった。
その責任は取らなきゃいけないから。
日向
ガラガラ
影山
バッ
日向
影山
影山
影山
日向
山口
山口
山口
山口
日向
俺は蛍の病室に行くことは無くなった。
そして俺は毎日、蛍のために肉便器を続けた。
何をされても、何を言われても我慢した。
蛍に許して貰えるならば。
コメント
3件
アババババ…これはとてもヤバいやつですよ、月島早く目を覚まして日向を救ってあげてくれ! 続き楽しみに待っています
うわぁぁぁぁ、ツッキー!!!切なすぎるッ!目から滝が… 無理せず頑張ってください!