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黒永御月

どうしたらいいんだろう……。

私は中庭のベンチに座り、そう呟いた。

中庭はあまり人が来なくて、一目見たときから気に入っていた場所だ。

そのため、こういう悩みを声に出して言える。

黒永御月

…………

風が私をなだめるかのように、髪を優しく揺らす。

私は空を見上げた。

黒永御月

わ……凄い……

ちょうど目を向けた所に、「薄明光線」が見えた。

黒永御月

……いいな。

ガサッ

黒永御月

音がして、私は振り返った。

理科担当の先生

あ………

振り返ると、先生がいた。

黒永御月

先……生……?

理科担当の先生

いや、その………

理科担当の先生

………………ごめん。……教師失格だな、俺。

黒永御月

そんなことないです。先生は教師なんですから。

理科担当の先生

え……?

その時、私は自分でも信じられないほど冷静だった。

あんなところを見られたのに。

黒永御月

……先生は、何を聞いたんですか?

理科担当の先生

……どうしたらいいんだろう、って聞こえて、
来てみたら黒永さんがいて…………

黒永御月

なら、先生は何も知らないはずですよ。

黒永御月

先生が謝る必要はありません。

理科担当の先生

…………

黒永御月

……なんか、すみません。こんなところを見せてしまって。
もう帰らないといけないので、失礼します。

私は立ち上がって、校門へと向かう。

理科担当の先生

…………

黒永御月

…………

先生、何でそんな顔してるの。

そんな顔されたら、期待してしまうのに。

――御月の部屋――

黒永御月

……はぁ。

黒永御月

(使ってしまった。)

私は、ある人1人のことを見ることができる。

その人が死角にいても。

黒永御月

(こんな力を使うまで気になってるんだ。)

黒永御月

(今まで使わないようにしてたのに。)

黒永御月

(でも……)

黒永御月

(これで先生の嫌なところを見つけれたら好きじゃなくなる?)

黒永御月

(もしそうなら…)

黒永御月

(……もうこんな事はなくなるのかな。)

黒永御月

なんて……ね……。
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