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ミクキャラ崩壊

瑞希ちゃんもまあまあ崩壊

ミク

そうだよね?(2の)暁山さん♪

瑞希

・・・・・・え?

ミク

だから〜♪君がカムクライズルなんだよ♪

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

え?

ミク

じゃあミクが理解出来るまで教えてあげる〜っ☆

ミク

瑞希ちゃんはカムクライズル瑞希ちゃんはカムクライズル瑞希ちゃんはカムクライズル瑞希ちゃんはカム

瑞希

ち、ちょっと待ってよ!何の話をしてるのさ!

みのり

う、嘘・・・嘘だよ!瑞希ちゃん(2の)がカムクラなんて・・・そんな訳ないよっ!

カムクライズルって人は・・・超高校級の希望なんだよね?だけど瑞希は・・・

ミク

うんうん♪そこに居る暁山さんはなーんの才能も無い予備学科だね♪

ミク

でもね、そんな暁山さんがカムクライズルだからこそこの話は絶望的なんだよね〜♪

瑞希

(((ボクが・・・カムクラ・・・イズル?

ミク

暁山さんに朗報〜♪

ミク

予備学科と散々バカにされていた彼女には超高校級の希望という才能があったんだ〜♪

何故予備学科の生徒にそんな才能があるんだい・・・?

志歩

学園がカムクラの素性を隠す為に予備学科に潜ませていたとか・・・?

みのり

じゃあ暁山って偽名なの!?

瑞希

いやいや、ボクは間違いなく暁山瑞希だよ!?

みのり

えぇ〜っ!?じゃあカムクラ・・・何とかが偽名なの〜っ!?

ねぇ、私達を騙したり・・・そんな事してないよね?

みのり

もしかして作られた希望・・・

瑞希

作られた希望って・・・希望育成計画・・・?

瑞希

前に未来機関が保管してたファイルを見たんだけどさ・・・

瑞希

それによると希望ヶ峰学園は長年に渡って、画期的な人材育成計画に取り組んでたみたいなんだよね。

ミク

確かに、画期的な人材育成計画と言えるね。完璧な天才を自分達で作り出そうとする計画だからね。

愛莉

つ、作り出す・・・?

ミク

希望育成計画はね・・・希望ヶ峰学園の長年の悲願だったの。

ミク

むしろ、その計画の為に希望ヶ峰学園は設立されて、その計画の一環として超高校級の才能を研究し続けた・・・

ミク

そんな重要な計画だからこそ希望育成計画は学園創始者の名前を取って・・・

ミク

カムクライズルプロジェクトと呼ばれていたの。

ミク

それで、つい最近になってその計画は実験段階までこぎ着ける事が出来た。

ミク

そこで実験台として目を付けたのが予備学科だったの。

冬弥

な、何故・・・予備学科が実験台なんだ?

ミク

人工的に才能を作り出す計画なんだから才能の無い人が実験台にならないと意味無いじゃん♪

ミク

それで、実験台として選ばれたのが・・・

ミク

そこに居る暁山さんなのでした〜♪

瑞希

な、なんでボク・・・?

ミク

誰よりも希望ヶ峰学園に憧れていたから・・・

瑞希

え?

ミク

分からないの?君は希望ヶ峰学園に付け込まれたんだよ♪

ミク

希望や才能に憧れる気持ちに付け込まれて、それで実験台になったの♪

瑞希

え・・・っ?

ミク

ね、言った通りでしょ?才能と希望を抱いた時点で絶望は始まってる・・・

瑞希

う、嘘だよ・・・そんなのて絶対嘘だよ・・・!

ミク

それでそれで、瑞希ちゃんはカムクラ1号に作り変えられちゃったんだー♪

作り変えられた・・・?

瑞希

彼らは・・・一体何をしたの・・・?

ミク

結局、普通の人間を完璧な天才に作り変えるなんて、よっぽどの事をしないと無理だったの。

ミク

だからよっぽどの事をしたの♪

ミク

希望ヶ峰学園は脳内に直接干渉する事で才能のみに特化した別人に作り替えたんだ♪

ミク

ま、それもわたしのせいで超高校級の絶望になっちゃったけどね♪

ミク

でもわたしがしたのは精神の干渉だけだからね。

ミク

希望ヶ峰学園がした事とは格が違うって言うのかな〜・・・

ミク

怖いね〜・・・人の脳をそんな風にいじっちゃうなんて・・・

ミク

あ、ちなみに頭を触っても傷口なんて残ってないよ。今の君はただのアバターだからね♪

瑞希

っ・・・!

瑞希

ほ、本当に・・・彼らがそんな事を・・・?

絵名

え?でも瑞希ってここから出たら超天才になってるのよね?

ミク

だから暁山さんじゃなくて才能のみに特化した別人だよ〜

咲希

別人って・・・どのレベルでそうなの?

ミク

才能の獲得に邪魔な感覚や感情や思考や思想や趣味はぜーんぶ取り除かれて・・・

瑞希

え?

ミク

それまでの過去の記憶もぜーんぶ消されてる・・・

瑞希

・・・・・・・・・・・・え?

志歩

感情とか思考とか趣味とか・・・記憶も無いの?

咲希

そ、そんなの・・・完全に別人じゃん!!

ミク

だから驚いてるんだ〜アバターとは言えここに暁山さんが居るなんてね。

ミク

でも、暁山さんにとっては消されたままの方が良かったかもね。

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・

みのり

じ、じゃあ・・・強制シャットダウンをして元の世界に戻ったら瑞希ちゃんは・・・

ミク

消・え・る。

瑞希

き、消える・・・?

ミク

そこには希望ヶ峰学園が作った全く別の人格であるカムクライズルが居るよ〜

ミク

それは暁山さんじゃない・・・

瑞希

(((き、消えるって・・・

瑞希

(((消える・・・消える・・・?

瑞希

(((消える消える消える・・・

瑞希

(((消え?消える消える消wる消。る消える消えるfa消える消え■消える消え&

???

でも、まあ僕には関係ないよ。

???

僕はこの後のイベントには参加出来ないと思うしね。

そうなのかい?

よく分からないけれど・・・

じゃあ・・・しばらくお別れなのかな?残念だね・・・せっかく仲良くなれたのにね。

また会えるかな?

???

会う必要無いよ。

???

だって、君は・・・ツマラナイから。

???

あなたの才能もその思考も僕にとってはツマラナイ。

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・つれないね。

瑞希

うわぁぁっ!?

絵名

ちょっ・・・瑞希!?

瑞希

い、今のが・・・ボク?

瑞希

違う・・・あんなのボクじゃ・・・

ミク

それが君なの!それがカムクライズルなの!

ミク

この世界にわたしを持ち込んだカムクライズルだよ!黒幕と呼ぶに相応しいカムクライズルなの!

みのり

えっ?

まさか・・・君を新世界プログラムに侵入させたのは・・・

瑞希

ぼ、ボクじゃないよ!

ミク

ちなみに言っておくけど脳内に直接干渉された以上、頑張れば戻るとかそういうレベルじゃないからね〜♪

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

な、なら・・・ボクは・・・

ミク

助かる方法は無いの?って?その方法なら自分で知ってるでしょ♪

瑞希

知ってる・・・?

瑞希

そっか・・・普通に卒業を選べばいいだけだね・・・

みのり

えっ!?

ミク

その場合〜今のアバター暁山さんが本体に上書きされるから〜・・・

ミク

うんっ!無事に暁山さん"は"復活出来るねっ♪

瑞希

待って!そんなのダメだよ!

みのり

そ、そんな事しちゃったら・・・死んだみんながミクちゃんのアルターエゴに乗っ取られちゃって・・・

ミク

そうだね〜卒業されたら未来機関は出れないもんね〜♪

ミク

超高校級の絶望の為に未来機関が犠牲なんて許されないもんね〜♪

瑞希

そうじゃなくて・・・ボク達が言ってるのは・・・

ミク

世界を絶望から救わないといけない・・・だよね?しつこいなぁ〜!

ミク

大体、その世界って自分の命を懸けてまで守らないといけないの?

ミク

じゃあ世界の希望と自分の希望が違った時、どうするの?

ミク

いくら世界が幸せでも自分が幸せじゃなきゃ意味無いよ?

みのり

そ、それは・・・

ミク

って〜未来機関は超高校級の絶望を抹殺したいんじゃなかった?

ミク

そんな絶望に耐えられるの?誰の為に耐えるの?

ミク

顔も知らない人の為?感謝すらしてくれない人の為?

ミク

それは・・・"希望"なの?

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・

みのり

ま、惑わされちゃダメ!それがミクちゃんの手なの!

瑞希

ミクはそうやって君達を絶望におびき寄せてるんだよ!

ミクくんの言う事なんて聞かなくていい・・・それより強制シャットダウンを・・・

愛莉

ち、ちょっと待って!

・・・・・・どうしたんだい?

ミクくんを外の世界に出したら・・・どうなるか・・・

愛莉

いや・・・わたしはただ・・・

瑞希

ミクが起こした人類史上最大最悪の絶望的事件でどれだけの被害が出たか・・・

瑞希

ようやく・・・今それが沈静化し始めてるの・・・

瑞希

ここでミクが外の世界に出たら・・・また大勢の犠牲者が出ちゃう・・・

ミク

だから、それを防ぐ為に強制シャットダウンをしろとね。

ミク

それでこっちの世界で積み重ねた記憶の全てを失って超高校級の絶望に逆戻りだね。

ミク

中には存在その物が消える人も居るけど我慢してと。

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だけど・・・現地点ではそれしか方法が無いのさ・・・

ミク

え?いやいや方法ならあるよ?

ミク

普通に卒業を選べればアバターの記憶を引き継げるし〜

ミク

少なくとも、ここに居るみんなはそのまま仲良く生きて行けるよね。

ミク

まぁ、死んじゃったみんなはわたしに乗っ取られちゃうけどね〜♪

ミク

それだって、この先ずっと動かないよりマシじゃないかな?

みのり

だめだよ・・・みんな惑わされちゃ・・・どっちが本当の希望かよく考えてよ!

ミク

どっちが本当の絶望なのかもね。

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みのり

ど、どうしよう・・・

冬弥

どうしろと言われてもな・・・

わたし達でそれを選ばないといけないの・・・?

みのり

絶望を乗り越えたみんななら本物の希望が掴み取れるはずだよっ!

ここでの記憶が消されたら私はみんなが死んだ理由ですら覚えてあげられなくなる・・・

死んだみんなの体を奪われてもいいのかい?

咲希

アタシ・・・またお兄ちゃんに会いたいよ・・・っ

志歩

私達が超高校級の絶望に戻ったら未来機関に殺されるかもしれないんだよ・・・?

瑞希

ボク達がそうはさせないよ!

愛莉

こうなったのは未来機関のせいでしょ・・・

愛莉

わたし達をこんな世界に閉じ込めて・・・!

瑞希

君達を守る為だよ!

もしミクくんを外の世界に出したらまた大勢の犠牲が生まれる・・・それでもいいのかい?

みのり

そ、それは分かってる・・・けど・・・

ミク

お互いの希望がぶつかり合ってる〜♪

ミク

こんなの絶望以外の何でも無いね♪

瑞希

(((卒業かシャットダウンか・・・

瑞希

(((世界か・・・自分達か・・・

瑞希

(((絶望か希望か・・・

瑞希

(((そんなのを選ばないといけないの?

瑞希

(((なんで・・・

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

ダメだよ・・・

みのり

え?

みのり

だ、ダメって・・・何が?

瑞希

ボクには・・・選べないよ・・・

瑞希

世界が滅ぶとか自分を犠牲にしろとかいきなり言われても・・・

瑞希

そんなの・・・ボクには選べないよ・・・

みのり

み、瑞希ちゃんっ!(2の)

瑞希

おかしいよ・・・こんなの・・・

瑞希

なんで・・・こんな事になったの?

瑞希

ボクは・・・予備学科だよ?関係無いはずだよ・・・?

瑞希

あははっ・・・意味分かんないよ・・・

絵名

こんなの・・・どっちも絶望じゃないの・・・

冬弥

お、俺達は・・・どこまで犠牲を払えばいいんだ・・・?

わたし達の手に負える訳・・・

瑞希

みんな、しっかり!!

瑞希

だから無理なんだってば・・・!

瑞希

ボクには分からないんだよ・・・未来なんて分からないの・・・

みのり

ま、待ってよ!!

ミク

答えは出さない・・・それが君達の答えだね。

ミク

あーあ、またわたしの予想通りだったなぁ〜♪

ミク

ま、でもいいんじゃないかな?無理して選ぶ必要は無いよ。

ミク

という訳で、みんなで仲良くここで立ち止まっていよっか♪

ミク

ずーっとここの島で暮らしておこうよ♪

ミク

ずっとずっと・・・ずっとずっとずっとずっとずっとずっとね。

ウサミ

よーし、ゲームリセットでちゅね!

こうして世界はループしていくんだね。

寧々

永遠に続く楽園のゲーム・・・楽しそう。

しばらくこうしてるのもいいかもね・・・

良かった〜!忘れられずに済んだ〜!

冬弥

嗚呼、忘れるはずが無いだろう?

みのり

これでミクちゃんも消えたし・・・

一歌

パーティでもする?

穂波

じゃあ料理は任せて♪

えむ

じゃあ、あたし達はショーでもしよ〜っ!

そうだな!!!どんなショーにしようか!

こはね

あ、あのさ・・・写真撮っていいかな?

まふゆ

あ、うん、みんな写真だって。

しぃちゃ〜ん、一緒に撮りましょ〜!

志歩

ち、ちょっ・・・恥ずかしいから!寄ってこないで!

咲希

あははっ!アタシも入れて〜!

瑞希

あ、ボクもボクも〜!

あれ?なにこれ?

・・・・・・・・・・・・・・・

まぁいっか・・・

これがボクの望んだ・・・

寧々

違う・・・

寧々

みんなはゲームなんかじゃないでしょ。

・・・・・・・・・・・・・・・

ウサミ

よーし、ゲームリセットでちゅね!

こうして世界はループしていくんだね。

寧々

永遠に続く楽園のゲーム・・・楽しそう。

瑞希

それは違うよ!

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

君は・・・誰?

寧々

ゲームなのはわたしだけ・・・みんなはそうじゃない。

瑞希

寧々・・・ちゃん?どうしてこんな所に居るの?

寧々

うーん、どうしてだろう?

瑞希

ボクの記憶の中の寧々ちゃん?そうだよね・・・寧々ちゃんは消えたもんね・・・

寧々

・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

まぁ、なんでもいっか!

瑞希

それより滅茶苦茶じゃない?

瑞希

世界が滅ぶとか、自分を犠牲にしろとかそんなの選べる訳無いじゃんか!

瑞希

ボクなんかに選べる訳ないじゃん・・・

寧々

・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

もう疲れたよ・・・こんな事に巻き込まれて・・・

瑞希

なんの才能も無いって言われた上に外に出れば超高校級の絶望になるとか言われて・・・

瑞希

挙句の果てには消えるって言われたんだよ?

寧々

・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

寧々ちゃんも嫌じゃない?

瑞希

だって、ボク達の記憶が無くなったら寧々ちゃんの存在は完全に無くなるんだよ?

寧々

無くならない。

瑞希

え?

寧々

例え存在が無くなったとしても・・・わたしがみんなに忘れられたとしても・・・

寧々

だからって完全に消える訳じゃないよ。

寧々

わたしとみんなで作った未来をみんなが進み続ける限りはね。

寧々

わたしは消えて無くなったりしない。

寧々

わたしが生きて戦って命を懸けたものがちゃんとそこに残ってるからさ。

瑞希

そ、そう言うけど・・・

寧々

暁山さんは怖いの?

寧々

自分が消える事もそうだけど、重い何かを背負って未来を進むのが怖いの?

瑞希

怖いに決まってるじゃん・・・

寧々

も、もうっ!いつまでグズグズしてるの!

瑞希

えっ!?

寧々

胸を張れる自分になりたいんじゃないの?だから希望ヶ峰学園に来たんじゃないの!?

瑞希

だけど・・・ボクはその希望ヶ峰学園にも騙されて・・・

寧々

暁山さん・・・君は今までずっと大きな勘違いをしてる・・・

寧々

才能を持つ事がゴールじゃない。

寧々

才能があろうとなかろうと、それよりもっと大事なものがあるんじゃないの?

寧々

自分自身を信じてあげて。

寧々

それが出来なかったら才能があっても胸なんて張れないよ?

寧々

きっと・・・昔の君がそうだったみたいにね。

瑞希

寧々ちゃんは・・・

瑞希

寧々ちゃんは消えたんじゃないの?

寧々

でも、昔の暁山さんは昔の暁山さんだよ。

寧々

この世界でわたしやみんなと一緒に過ごした暁山さんじゃない・・・

寧々

だから大丈夫・・・君はもう自分に胸を張っていいと思うよ。

瑞希

・・・・・・・・・・・・

瑞希

ねぇ、寧々ちゃん・・・教えてよ。

瑞希

ボクはどっちを選んだらいいと思う?

瑞希

自分の希望と・・・世界の希望・・・どっちを選んだらいいと思う?

寧々

君達の未来は・・・君達だけに権利があるの。もちろん責任もだけど。

瑞希

自分で選べ・・・って事?

寧々

でも、どっちも選べないんだったら創れば?

瑞希

創る?

寧々

この世界はゲームかもしれないけど、君達はゲームじゃない。

寧々

選ぶだけじゃなくて創る事だって出来るはずだよ?

瑞希

ボクに・・・出来るのかな?

寧々

ゲームじゃないんだから、才能とかレベルとか気にしないでいいんだよ。

寧々

君達にはそれを乗り越える必殺技があるよね?

寧々

ほら、やればなんとかなるってやつ。

瑞希

やればなんとかなるって・・・

寧々

ま、それで何とかなったらクソゲーだけどね。

瑞希

でも、これはゲームじゃないんだよね?

寧々

ねぇ、暁山さん。

寧々

誰かの為じゃない・・・君の為だよ。

寧々

じゃあそろそろ・・・かっこいい所見せてね。

寧々

ほら、わたしも手伝うから。

瑞希

手伝う?

瑞希

・・・・・・?

瑞希

ボクにはなんの才能も無いんだよ。

瑞希

ボクは消えたくない・・・

瑞希

カムクライズルなんてボクじゃない・・・

瑞希

世界がどうとか知らないよ・・・

瑞希

自己犠牲なんて・・・

瑞希

どうせ誰にも感謝されないし・・・

瑞希

ミクなんかに勝てっこ無いんだよ・・・

瑞希

悪いのは未来機関なんだよ!

瑞希

ボクには・・・未来なんて選べないよ・・・

寧々

ほら、やればなんとかなるってやつだよ。

寧々

暁山さんなら未来だって創れるはずだよ。

寧々

それがどんな未来だろうと・・・貴方達が進み続ける限り、わたしは消えない。

寧々

ここまでの事も無意味じゃないよ。

寧々

絶望も希望も背負った貴方達ならきっと未来だって創れる。

寧々

都合のいい奇跡だってやればなんとかなるんだよ・・・

寧々

だ、だから中途半端にうじうじしてないで全部を捨てる覚悟で本気でやってみて!

寧々

わ、わたしも・・・応援するからさ。

瑞希

あ、そういえば・・・

瑞希

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

瑞希

また・・・言いそびれちゃったな・・・

みのり

希望を失っちゃダメだよっ!

ここでの記憶が消えたら・・・私はみんなが死んだ理由すら覚えてあげられない・・・

瑞希

世界から絶望を無くさないと・・・

悲劇はまた起こってしまうよ。

絵名

もう1度彰人に会いたい・・・

愛莉

わたし達が超高校級の絶望に戻ったら未来機関に殺されるかもしれないじゃない・・・

わたし達のせいじゃないよ・・・未来機関のせいなんだよ・・・

ミク

どっちも希望でどっちも絶望!

ミク

結論なんて永遠に出ないんだよ〜♪

瑞希

そんな事ない!

瑞希

きっと希望だけじゃない・・・絶望だって沢山あると思うよ・・・

瑞希

どんな未来になるかなんて分かんないけどさ・・・

瑞希

でもボク達の未来はボク達のものなんだよ!もう誰にも渡さないよ!

ミク

・・・・・・・・・・・・

ミク

は?君、誰?

瑞希

ボクは決めたよ・・・もう逃げない・・・

瑞希

ボクは自分の未来と戦うよ!みんなが創ってくれた未来と戦うよ!

瑞希

誰かの為じゃない・・・自分の為だよ!

ミク

まさか・・・カムクラ?

ミク

ちょっとちょっと!?どうなって・・・これっ・・・本当のバグっ!?

瑞希

ボクはカムクライズルじゃない・・・

瑞希

ボクは正真正銘、暁山瑞希だよ!

ミク

希望を求めるから絶望するんだよ〜!

ミク

もう終わらせようって〜!

ミク

選ぶ必要無いって!

ミク

目を塞いで耳を閉じて!

ミク

口も閉じといて!

ミク

そうすればこのゲームは永遠に続く♪

ミク

それが嫌なら電源オフにすればいいんだよ♪

瑞希

それでもボクはっ!

ミク

絶望的な未来なんて・・・見なくてもいいんだよ・・・

瑞希

それなら・・・未来を創ればいいじゃんか!

瑞希

その言葉・・・斬らせてもらうよ!

ミク

どう・・・して・・・どうして急にこんなバグが・・・

瑞希

みんな・・・強制シャットダウンをしよう!

みのり

えっ?で、でも・・・

咲希

強制シャットダウンをしたらアタシ達は・・・

瑞希

たった1つの選択肢で終わる訳無いでしょ!

瑞希

みんなが繋いでくれた未来にはもっと大きな可能性があるはずなんだと思うんだよね。

瑞希

まずは胸を張って外に出てそこからボク達で未来を創っていこうよ!

瑞希

ボク達の思い通りの未来をね!

ミク

な、何言ってるの!そんなに都合のいい事ばっかり起こる訳・・・

瑞希

奇跡くらい・・・起きたっておかしくないでしょ?

瑞希

これはゲームじゃない・・・未来はいくらでも変えれるんだからさ!

ミク

へ、へー・・・そう言ってても外の世界に行ったら全部忘れちゃうんだよ?

志歩

ねぇ、2つのボタンを同時に押すんだっけ?

咲希

ねぇ、2つのボタンを同時に押すんだっけ?

ミク

・・・は?

咲希

何でだろう?アタシもよく分かんないんだけど・・・

志歩

そうだよね、私達がこれから作る未来はみんなが作ってくれる未来でもあるんだもんね。

ミク

だ、だから・・・自殺行為なんだよ〜!

自殺行為なのは分かってる。私達のメリットなんて見当たらないしね。

みのり

だけどね・・・

みのり

なんか聞こえたんだよねっ!

愛莉

そうよ!未来は作ればいいのよね!

冬弥

俺は・・・1人になってしまったが・・・ここで戻ったら怒られるだろうな・・・

冬弥

それに・・・ここには仲間も沢山居るしな・・・!

絵名

あー、もうまためんどくさい事になっちゃったわね・・・

絵名

だけどみんながやってるのに私だけやらない訳にもいかないし・・・

わたしの曲で・・・希望に変えられるかもしれない・・・

ミク

き、君達まで・・・どうして・・・

ミク

どうして自分から絶望に飛び込むような真似が出来るの!?

瑞希

信じてるから・・・

ミク

・・・は?

瑞希

ボク達は自分自身の未来を信じてるんだよ・・・そこがミクとは違う所・・・

瑞希

新しい事も困難な事もやれば出来ると思うんだよ!

瑞希

未来だって創れるはずだって信じてるんだよ!

ミク

そ、そんなの・・・希望なんかじゃないじゃん・・・絶望ですらないよ・・・

ミク

な、なんなの・・・!!?

みのり

瑞希ちゃん・・・それにみんなも・・・

みのり

・・・ありがとう!

瑞希

・・・・・・・・・・・・

瑞希

それを言う相手はボクじゃないと思うよ?

みのり

え?

スーパーダンガンロンパ2×プロセカ(第6章)

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13

コメント

2

ユーザー

うわぁぁぁぁぁぁ…感動だよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ…

ユーザー

これ日向はじめが2人居たやつか

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