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それはある日突然の事だった。
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
善逸はぱくっと夕食を口に含む。
我妻善逸
我妻善子
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善子
我妻善逸
善逸の琥珀色の瞳から大粒の涙が滴り落ちる。
我妻善子
善子はそれをすかさず舐めに行く。
我妻善子
その時、善子には衝撃が走った。
実の兄、善逸の涙がとても甘露で美味しかったからだ。
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善逸
翌日
我妻善逸
竈門炭治郎
我妻善逸
竈門炭治郎
我妻善逸
我妻善逸
我妻善逸
すると善逸はブチッと自身の指の皮を食い破り、血を炭治郎の前に差し出した。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
善逸の指を赤ん坊の様にぱくりと舐め始める炭治郎。
竈門炭治郎
我妻善逸
竈門炭治郎
冨岡義勇
我妻善逸
冨岡義勇
我妻善逸
冨岡義勇
その時、冨岡の歩みが止まった。
我妻善逸
冨岡義勇
我妻善逸
普通フォークはケーキの匂いに気が付かない筈だけど…、と我妻が思っていると
冨岡義勇
我妻善逸
そうか、冨岡先生は嗅覚がとてつもなく優れているんだ、と我妻が青ざめた瞬間
善逸の指から滴る血はもう既に冨岡の口内だった。
我妻善逸
冨岡義勇
欲情した雄の瞳と熱い吐息に酔わされ、くらりと我妻も理性を失いかける。
我妻善逸
冨岡はがじがじともっと食べたいと言わんばかりに我妻の指を齧る。
まるで飢えた捨て子かのように。
我妻善逸
我妻は何とか力を振り絞り、冨岡から抜け出す。
我妻善逸
その勢いで後ろに倒れそうになった時
胡蝶しのぶ
ぽすんっと胡蝶の腕の中に我妻は埋もれた。
胡蝶しのぶ
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
我妻善子
我妻善子
我妻善子
我妻善逸
我妻善子
胡蝶しのぶ
我妻善子
胡蝶しのぶ
我妻善逸
我妻がケーキだと知った瞬間、胡蝶の目が変わった。
胡蝶しのぶ
我妻善逸
胡蝶しのぶ
我妻善逸
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
我妻善逸
我妻は勇気を振り絞り、名札の針で指先を刺し、血を出した。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶はさらりと自身の髪の毛を耳にかけ、我妻の指を口に含んだ。
我妻善逸
我妻自身も何回も吸われている内、痛みが気持ち良さに変わっていく。
我妻善逸
我妻の顔は生娘のように艶やかな火照った頬、涙で潤んだ瞳、熱い吐息。
皆が皆、我妻の色気に当てられ、見る事が出来なかった。
胡蝶しのぶ
我妻善逸
胡蝶しのぶ
ふふっと妖艶に笑う胡蝶に対し
冨岡義勇
もっと欲ばる人物も。すると…
竈門炭治郎
竈門炭治郎
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
我妻善子
胡蝶しのぶ
胡蝶の最後の一言でトドメを刺された冨岡。
冨岡義勇
そう言うと校則違反の者に目もくれず、ふらふらと職員室へ帰って行った。
我妻善逸
我妻善逸
我妻はそう言うと自分の血を舐め
我妻善逸
皆が校門付近でわちゃわちゃしていると
我妻善逸
我妻は何者かに口を塞がれ、校舎内に消えていった。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
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コメント
7件
神!!!!
善逸...食べたい (º﹃º )