TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
彼らとの日常は……

彼らとの日常は……

「彼らとの日常は……」のメインビジュアル

11

彼らとの日常は……

♥

215

2020年10月04日

シェアするシェアする
報告する

そうしないと自分が壊れてしまう

そう思った。

ゆいか(小学生)

私がもっと頑張ったらお母さんはきっと……

ゆいか(小学生)

認めてくれる……よね………………?

それから私は、お母さんに迷惑をかけないように

自分はどうなってもいいと思い始めた

あるとき、家にいると

ピンポーン

ゆいか(小学生)

ん?宅急便かな?

ゆいか(小学生)

行かなきゃ

玄関に向かうと

すでにお母さんがいた。

ゆいか(小学生)

…………(お母さん?)

ゆいか(小学生)

(いつもなら出ないのに…)

誰かと話している。

ゆいか(小学生)

(誰だろう)

見たことない人だった

お母さん

あらー!

お母さん

____君じゃないの〜♪

お母さん

久しぶりね〜何年ぶりかしら?

??

どうも、お久しぶりです。

??

ちょうど近くに用事があったので。

お母さん

あら、そう?

お母さん

上がってお茶でもどう?(*´∇`*)

お母さんはいつもと違って笑顔で話している。

私が見たかったお母さんの笑顔だ……

ゆいか(小学生)

(あの人と話すお母さんは嬉しそう。)

ゆいか(小学生)

(あの笑顔……いつぶりだろう…)

少し離れたところから見ていると

ゆいか(小学生)

パチッ

目が合った

??

!!!!

その人は笑顔で話しかけてきた

??

ゆいかちゃん!!

??

大きくなったな〜✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。

ゆいか(小学生)

……は、初めまして…

ゆいか(小学生)

o┐ペコリ

??

あー、やっぱ覚えとらんか

??

前に会ったのは2歳くらいのときやもんなぁ

ゆいか(小学生)

??

分からない、この人は誰なんだろう。

でも、

ゆいか(小学生)

(優しそう…)

この人になら話してみてもいいんじゃないか

この人なら…私を救ってくれるのではないか

そう思えた。

なぜだかは分からない…

ゆいか(小学生)

あ、あの……

??

あぁ、すまんな

??

名前言っとらんかったわ

俺は鬱やで

鬱先生とか大先生とか好きに呼んでね(* ´ ꒳ `* )

ゆいか(小学生)

わかりました…

お母さん

……ゆいか、鬱くんにお茶出してくれる?

そう言うお母さんは笑顔だった

でも、目は笑っていなかった

ゆいか(小学生)

はい……

そんなお母さんに私は寒気を感じた

(ゆいかちゃん、大人しいのかな……)

(にしても、お母さんに敬語なのはおかしないか?)

(それに、痩せ細って、痣だらけ…)

(それに、手はキズだらけ)

(後で聞いてみるか。)

ゆいか(小学生)

どうぞ

あ、ありがとう(*´∇`*)

そういえばゆいかちゃんは何歳なんや?

ゆいか(小学生)

えっと…12歳、です。

そうか!

すごいな!1人でお茶いれたりできるんやなぁ!

ゆいか(小学生)

そんなことないです。

ゆいか(小学生)

当たり前なので…

お母さん

お母さん

ゆいかは宿題があるでしょ?

お母さん

部屋に行ってなさい

ゆいか(小学生)

……はい。

ゆいか(小学生)

ごゆっくり

ガチャ

ゆいか(小学生)

(お茶いれただけで褒めてくれた…)

ゆいか(小学生)

(お世辞でも嬉しいな…)

ゆいか(小学生)

(●´ω`●)

鬱目線

ゆいか(小学生)

ごゆっくり

ガチャ

(行っちゃった…)

(色々聞きたかったのに)

しっかりしてますね

小学生に見えないくらいに

お母さん

(´ノ`*)

お母さん

愛想がなくって困りますよ

お母さん

もうちょっと可愛げがあってもいいと思うのよねぇ…

(目が笑ってない……)

(!!…そうか、分かった……)

すみません、御手洗借ります

お母さん

どうぞ〜

ガチャ

トコトコトコ

ここか、

「ゆいかちゃんの部屋」

俺はドアをノックした

ゆいか目線

コンコンコン

ゆいか(小学生)

ゆいか(小学生)

はーい

誰だろうお母さんは鬱さん?と話してるはず…

ガチャ

ゆいかちゃん♪

ゆいか(小学生)

鬱さん?

そうだよ〜

ちょっと聞きたいことがあるんやけど

ゆいか(小学生)

なんでしょう?

単刀直入に聞くんやけど……

ゆいか(小学生)

…………

鬱さんの表情が真剣になる

それと同時に私は唾を飲み込む。

ゆいか(小学生)

……………ゴクリ

ゆいかちゃん、辛い?

ゆいか(小学生)

へ?

唐突すぎて脳の処理が追いつかない。

すまん、説明が足りんかったわ

……

お母さんと居るの、辛くないん?

これは、俺の勝手な推測なんやけど

ゆいかちゃん、お母さんに虐待受けてるんやないかなって

お母さんに対して敬語ってのも、おかしいし

痣やキズが沢山ある

虐待ちゃうか?

ゆいか(小学生)

…………

その通り。

返す言葉が見つからない

ゆいか(小学生)

……………………

家に来ないか?

今すぐは無理やけど、ゆいかちゃんがいいって言うなら大歓迎やで

何故だろう、涙が溢れてくる。

ゆいか(小学生)

…………い。

ゆいか(小学生)

…い、行きたい。

!!!!

そうか!

そこから私の毎日は少しずつ楽しくなっていった。

俺、今東京来ててアパート借りてるんよ

でももうすぐ大阪帰るんよ、その家使わへん?

ゆいか(小学生)

いいの?

もちろんやで!

一緒に住めるまで1人暮しになってまうけど……

ゆいか(小学生)

それなら大丈夫です!

そうか、ならええわ。

主(おはぎ)

変なところで切ってしまってすみません💦

主(おはぎ)

一応、ゆいかの過去はこんな感じで終わります。

主(おはぎ)

次回からは我々だの皆も出てくると思います!

主(おはぎ)

お楽しみに✨

彼らとの日常は……

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

215

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚