ワンクッション
Iris様二次制作小説
青桃
詳しくは前回(第7話:作戦)をご覧下さい
深い海の底に沈んでゆく
目の前のものを掴もうとしてももう少しのところでまた沈んでしまう
それがなんとも言えないほど悔しくて、怖かった
俺はこんな海に溺れるのではなく、君に溺れたい
だからその目を開けて、俺の手を掴んで、
君との未来をも切り開こう
お願いだから、
お願い...だから
青
青
青
桃
青
夢という悪夢
夢の中でも、君は目を覚ましてくれないのか
少しの希望も見せてくれないのか
怖いよ
眠り続ける君の横で寝て、起きた時、
君がいなかったことになっていたらどうしよう...とか、息をしていなかったらどうしよう...とか、
きっと、今の君は誰よりも儚い存在
青
そう呟いて、必死になって、今日もまた一日を無駄にする
今の君に足りないものは何?
求めているのは何?
俺に出来ることならなんだってするよ
青
青
紫
紫
青
紫
紫
青
紫
紫
紫
紫
青
紫
青
あぁ、また変な気を遣わせてしまった
青
こんな彼氏でごめんね
こんなメンバーでごめんね
本当にごめんなさい
青
青
『あーじゃああれは?』
『おとぎ話とかでもよくある、、眠り姫...だっけ?』
『"王子様のキス"』
青
『さすがにおとぎ話すぎでしょw』
『えーそうかなぁ...w』
『まろはどう思う~??』
『まろも...ちょっと現実味がないというか...w』
『ぇ...、!?もしかしてりうらの味方いない!?』
『りうら的にはいいと思ったんだけどな~...w』
青
先日、りうらが言っていた"王子様のキス"。
その時はみんな冗談で否定していた。
俺もそうだった...けど、本当は違う
怖かった
俺がないこの運命の人じゃ、ないこの王子様じゃなかったら
俺は...どうすればいい...?
でも...最近おでこにしかキスしてなかったな、
青
そう勝手な理由をつけながら、君の唇を眺める
もし俺が、君の王子様じゃなかったとしても...
青
俺は君を想い続ける
第8話:END
コメント
13件
みんと様の前垢から来させていただきました、!こういうのって大体苦しそうな顔してるけどなに食わぬ普通の顔で眠ってるのすごい現実味があって好きです!✨次で最終回、、とても楽しみにしております!!! あ、フォロー失礼します!!
今回も神ですね…!✨ 語彙力といい発想力といい全てがぶっ刺さります…! この連載、1話1話がすごく心に残るような感じがして自然と涙が出てきます!😭 終わり方も本当自然でワクワクするような感じで尊敬します…!! 次回も楽しみです!!