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私/僕たちのミライを描いて

第4話 - 寧々ちゃんの過去（後半）

2025年07月14日

#類司

#微司寧々

#微司えむ

#ドルパロ

あん

草薙寧々

めんどいらしいよ。

草薙寧々

根性な…

あん

すみません。過労が…

草薙寧々

学生のくせに…弱すぎるでしょ。

あん

ごもっともでございます。

過去、未来捏造薔薇なし、百合なし、桜なしムリな人はバイバイ

草薙寧々

（私の夢は、諦めきれない…）

草薙寧々

我ながら、諦め悪いな…

鳳えむ

（さっきから寧々ちゃん、しょぼぼぼーんってしてる…あたしがあんなこと言ったから…）

草薙寧々

えむ、明日、一緒に遊ばない？

鳳えむ

わっ！うん！もっちろん！

草薙寧々

じゃあ、何する？

鳳えむ

一緒にショーが見たいな！映画でも良いよ！

草薙寧々

じゃあ、映画見に行こうか。オススメがあるんだ。

鳳えむ

やったー！

次の日、映画を見に行ったあと

草薙寧々

楽しかったね。

鳳えむ

うん！アリサちゃんの演技すごかったなー！

草薙寧々

私は、リオの歌声が好きかな。

鳳えむ

あたしも、リオくんのふわわわーって感じの歌好きだな！

草薙寧々

ふふ…

草薙寧々

（いつか、終わりがくるなんて、思いたくもない。けど、こんな性格だから、思っちゃう…）

鳳えむ

寧々ちゃん、海を見に行かない？

草薙寧々

えっ？いいよ。近いし、

鳳えむ

じゃあ、ゴーゴーレッツゴー！

草薙寧々

綺麗…

鳳えむ

わー！透明でキラキラしてるね！

草薙寧々

この想い…歌にしたい！

鳳えむ

寧々ちゃん…じゃあ！寧々ちゃんが主役のショーを考えよう！

草薙寧々

うん！

それでも、今しかできないようなことを大切にしたかった。

草薙寧々

ここで、歌を入れたいかな

鳳えむ

いいね！じゃああたしはここで寧々ちゃんの歌声に圧倒されちゃおう！

草薙寧々

えむったら。

草薙寧々

いつか、えむとダブル主役もやってみたいな…

鳳えむ

わー！いいね！やりたいやりたい！

そうして、私の休日は終わった。とても、楽しかった。久しぶりに心から笑えたような気がして。

そうしているうちに、時は進み、類は卒業してしまった。

鳳えむ

類くん、今日も来ないのかな…

草薙寧々

最近来てなかったし…顔も出さない。

類は、ここに来ることも少なくなった。

神代類

やぁ、みんな。久しぶりだね。

鳳えむ

類くん！

草薙寧々

もう、久しぶり。元気だった？

草薙寧々

（久しぶりだから、えむはしゃいでるな。でも、いわなくちゃ）

草薙寧々

あの、話があるんだ。

草薙寧々

あの時の夢やっぱり諦めたくなくて！

鳳えむ

それって…！

私！高校を卒業したらここをでていこうと思うの！

鳳えむ

えっ…！

神代類

…僕も、みんなが卒業したら、やめようとは思っていた。

草薙寧々

（類も…えむ！）

草薙寧々

悲しまないで、まだ決まったわけじゃないから。

神代類

僕も、確定したわけではないからね。

鳳えむ

うん…

今日の練習は、なんだかみんな悲しんでいるような動きだった。

神代類

寧々、卒業おめでとう。

草薙寧々

ありがと。

鳳えむ

みんなー!あたしのところの卒業式も終わったよ！

草薙寧々

おめでとう。

神代類

おめでとう、えむくん

鳳えむ

えへへ～ありがと！

草薙寧々

（この空気を壊したくない…でも、私の夢を聞いてほしい。たとえ、それが、よくなかったとしても。）

草薙寧々

あの日…私が言ったこと覚えてる?

鳳えむ

あっ…あの、歌手になりたいって言ってたこと？

草薙寧々

うん。私、ずっとずっと考えて決めたんだ。私、フェニランから出る。

鳳えむ

やっぱり…でも、寧々ちゃんの選んだ道だよ。応援…するよ！

草薙寧々

えむ…泣かないで。

鳳えむ

えっ？あたし泣いてる？

神代類

えむくん、つらいのは僕もだ。だが、僕も、フェニランからでていこうと思う。

鳳えむ

類くんも…っ…、でもっ…みんな、笑顔でバイバイでしょ…！

草薙寧々

（えむ…でも、言えて…よかった）

草薙寧々

今は、笑顔じゃなくていいよ。泣いても笑っても何でもいいから、最後に、思い出作ろう？

鳳えむ

えっ？

草薙寧々

最後に、フェニランでお別れショーをやろう

鳳えむ

うん！

神代類

いいね。僕もその日は、あけとくよ。

草薙寧々

（やっと、笑顔になってくれた。どんな、顔でも、私はえむのこと大好きだよ。）

鳳えむ

みんな！今日はスペシャルショーに来てくれてありがとう！

草薙寧々

私たちで、笑顔になって帰ってね。

神代類

では、ショーのはじまりだ！

みんな…！笑顔で…！いつか私も、一人でこんな景色を作りたい…！ありがとう…！ありがとう…！

鳳えむ

あっりがとうございました！

草薙寧々

ありがとうございました。

神代類

ありがとうございました。

草薙寧々

…話があります。私草薙寧々と

神代類

神代類は、今日ここを去ります。

ファン

うそ…

ファン

これからも応援してるよ！

ファン

大好き！

草薙寧々

みんな…！ありがとう……！

神代類

本当にありがとう…！ここは、僕に大切をくれた、大切な場所です。僕たちがいなくても、来てくださいね。

草薙寧々

私も、ここで大切なものを見つけられた、私も類も夢のためだから。また、夢をつかめたら来るね。その時は、あたたかくむかえてね!

鳳えむ

みんな！最後は、いつものいくよ！

せーの！

わんだほーい！

鳳えむ

終わっちゃった…みんな！

草薙寧々

（なんで…こういうときでも笑えるの…？さみしい時は泣いて…楽しい時は笑ってよ！！）

草薙寧々

もう…！えむ！泣きたいときは泣いていいんだよ。

鳳えむ

えっ…？なんで？

草薙寧々

いかにも泣きそうな顔してた…

神代類

僕でも泣くんだ今くらい、泣いたっていいんじゃないのかな。

鳳えむ

類くん…！うわっ…うわーーん！

草薙寧々

うっ…！ううっっ…みんなっ…！

神代類

グスッ…お別れ…か

鳳えむ

これからもっ…みんなで、会ったりしようねっ！

草薙寧々

もちろんでしょ！

神代類

そうだね

草薙寧々

（私、みんなのこと、大切で大好きな友達だよ…！ありがとう…！）

じゃあ、アレのサヨナラバージョン！

サヨナラバイバイわんだほーい！

あん

（寧々ちゃんの部屋だと思ってください。）

それから私は、いろいろなところで、歌の練習をした。

草薙寧々

（あの日は、最悪だったな…）

草薙寧々

（今までのこと、全部台無しになって、今じゃステージに立つことすら出来ない。こんな臆病者…誰か…）

草薙寧々

なんてね。

スマホをさわりながら、そんなことを思ってたいたとき

一人のアイドルが目に入った。

草薙寧々

誰…？この人…天馬司…？歌は…

天馬司

♫〜

草薙寧々

っ…！この歌…私が探し求めてた…！

草薙寧々

この人の歌…！もっと聞きたい！

そうして、私は、アイドル天馬司にのめりこんでいったのだ。

草薙寧々

（ん…？マネージャー募集中…？）

草薙寧々

私…！応募してみたい！この人の役に立ちたい！

そうして、私は、応募し、　見事受かることができた。

草薙寧々

司、ここは、こうした方がいいと思う。

天馬司

なるほど…そういう手もあったか…ありがとな！

草薙寧々

いや、これくらいなんてことないよ。

草薙寧々

（感謝したいのはこっちの方だ。）

そうして私は、自分の夢は叶えられなかったが、誰かの役に立つ仕事はできていると思う。

草薙寧々

（あの時、司に会えてよかった!）

あん

本当に申し訳ございませんでした。

草薙寧々

誤ってもどうにもならないでしょ。

あん

言い訳させてください。類くんバナーがちってたら書く時間なくなりました。

あん

あと、寧々ちゃんの過去をどうするか悩みに悩みました。

あん

次は、息抜きで、神代類の妄想でお送りしたいと思います。

あん

これからもよろしくお願いします。
ハートありがとうございます！嬉しいです！

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