まだ桜舞い散る4月。
あの日、あの場所で、
俺は君に出会った。
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サァァァァ...
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この学園の中で一番大きい桜の木の下で、
周りにピンクが包む中。
綺麗な空色をした彼が、まるで天然水のような声で歌っていた。
彼がいるところだけ、ぽっかりと穴が空いたような空色だった。
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この世とは思えないほど君は綺麗で、
今すぐにでも、話かけたかった。
今すぐに、君を知りたかった。
でも、
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俺は、入学式が始まるまで、ずっと君の声を聴いていたくて、
ずっと、その場から離れず君を見ていた。
この学校の生活にも慣れた6月。
俺は毎日のように君を見ていた。
桜が散っても、木の葉が緑になっても、
相変わらず君は綺麗だった。
そんな君を一目惚れして、好きになって、
毎日君を見るって
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名前が、知りたい。
君の全部が知りたい。
苦手なことも、好きな物も、
笑った顔も、悲しんでる顔も、
全部全部、知りたい。
そう思っても、なかなか行動出来なかった。
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君は歌い終わった途端、姿を消す。
『青い空色の髪色。』
君の特徴を言っても、誰も君のことは知らなかった。
君は、何を想っているの?
俺に全部吐いて欲しい...なんて、
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本当はずっと気になってた。
撫子色の髪に、紺桔梗色の目。
笑った顔は、桜が満開になるように、
明るくて、可愛くて、かっこよくて、
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でもやっぱり怖くて、
また、ああなるんじゃないかって、
『声気持ち悪w』
『近づかないでくれない?w』
話せなくて、教室にすら入れなくて、
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桜が舞い散る快晴の中。
桃色と空色は愛し合った____。
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コメント
3件
わーお、神作ぅ(( ブクマ失礼します!
神ですね知ってます★(何こいつ)
めちゃくちゃ素敵やないですか、!