夏祭り

※こちらはiris桃赤（桃攻め）のBLとなっております。 苦手な方は今すぐスマホを閉じてぶん投げましょう。

※このお話は完全主の妄想であり、 ご本人様とは一切関係がございません。

※微色分け入ります。

この暑苦しいチャラそうなピンク頭はないくん。 歌い手若手社長で"一応"りうらの彼氏でもある。

故にこの暑苦彼氏はりうらから離れてくれないのだ。

……沈黙。あれ、怒らせたか……？

どうも俺の彼氏はりうらの事が好きすぎるらしい。 夏だから涼しげにはなるもんだろ…というのを飲み込む。

顔をぐいっと寄せられる。寸での所まで近づいた時、 大きな音と共に耳をつんざく様な大声が響いた。

まて、この状況で来られたらーっ

終　わ　っ　た

何この気まずい空間！？どうしてくれんの！！ と心の中で叫んでも意味はない。

付き合ってる事を知っているとはいえまずい。 余りにも気まずいが過ぎるんだが。

〜数十分後〜

なんとか適当喋って誤解（？）を説いたりうらは、 青組からとあるチラシを見せられていた。

夏といえば歌い手の繁忙期でもある。 こんな時期に使える時間は限られているのだ。

ほとけっちは困りにくい雰囲気をだす天才だと思う。 こんな目で見つめられたら断れる訳ないじゃんっ！

ないくんがにんまりと笑う。

あぁ、そういえば忘れていた。 この二人も付き合ってるんだっけ。

にしたって青組はなんで成り立ってるんだか… りうらとしては普通に謎だ。

ん？

なるほど。やっぱ仲間思いでツンデレだなぁ。まろ。

…だからメンバーなんだけど、ね。

とまぁこんな会話をして2人は嵐のように去っていった。

…嫌な予感

そんな事を言えば、君は犬のように明るい笑顔で

って抱きついてきた。

暑いけど、別に嫌じゃないよってのは秘密。

夏祭り、少し、楽しみかもしれない。

嘘、やっぱやだ。

……満更でもない顔とかしてないし。