なぜなのだろう

注意は前回のを見てください！

ないふしか出てきません！

地雷さん🔙

ないこside

仕事を終わらせ、現在の時刻は22:45

いや、最近会ってないし…？

ずっと忙しいって言ってたし…？

あいつすぐ溜め込むし…？

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｼｰﾝ

いや、倒れてたりしないよね…？

え？

あいつなんだかんだいつも出てきてくれるよね…？

え？

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｼｰﾝ

ふざけたテンションでまろの家に凸ったが

流石にこれはおかしい

もしかしてまろに何かあった…？

内心焦りながらまろのドアを開ける

ｶﾞﾁｬｯ

ｼｰﾝ

入っても全く反応を感じられない

あいつ倒れてんか…？

ﾀﾞｯ　

いふside

最近ずっとこの調子

生きてていいのか悩み

消えたくて

でも消えれなくて

助けて欲しいけど

救って欲しいけど

何も言えない

結局何も出来ない弱いままで

メンバーにだって

「助けて」

そう言えば助けてくれる

そんなことは知ってる

でも

もし嫌われたらどうしよう

もし引かれたらどうしよう

そんな

「もしも」

がおれを止めて

答えなんて見つからない

そうして時が過ぎていく

でも、絶対に

絶対にメンバーに迷惑はかけたくない

だから、

LINE（回想）

だから嘘を吐く

最低限の食事も…

一応とっている

でも、

そのまま、存在意義の理由は 浮かばないまま、時間だけが過ぎてった

だから…

だから俺は

ないこが来ていたことに気づけなかった…

ないこside

リビングにも居なかった

仕事部屋にも居なかった

後は寝室

人様の家の寝室に勝手に入っていいのか…w

まぁ、何かあってからじゃ遅いし…

そう思い、俺は、寝室のドアを開けた

ｶﾞﾁｬ

そこに居たのはまろだった

でも以前のまろじゃない

光のある目をしていない

濁った目のまろ

瘦せて、今にも消えちゃいそうな

脆く、すぐ壊れてしまいそうな

そんなまろがいた…

いふside

あぁ…

何も言わない

失望されちゃった？

あきれられちゃった？

嫌われちゃった？

「もしも」

そう思っていた妄想が

「現実」なんじゃないか？

そう俺に思わせて

ないこside

ﾎﾟﾀｯ

まろの目から零れた雫がベットに染みをつくる

ｷﾞｭｯ

ｷﾞｭｯ

俺が抱きしめるとまろは抱きしめ返してくれた

真面目で

頑張り屋で

でも自分の限界にすぐに気づけなくて

ちょっと不器用で

そんな大切な大切な俺の相棒

だからこそ俺がすぐ気づいて

守り抜く

そう強く、心に誓った