/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
スタッフ
えま
マネージャー
えま
今日はまだ撮影半分か…
ドレスちょっと締めすぎたかな…？
にしてもこのマーメイドドレスデザインが綺麗だな…
ダダダダ🏃
？？
ファン(？)
えま
ファン(？)
ファン(？)
スタッフ
スタッフさんが止めようと動き始めた
ファン(？)
ナイフが出てくる
マネージャー
マネージャーさんが私の前に立って守ろうとしてくれている
でも…
私のせいでみんなを傷つけたくない…
もし私がここで逃げ出したらみんなを切りつけて追いかけてくるだろう…
どうしたらいいの…
ファン(？)
ナイフがマネージャーさんに向かって振り上げられる
私の体は咄嗟にマネージャーさんを引いて抱き寄せた
グサッ🗡
えま
マネージャー
ナイフが私の背中を切り裂く
背中が焼けてるみたいに痛い
ファン(？)
ファン(？)
ふーっ…
えま
えま
えま
他の人の邪魔を警戒しているナイフの刃を私はぎゅっと握る
えま
ファン(？)
ファン(？)
ファン(？)
私の手からナイフを取り返そうとする
えま
ナイフが手から抜けてしまった
ファン(？)
グサッ🗡
私の左脚にナイフを突き刺す
えま
近寄ってきた今反撃してみんなに捕まえてもらわなきゃ…
痛いけど…
刺された脚を軸にして相手の急所を蹴り上げた
ファン(？)
えま
スタッフ
これで…ストーカーは制圧できた…
私以外誰も怪我しなかったよね…
えま
安心したら力が抜けて…
マネージャー
マネージャー
マネージャーさんに支えられる
えま
マネージャー
マネージャー
えま
マネージャー
なんだか眠くなってきちゃった…
えま
えま
マネージャー
マネージャー
マネージャー
マネージャー
これ…
寝ちゃったら死んじゃうやつかな
でも…もう今日は疲れちゃった
お家に帰れなさそうなことみんなに伝えなきゃ…
みんな…
般若さん
おかめさん
隈ちゃん
きっつん
あぎょたん
みんなに会いたいなぁ…
ここは…？
真っ暗でどこにも果てがなさそうな感じ…
とりあえず何か探してみるか…
あ、でも脚刺されたから歩けるかな
脚を触っても傷はなかった
んー？
さっき刺されたんだけどなぁ…
歩いていくと博物館の映像資料のように昔の記憶が映し出された
これは…
お姉ちゃんとお小遣いためてアイスを半分こしたときの…
こっちは…
柴犬の武蔵丸を飼い始めた時の…
あれ…？
あの赤い光なんだろう…？
触ってみると声が聞こえた
？？？
？？？
？？？
鹿児島のお芋のチップス美味しいだろうな…
歩いていくとまた映像が流れた
社交ダンスを始めた頃の映像
テスト勉強を頑張っている映像
ん？
今度は橙の光？
？？？
？？？
？？？
筋肉程々につけなきゃなぁ
この前の撮影片手倒立って言われた時はびっくりしたなぁ
また映像が流れ始める
これは…
高校の時の映像か
文化祭の時のやつもある
映像が終わると青い光が近づいてきた
？？？
？？？
？？？
鰹の藁焼き…
絶対美味しい
進むとやはり映像が流れた
お姉ちゃんが飛んだときの…
お母さんから罵倒されて暴力を受けたときの…
あれは私にはどうにもできなかった
ふと前を見ると紫の光がふわふわしていた
？？？
？？？
？？？
花火かぁ
海辺で見る花火は綺麗だろうな
また歩き始める
モデルになって色んな写真を撮っている姿が流れている
白い光が隣に来て私の手に触れた
？？？
？？？
？？？
？？？
帰るって…
どこに…？
まずここから出ないと何もわからないか…
進もう…
最後の映像に目が止まる
この前の誕生日の時の…
みんなに祝ってもらえて嬉しかったなぁ…
そうだ…
みんなのところに帰らなくちゃ…
みんなのところに帰りたい…
武蔵丸
えま
鳴き声が聞こえたほうを見ると既に亡くなった武蔵丸がいた
武蔵丸
ポンッ💨
えま
武蔵丸の体が私よりずっと大きくなった
武蔵丸
武蔵丸は背中に乗ってと言わんばかりに伏せる
私は武蔵丸の背中に乗ってふわふわの体に掴まった
それを確認すると武蔵丸は走り出した
私は怖くて目を瞑る
武蔵丸が止まったので目を開くと真っ白な世界にいた
ここには壁がある
壁を触っていると扉のハンドルのようなものがあった
えま
武蔵丸
呟くと武蔵丸はそうだと吠えた
えま
武蔵丸の頭と首元を撫でて私は扉に手をかけた
んっ…
眩し…
病院…？
なら…この辺に
ポチ
やっぱりナースコールあった
廊下からパタパタと走る音が聞こえる
看護師
医師
医師
起きてすぐ質問攻めに合う
えま
？？？
えま
声が…
声が出ない…
それを察したのか看護師さんが紙とペンを持ってきてくれた
えま
医師
医師
ストレス…
医師
時計を見ると3時
外はまだ真っ暗だった
えま
医師
看護師
えま
お医者さんと看護師さんは私の部屋を後にした
声が出ない…のか…
ナイフを掴んだせいで右手はまだ包帯が巻いて…
？？？
あれ？
傷跡はあるけど治ってる…？
そんなにすぐ治る傷じゃなかったと思うけど…
まぁいいや…
疲れてるのかも
もう一回寝よう…
コメント
2件
長い時間寝ていたんじゃ､､､
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ