my ⌒
……
(監禁されてどれぐらい経ったか分からない、ずっとハヤトさんが傍に居た、だけど今日は長引くらしい、もしかしたら、俺は近くにある棚の上に手をかける、あった、そこには手錠と足の鎖と首輪の鍵、もしかしたら出られるかもしれない、それを上手く使って_ ガシャン、その音で俺を拘束していたものが外れる、俺は早足で靴なんて気にしないで玄関へ走る、もう何日も歩いていない俺の足はガタガタと震えている気がした、あっ、財布、それを思い出せばお金が入っていそうな場所を探す、あった、そして奪われていたスマホ、それとモバイルバッテリーを持ってまだ玄関へ走り外に出る、久しぶりに出た外はすごく眩しくて、自由だった、 )
遊び回った、かな、
(外はもう既に暗くなっていて、公園の時計は夜10時を向かってた、何処に泊まろうかな、そう思えば適当に歩き出す、監視カメラここ無いんだ、へー、危なくない、?そんなどうでもいいことを思えば後ろから“ 灰くん 、 ”その声が聞こえた、震える、震える、動いて、俺の足、動いて、逃げないと、逃げないと行けないのに!そして後ろにスタンガンを押し付けられたら“ ぁぁ゙ ッ _ ” その声だけを吐き出して倒れ込み、意識を手放す)