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8件
めっちゃ書き方上手くて尊敬します!Yanくんもイケメンすぎるし、Etさんは、天然で可愛くて、、、もう考えるだけで尊いです! 続き待ってます!楽しみです!
最高すぎるよ … ( ) y a n 裙 いけめ ~ ん っ ! 私もy a n 裙 に血吸われ たい( ? ) 続き楽しみにしてるね !💭 💞
et
本当にここがこれから通う学園?
と1人でにつぶやいているのは私
今日からこの星の丘学園に通う夕日etだ
この学園は弱肉強食
弱い者はいじめられて 強い者が有利となる
これから私はここで 生活していかなきゃいけない
そもそもどうして私がこの学園に 通うことになったのかと言うと......
推薦が来たから
この学園は特殊であり推薦が来ると それには必ず応じなければいけない
つまり初めからこの学園以外 通うことができなかったのだ
私みたいな凡人にどうして 推薦が来たのか
それは.....
どう言うことなのか私にもわからない
なんの理由も教えられず ただ推薦が来ただけ
私の家は裕福じゃなかったため 推薦で入った生徒への学費免除が
私には美味しい提案だったから
断る理由もなかったので応じた
そんなこんなで決めた学園生活 なんとか乗り越えられるように
頑張らないと....!!
とりあえず早いところ 寮に入る手続きをしなくちゃ
et
学園の敷地は本当に広い
校舎の数が多いのはもちろん
生徒がたくさん通ってるため とにかく建物が多い
et
すでに迷子状態
歩いていると綺麗な花が咲く 花壇まで来てしまった
本当にいかにも豪邸って感じ
そして至る所に薔薇が咲いている
何気なく気になった 赤い薔薇に手を伸ばすと
et
薔薇の棘が指に刺さってしまった
ぷくりと切れた所から血が溢れてくる
せっかくの学園生活初日に 怪我をするなんて本当についてない
落ち込んでいると急に風がブワァッと 吹いてきて同時に人の気配を感じる
モブ吸血鬼1
モブ吸血鬼2
そこに立っていたのは 学園の制服を着た男子2人組
モブ吸血鬼1
話しかけられビクッとする
et
モブ吸血鬼1
et
et
モブ吸血鬼1
モブ吸血鬼2
私の両親の仕事が食堂だと 知った2人組は大笑いし始めた
et
モブ吸血鬼1
モブ吸血鬼2
モブ吸血鬼1
一応謝ってくれたけど ジリジリと詰め寄ってくる
そして今気づいたけど この人たち吸血鬼.....!?
気づいた時には遅かった
et
2人は持ち前の八重歯を光らせて 私の首筋に.......
ドカッ/蹴る
モブ吸血鬼1
しばらくの沈黙の後声を出したのは 吸血鬼二人組の1人だった
もう1人は地面に倒れ込んでいる
と、同時にまた違う人の気配がする
yan
et
私はさっきのことが怖すぎて 声が震えていた
私の後ろから現れた男の子
yan
その一言が救いのように聞こえた
だから私は......
et
そう言うしかなかった
yan
モブ吸血鬼1
モブ吸血鬼1
yan
yan
たったその一言で、相手は青ざめた
モブ吸血鬼1
そう言って倒れたもう1人を担いで また風が起こり消えていった
一瞬で起きた出来事にただ茫然とする
yan
et
et
慌ててお礼を口にする
yan
yan
もらいたいって一体何を?と思ったけど 彼は考える暇を与えてくれなかった
スッと私の手を取って 指から流れている血を軽く舐めた
yan
yan
この人も.....吸血鬼?
血を舐められるまで気づかなかった
見た目はほんとに 人間の男の子と変わらない
というか、普通の男の子よりかっこいい
鼻筋はシュッと通っていて綺麗な赤い目 に漆黒の髪色に一筋の赤色のメッシュ
思わず見惚れちゃうほど 彼はすごくかっこいい
yan
et
顔をみすぎてしまった、気をつけないと
et
yan
軽く口角を上げて笑った時に見えた 少し鋭そうな八重歯
yan
et
yan
yan
et
yan
et
yan
et
yan
et
名前も可愛い?
他にも何か可愛いものあるのかな?
よくわからなくて首を傾げてると
yan
et
yan
et
私が1人で慌てていると笑いながら 優しい手つきで頬を撫でてくる
et
プシューっと効果音が出ちゃいそうな くらい顔が熱くなっていく
yan
et
yan
et
さっきから可愛いとか慣れないこと 言ってくるし距離近いし
ここは何か違う話を.....!
et
yan
et
名前まで珍しいというか魅力的
yan
et
yan
et
初対面だっていうのに お構いなしに距離を詰めてくる
私が不慣れなだけなのかなぁ
いろいろ学園の話をしてくれて 結構この学園について知れた気がする
そして衝撃の事実を知らされることに
yan
yan
et
契約.....?
自分には無縁なことだと思ってたから 詳しくは知らないけど
この学園でも契約制度があったなんて
どうやら学費免除の特待生になるには 契約を結んでいるのが大前提らしい
そもそも吸血鬼と契約するって どういうことなんだろう?
理解が追いついてない私に yanくんがわかりやすく教えてくれた
yan
yan
つまり、契約をしたら 血をあげなくちゃいけないってこと?
あまり現実味ない話で 全く想像がつかない
et
学園も辞められないし学費も 払えないから推薦だったとしても
退学になっちゃう
と、思っていたらyanくんから 耳を疑うような提案が
yan
et
yan
et
yan
et
yan
契約の仕組みについては あまり知らないけど
これだけは知っている
この学園は人間寮と吸血鬼寮の 二つに分かれていて
だけど特別寮みたいのもあるらしく 契約した同士は同室で暮らすらしい
学年が一緒なら同じクラス どこにいくのも全て一緒
この学園ではそういう ルールがあるみたい
et
yan
んんん?テキトーすぎるよ
契約の相手ってそんなに簡単に 決めていいものなの....?
でも契約の解除もできるみたいだし あまり深く考えなくてもいいのかな
yan
et
yan
et
yan
et
もう少し考える時間が欲しいのに
yan
et
yanくんの綺麗な顔がすぐ目の前にある
yan
目の前が暗くなって
唇に触れた柔らかい感触
これって.....キス?
yan
et
ちょっとの間息を止めてたから苦しい
口をきゅっと結んでいると
唇がなめられてびっくりした反動で わずかに口元が緩んでしまった
それを逃さないかのように すっと口の中に熱が入り込んできた
yan
et
yan
そう言って軽く舌を噛まれた
et
口の中に広がる血の味
それをyanくんが一瞬で吸い取る
触れてる唇が優しいから 怖い気持ちはどこにもなくて
yan
et
そう言って唇が離れたと思ったら 首筋を強く噛まれて血を吸い取られる
次第に自分の力で体を支えるのが 難しくてyanくんの方に倒れ込んた
yan
そんな声が耳元で聞こえてくる
それと同時に右手の 人差し指に指輪が通される
赤色の石をつけた綺麗な指輪
同じものをyanくんは 自分の人差し指につけた
yan
yan
自分が契約した実感がわかなくて
yanくんも私と契約してよかったのかな
そ、それにキスしちゃったし
契約とはいえ初めてだったのに
yan
et
思い出したら熱が込み上げてくる
yan
et
yan
et
yan
et
なんでyanくんはこんなに冷静なの!?
yan
et
yan
どうやらわたし、ちょっと危険な 吸血鬼に出会ってしまったみたいです
yan
yan
そう言ってまた強い風が巻き起こる
いなくなると思ったところで yanくんが口を開いた
yan
et
yan
et
大反乱の予感です