TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

ある日突然教室が暗くなり…

ん?停電?

ことの

えー!私停電初めてー!

さよ

私も!えーただでさえ今日曇りで外暗いのにー

担任の先生

お前らー!静かにしろー!対応の放送が来るはずだー!

こうじ

ふっ。闇に染まるぜ

けん

黙れナルシ

こうじ

この世は沈黙の世界だ

すず

相変わらず厨二こじらせてるね

りょうた

お前らー!暗い学校探検するぞぉー!

担任の先生

やめなさい!

クラス何人かを連れて脱走するりょうたを先生が追いかける

りょうたはこんな時でも元気だなー

ことの

え…外…

全員が一斉に窓を見る

こうじ

な、外がくらい!これ悪魔の囁きだ!

すず

きゃぁぁぁ!

なんだ!みんなどうした!大丈夫か!

けん

地震か?!地面が揺れてる!

パリンッ

ことの

きゃぁぁぁ!

さよ

窓が!ことのが負傷した!

どうなってるんだこれぇぇぇぇえ!!!!

揺れが収まる

みんな?

おい、みんな

みんな!!

辺が明るくなる

えぇ?ここどこ?は?

クロ

どうも、村方純さん

は?だれだれだれ?なんで名前を?え?

シロ

クロ、挨拶が先だろ。どうも純さん。驚かせてしまいましたね。私シロと申します。

クロ

クロと申します

シロ

今からあなた達には人狼ゲームを行ってもらいます

どうゆうこと?人狼ゲーム?

それにあなた達って…みんなは無事なのか?

シロ

各自個室に居てもらっています

人狼ゲームってカードでやるのか?それともスマホとか使ってやるのか?

クロ

もちろん

クロ

リアルな人狼ゲームなのでそんなものは使いません

は?

シロ

つまり、いまから皆さんで殺し合いをしてもらいます

はぁ?!ちょっとまてよ!なんでだ?!

クロ

それは言えません。まぁパーティとでも言っておきましょう

シロ

では、ロビーにいまから移動します。目を閉じてください

ちょっと待てよ!おい!!!!

気づけば目を閉じてた

なんにもわからないまま、俺の知らないところに来ていた

う…眩しっ

けん

あ、起きた

すず

純!どういうこと!説明して!

ことの

そうだよ!何?!人狼ゲーム?!なんで私たちが招待されたのよ!

りょうた

そうだ!説明しろ!

りょうた…?なんでお前も…?招待?なんの事だ…?

ことの

しらばっくれないでくれる?!あんたが招待したんでしょ!この人狼ゲームに!!

はぁ…?どういうことだよ…

こうじ

まぁまぁ落ち着けおまえら

りょうた

落ち着いてられっかよ!いまから誰か確実に死ぬんだぜ?!

クロ

今回の人達は元気が良いこと(笑)

シロ

皆さん落ち着いてください

さよ

うぅ…。あれ…?みんな…?

クロ

以上。メンバーが揃いましたので、人狼ゲームを始めていきます。

シロ

ルールは簡単。市民チームと人狼チームに分かれ、人狼が誰かを昼のうちに話し合いで予想し、その人を処刑します。

シロ

その人が人狼では無い場合は夜が来ます。

シロ

人狼は夜に市民チームの1人を殺害することが可能です。

シロ

しかし、夜のうちに占い師は1人を選択し、その人がなんの役職かを知ることができます。

シロ

もう1人騎士は誰かひとりを人狼の襲撃から守ることができます。

シロ

人狼と市民チームの人数が同じになった場合。人狼チームの勝利

シロ

人狼を処刑できれば市民チームの勝利となります。

クロ

では、始めていきましょう

ことの

ちょっとまって!なに?!何勝手に進めてんのよ!

りょうた

そうだ!いまから誰かを殺す?!ふざけんじゃねー!

すず

おかしい!

クロ

黙ってください

りょうた

く…純さえ居なければ…

周りが暗くなる

各自自分の役職を知る

クロが純の脳内に語りかける

クロ

あなたは

クロ

占い師です

周りが明るくなる

ことの

ん…

さよ

ちょっと何が何だかわかんない…

すず

なんで私たちがこんな目に…

りょうた

けんとこうじと純は冷静だな…

けん

俺たちだって内心すごいビビってるさ

こうじ

俺たちどうすればいいんだろう

なぁりょうた

りょうた

なんだよ

お前さっきさ

純さえ居なければって言ったよな

りょうた

そうだが?なにか?

俺は招待なんてしていない

りょうた

はぁ?

まず、人を殺したいなんて思わない

すず

でも、クロさん達は純が招待したって…

けん

さっきからなんの話ししてんの?

ことの

はい?

こうじ

けん、同じこと思ってた

さよ

どういうこと?今は純が人狼ゲームに招待したって話じゃん?

けん

俺達はそんなこと聞いてないぞ?

りょうた

はぁ?

これは、誰が始めたことなんだ…

こうじ

そんなことはどうでもいいだろ。今は誰が人狼なのか話すぞ

そうだな。じゃあ話し合いを始めよう。

ことの

私人狼ゲームなんてやった事ないよ?

さよ

私も

りょうた

俺も

けん

俺まだ

こうじ

同じく

すず

私もない

俺もない…ってことは全員未経験者か…

なにから話せばいいんだろ

ことの

じゃあさ!占い師さん手を上げてよ!

さよ

なんで?

ことの

占い師さん出ても騎士さんがその人を守れば人狼からは殺されないじゃん!

こうじ

確かにそうだな

けん

じゃあ占い師の人手上げて!!!

スッ

純とすずが手を上げる

りょうた

はい?

ことの

え?2人?

こうじ

どちらかが嘘ついてるってことか?

けん

そうみたいだな

俺は占い師だ!すずが嘘をついてるんだ!

すず

はぁ?私は嘘なんかついてない!純が人狼だ!

けん

これは、どうすれば…

みんなの判断に任せるしかない

俺を殺すのか、すずを殺すのか

ことの

さよ

けん

こうじ

りょうた

すず

みんな!こいつが人狼だよ!騙されちゃいけない!

(俺が占い師なんだからすずが嘘をついているに決まってる。市民チームが嘘をつく必要も無い。すずが人狼なんだ)

すず

なんか言いなよ!純!

お前が人狼だろ…この裏切り者が!

ことの

どっちを信じればいい…

さよ

私は、まだこの現状を理解出来ていない…。

クロ

みなさん。話し合いは終わりましたか?

こうじ

終わってないよクロさん。こんなの時間が足りない…。

シロ

なんせ沈黙の時間が長かったですからね。

クロ

では今から投票を始めます

(人狼はすずなんだ…みんな頼む…)

一人一人投票する

シロ

投票が終わりました。

シロ

本日処刑されるのは

シロ

すずさんです

すず

な?!私?!

クロ

ではこちらへ

すず

やだぁぁぁぁぁぁあ!!!!

悲鳴が消える

(これで…終わる…)

りょうた

終わった…のか??

辺りは薄暗くなる

シロ

恐ろしい夜がやって来ました。皆さん目を閉じてください

さよ

え?!!!すずは人狼じゃなかったの?!!!

こうじ

純…

ことの

純…お前ぇぇぇぇぇぇえ!!!

は?!なにが…どうなってるんだ!!

全員の目は勝手に閉じた

(何が…どうなってるんだ…)

(すずは人狼じゃなかった?どういうことだ?)

(なんでそんな嘘ついたんだ?なぜ?なぜ?)

(っていうか、これ完全に俺が人狼ってみんな思ってるはずじゃん…。このままじゃ騎士は俺を守ってくれない。そうなると人狼は俺を襲撃するに違いない…そうなると…市民チームは占い師を失う…)

シロ

各自、行動を終了してください

クロが脳内に語りかける

クロ

誰を占いますか?

…………………ことの

クロ

了解しました

ことのは人狼だった。それを知ったのと同時に目が開く

え…?生きてる?

シロ

昨夜の犠牲者はいませんでした

シロ

騎士が見事守ったのです

(え?!は?!俺を守ったのか?!嘘だろ?!)

シロ

では、話し合いを始めてください

さよ

ねぇ純…

(言いたいことは何となくわかる)

さよ

あんた…人狼だよね?

ちがう!俺じゃない!

さよ

でも…すずは人狼じゃなかったよ?

りょうた

そ、そうだぞ!お前が…人狼だったんだろ…

けん

まって、まずは誰を占ったか聞いてみよう。

ことの

純!誰を占ったの!

……お前だよ…

ことの

はい?

お前だよ!ことのだよ!!!

ことの

なんで私?!

りょうた

まて、で?ことのの役職は?

人狼だよ

ことの

はぁぁぁぁぁぁあ?!

さよ

ことのなわけが無い!あんたがそこで人狼って言うのは自分が人狼だからでしょ?!バレバレ!

けん

確かに…純…お前なのか?!

ちがう!本当なんだ!信じてくれ!

こうじ

純の言ってることは合ってるよ

ことの

……は?

さよ

え?どうしたの?

りょうた

どこからその自信が?

けん

どうしたんだよこうじ…

(まさか…こうじが…?!)

こうじ

カミングアウトするよ。俺が騎士だ!!!

さよ

?!

ことの

?!!!

りょうた

?!

けん

あ!そうか!

けん

お前が騎士で純を守った!それで犠牲者がいなかったから純が少なくとも市民チームと分かったのか!

こうじ

そう。それで占いでことのが人狼って言ったからそこで嘘つく意味もないし純が真の占い師と確信した。

こうじ…お前(泣)

こうじ

なくなよぉーw

りょうた

じゃ、じゃあ

ことの

ふふふ

ことの

はははははは!

?!

ことの

そうだよ!私が人狼!

けん

おまえ…

こうじ

やはりな

ことの

すずには手を組んでもらって占い師としていてもらうことにした!

ことの

それで真の占い師を人狼だとみんなに思い込ませるようにしたのよ!

ことの

2分の1のギャンブルだったけどね!

おまえ…ふざけるなぁ!

クロ

話し合いは終わりましたか?

こうじ

…たった今決着がついたよ

クロ

そうですか。では投票を始めます

ことの以外全員が同じ人に投票をした。

シロ

投票が終わりました

シロ

今回処刑されるのは

シロ

ことのさんです

クロ

こちらへどうぞ

ことのは何も言わずにクロの方へ向かった

結局なぜことのが人狼ゲームに俺達を招待したから分からなかった

そして、俺達は次の日から

ことのなんて人いなかったと全員が言っていた

心の底からそう思っていた

すずなんて名前は一切出なかった

みんなから記憶が完全に消えていた

この作品はいかがでしたか?

11

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚