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碧斗

なんかヌシの学校に連れてこられた。
この仮面とって、〇してぇ〜

ヌシ

そんな物騒なこと言わないでよ。

碧斗

はいはい

碧斗

本編

ヌシ

どうぞ

クロバナー家本邸舞踏会会場にて

司会者

集まりし貴族のみなさま……。
執事たちによる余興をお楽しみ頂けましたか?
これからも、
執事たちが我々4つの名家を天使から平等に守るとお約束いたします。
4つの名家が共に発展していく未来を目指しましょう

パチパチパチ ザワ……ザワ……

碧斗

なんか、
いろいろ凄いところに来ちゃったな……

ベリアン

主様、どうなされたんですか?
ボーッとされているようですが……

碧斗

歌や踊りもするんですね、
少し驚いた。

ベリアン

初めて見たら、
それは驚きますよね

ベリアン

私たち執事はこのグロバナー家の権力の象徴……。
つまりは、
まぁ見世物のようなものなのですよ

ベリアン

見世物になるなら、
いっそ派手にと思いましてね

ムー

なるほど~!だから、
歌って踊ったりしてたんですね!
他の貴族さんたちも盛り上がってましたね!

ベリアン

フフッ……。
それはどうでしょうか?

ムー

えっ?
どう見てもみなさん盛り上がってる感じでしたけど……

碧斗

(この4つの貴族は、仲悪いかもな。)

ベリアン

ここに来ている4つの貴族たちは……。
表面上は友好的に見えますが、
決してそんなことはありません。
裏では、
お互いつけ入る隙がないかとうかがっています。
権力争いとはそういうものですよ。
特に権力の象徴である我々悪魔執事や、
主様につけ入る隙をうかがっていることでしょう

碧斗

大丈夫か……。
急に緊張してきたな……

ベリアン

まぁそこまで身構える必要はございません。
主様になにかあれば私たち執事がお守りします

碧斗

ありがとう。ベリアン

ザワ……ザワ……

貴族の女性

あの、あなたのお名前は?

ルカス

これはこれは、
お美しいご令嬢様。
私はルカス・トンプシーと申します

貴族の女性

ルカス・トンプシー様……。
綺麗な名前ですのね

ルカス

そんなもったいないお言葉。
ご令嬢様こそとても美しく、
お綺麗ですよ

貴族の女性

あら。
お上手ですこと

ムー

なんだか、
大人っぽい雰囲気が漂ってますね

ムー

さすがルカスさん。
貴族の女性から人気がありますね

貴族の女性

ねぇ、
あの執事の方まるで人形のように美しい

貴族の女性

本当、
肌もお綺麗で羨ましいわ

フルーレ

え、えっと……。
あの……

貴族の女性

あの方もたくましくて素敵!

碧斗

(フルーレ顔真っ赤だなw)

貴族の女性

確かハウレスという名の執事よ!
執事をまとめているリーダーだとか……

ハウレス

ん?
誰か名前よ呼んだか?

貴族の女性

私は隣のフェネスという執事がいいかしら。
知的で優しそう…。
それにお顔も可愛くて素敵だわ

フェネス

ど、どうも……

ムー

なんというか……。
執事のみなさんは貴族から人気なんですね

ベリアン

まぁ、
女性の貴族からはそうですね

碧斗

きりわりーけど。今日は、ここまでだ。

ムー

次回です。

碧斗

バイバイ(´ー`)/~~

あくねこの主は、男で仮面を外すと、強いらしい。

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