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シャワーを終えたるりは、黒尾から渡されたTシャツ一枚を着て、髪をタオルで拭きながらベッドに腰を下ろしていた。

るり

…変な目で見ないでよ

黒尾

見てないですよ

黒尾はニヤつきながらベッドに腰を下ろし、背中からそっと抱きしめてくる。

黒尾

……なあ、俺のTシャツだけって、けっこうヤバいな。

るり

…何が?

黒尾

下、履いてないでしょ😏

るり

っ……いちいち言うなエロ尾

ぴしゃりと言ったはずなのに、彼の声のトーンが低くなった瞬間、空気が変わった。

黒尾

そういうとこ。かわいすぎんだよ、るり。

黒尾の手が、そっと太ももに触れる。その手はあたたかくて、でも熱を持っていた。

るり

や…っ、ちょ、ちょっと……今日は…そういうつもりじゃ……

黒尾

それ、何回目だよ

みくの言葉を遮って、黒尾が囁く。

黒尾

「そのつもりじゃない」って言いながら、こうしてTシャツ1枚で俺の前に来る時点で、甘えてるんだろ。

黒尾

キスしていい?

るり

別にいいけど

そう呟いた瞬間、黒尾の唇が重なる。 深く、ゆっくりと、息を奪うように。

舌が絡むたび、身体の奥が火照っていく。 ツンと張っていた心の壁が、溶けていくようで

るり

ンン…///

黒尾

可愛い声もっと聞かせて😏

Tシャツの裾をめくりながら、黒尾の指先が肌に触れてくる。背中をなぞられるたびに、思わず声が漏れてしまう。

るり

や…ぁ///クロ…///////ンッ//

黒尾

我慢しなくていいよ

黒尾

るりが俺を求めているの、俺ちゃんと知っているから

低く甘い声で囁かれながら、黒尾の体温に包まれて、るりはその夜、何度も名前を呼ばれる。

ベッドのきしむ音と、重なる吐息。 ツンデレなその強がりも、今夜は全部、黒尾にほどかれていく――。

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