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アンドロイドとの衝突が激化する。

攻撃型アンドロイド 男型

人間の癖に中々やるではないか。

攻撃型アンドロイド 女型

私たちも少々侮っていたみたいね。

ユナ

しぶといわね。さっさと壊れなさい。

カオリ

今までのアンドロイドとは明らかに違うわ‥‥コイツら。

両者一歩も引かない攻防が続く。

互角の戦い、体力も次第に消耗し始める。

攻撃型アンドロイド 男型

だが生憎我々は疲労の概念が存在しない。

攻撃型アンドロイド 女型

私たちは一定の状態を保ったまま戦うことが可能。
この意味、わかるわね?

次第に押され気味になり始めるユナとカオリ。

ユナ

こんなところで負けれないのに‥‥

カオリ

あたしたちは、アンタたちにやられるわけには‥‥

ジリジリとアンドロイドが二人に迫り、ピンチの状態になった瞬間‥

ズッドン!! 鮮やかな赤い球状の光が降ってきた。

道中で見かけた謎の少女と共にアイビーが現れた。

アイビー

二人とも無事か?

カオリ

キャプテン‥‥

ユナ

もう、遅いってば。

アイビー

すまない、二人が心配でこちらへ向かっていたところだったのだが‥‥
詳しいことは後で話そう。

攻撃型アンドロイド 男型

新手か‥‥

攻撃型アンドロイド 女型

貴方は‥‥あぁ、最重要賞金首の‥‥

アイビー

すまないが、少しは離れていてくれ。

謎の少女

‥‥うん

アイビーはアンドロイド二人を睨みつけ、武器を構える。

アイビー

どういうつもりかはわからないが、お前たちだけは生かしておくわけにはいかない。

攻撃型アンドロイド 男型

いいのか?我々を倒せば世界規律安定機構が黙ってはいないぞ?

ユナ

コイツら、W.D.S.Cの命令で破壊活動を行ってるって言ってたわ。

アイビー

やはり、そういうことだったのか‥‥

攻撃型アンドロイド 女型

その少女をこちらに渡しなさい。
そうしたら命だけは助けてあげる。

アイビー

無理なお願いだな。

カオリ

キャプテン、この娘は私が何とかするわ。

アイビー

わかった。
二人とも、その娘を連れて船に戻ってくれ。

ユナ

でも‥‥

アイビー

心配いらない。
私一人でコイツらを片付ける。

アイビーは一人でこのアンドロイドたちと戦うと宣言する。

攻撃型アンドロイド 男型

折角の命を無駄にするとは‥‥愚かな海賊だ。

攻撃型アンドロイド 女型

じゃあ、一思いに殺してあげる。

アイビー

来い‥‥

アンドロイドが先制攻撃を行う。

アイビー

甘いな。

アンドロイドの攻撃をいとも簡単に避けるアイビー、左手に持つ短剣を男型のアンドロイドの顔面に突き刺す。

攻撃型アンドロイド 男型

グググァァ‥‥

男型アンドロイドは顔面を突き刺され、エラーを起こす。

攻撃型アンドロイド 女型

生意気な賞金首。
でも私の射撃には遠く及ばないでしょうね!

女型アンドロイドのバズーカの弾がアイビー目掛けて発射される。

アイビー

この程度か‥‥

バズーカの弾すらアイビーは避ける。 そしてそのまま弾を日本刀で真っ二つに切ってしまう。

アイビー

もう、終わりだな。

圧倒される女型アンドロイドに目にも止まらぬスピードで急接近し、日本刀で縦半分に真っ二つにしてしまう。

攻撃型アンドロイド 女型

ジッジジギギィィェ‥‥

女型アンドロイドは不気味な音と共にバッサリ倒れてしまう。

アイビー

あの世へ逝くといい‥‥

そのまま男型アンドロイドの胸部に日本刀を突き刺し、とどめを刺してしまった。

ユナ

す、凄い‥‥

カオリ

船に戻れと言われたけど‥‥終始見ちゃったわ‥‥

アイビー

終わったか。
避難はもう完了している頃だろう。
私たちは船に戻るとしよう。

アイビーは爽やかな表情でこちらへ向かい、一同揃って船へと向かった。

ロードライトガーネットの甲板にて。

ジム

あの街、復興できるのかな?

ジェーン=ドゥ

手を貸してあげたいけど‥‥

アイビー

私たちは腐っても海賊という立場。
あそこに長居していれば何れはW.D.S.Cに捕らえられる運命だろう。

ここは静かに立ち去るのが無難だ。

ハジャー

で、そんなことより‥‥
この少女は?
あのデジタルキーに映っていた写真の少女と酷似している気がするが‥‥

アイビー

そういえば、名前を聞いていなかったな‥‥
教えて貰えないだろうか?

謎の少女

‥‥ハウ。

アイビー

そうか、私はこのレッド・バッカニアを率いるキャプテンのアイビーだ。
以後、お見知りおきを。

少女の名前はハウと言うらしい。 一行は自己紹介を終え、何故あそこにいたのかアイビーは質問する。

アイビー

ハウ、君は何故あんなところに?

ハウ

おばあさんのお家で一緒に住んでいたの。
でも、見知らぬロボットさんがあんな風に襲い掛かってきて、おばあさんもロボットさんに‥・

アイビー

そうか、その前の記憶は覚えているだろうか?

ハウ

う〜ん‥‥あまり覚えてない。

ユナ

この娘もしかすると軽度の記憶喪失があるのかもしれないわね。
どこで生まれたのかも覚えてない?

ハウ

うん‥‥物心ついた時にはあの街にいて、おばあさんと一緒に暮らしていたの。

少女はあのアンドロイド襲撃時より前の記憶は殆ど覚えていないらしく、出生やいつからあの街にいたのかは全く覚えていないとのことだった。

ジェーン=ドゥ

ハウって名前は、そのおばあさんから付けられた名前?

ハウ

ううん、名前だけは覚えてるの。
誰に付けられたのかは。覚えてないけど。

どういうわけか、名前だけは覚えている模様。

ハウについて皆が質問すると上空からこちらに降りてくる者が現れる。

ハジャー

何者だ。

天使型アンドロイド a

その娘をこちらに渡してください。

天使型アンドロイド b

手荒な真似はしたくありません。

天使型アンドロイド c

こちらの支持に従わない場合、実力行使致します。

天使型のアンドロイド3体が船上に降り立った。 狙いはハウの様子。

アイビー

お前たち、W.D.S.Cの差し金だな?

天使型アンドロイド a

よくおわかりで。

ユナ

先の市街の件といい、何のつもりなの?
アンタたちアンドロイドにしろ、W.D.S.Cにしろ。

天使型アンドロイド b

世界の均衡を保つため、世界の規律を正す為。他に何があると?

ジェーン=ドゥ

その為に市街を壊し尽くし、無関係な人々の命を奪うのね?

天使型アンドロイド c

多少の人々の減少は大したことではありません。
減ってしまったものは後ほど増やせば良いのです。

アイビーは無言で武器を生成する。

これまで見たことない、巨大で長い柳葉刀を構え出す。

アイビー

‥‥

ユナ

怒ってるわ‥‥本気で‥‥

ジム

お母さん‥‥

何も言わずジリジリと天使型アンドロイドに迫っていくアイビー。

天使型アンドロイド a

再度言います。
その娘をこちらに渡してください。

ズシャアッ!! 鋭い斬撃音が船内に響き渡る。

天使型アンドロイド b

お姉様!!

天使型アンドロイド c

お姉様!!

頭に甲冑を被った天使型アンドロイドの長と思しき一体の首が切断され、バッタリと倒れ込む。

ハジャー

い、一撃で‥‥

天使型アンドロイド b

最早言うまでもありません。
貴方たちを排除致します。

天使型アンドロイド c

その娘は力づくで奪取します。

残る天使型アンドロイド2体も武器を構えて臨戦態勢に入る。

ハジャー

そこの短髪の方、俺が相手をしてやる。

ジム

じゃあ、ボクがもう片方を殺してあげるね。

ハジャーとジムが残りのアンドロイドを迎え撃つ。

ジム

お母さん、ボクたちに任せてよ。

ハジャー

その娘をアイツらから守ってやってくれ。

アイビー

‥‥わかった。頼む。

天使型アンドロイド b

さぁ、出てきなさい。
アシッドフェアリー。

長髪の天使型アンドロイドが手持ちの長い斧で魔法陣を床に描くとそこからアシッドフェアリーが出現しだす。

ハジャー

またコイツらか。まさか召喚してくるとは‥‥

ユナ

いいわ、アシッドフェアリーはあたしが退治するから。

ユナがアシッドフェアリーを迎え撃つ。

天使型アンドロイド c

なら、これはどうでしょうか?

短髪の天使型アンドロイドも床に魔方陣を描くと謎の雄叫びが響き渡る。

ジム

うわぁ、すっごーい。

ジェーン=ドゥ

ヒポグリフなんて初めて見たわ。
てっきり神話とかフィクションの中だけの存在だと思ってたけど。

ジェーン=ドゥ

そんなことはどうだっていい、私がコイツを何とかするわ!

カオリ

流石にこの化物を単騎じゃ厳しいでしょ?
あたしも手を貸すわ。

ジェーン=ドゥ

あら、頼もしいわ。
行くわよ!

カオリ

えぇ!援護は任せて。

天使型アンドロイド c

行きなさいヒポグリフ。
その二人を排除するのです。

ロードライトガーネットの船上で戦闘が始まった。

戦闘は長期化し、時刻は正午。 太陽が最も高い位置に登り、眩しいほどの日光が照らす。

ジム

結構やるね。君‥

ジェーン=ドゥ

二人がかりでも中々倒れてくれないわね。

カオリ

流石は化物だわ。

ハジャー

ほう、俺の射撃を寄せ付けぬ程にはしぶといようだな。

ユナ

小さいくせに相変わらず数だけは多いわ。

天使型アンドロイド b

もうこれ以上は無意味です。
諦めて降伏してください。

天使型アンドロイド c

貴方たちが私たちに勝利することは不可能です。

天使型アンドロイド b

やむを得ません。
直接その娘を奪取します。

天使型アンドロイド c

その娘から離れてください。

アイビー

ふ、何を馬鹿な‥‥
お前たちの指示には従うつもりはない。

アイビーはおもむろに透き通るような長い剣を生成し、少女を庇う。

アイビー

ハウ、君は私が死守する。

ハウ

うん‥‥

ハウを庇うアイビーに向けて短髪の天使型アンドロイドが斧の先から青白い火炎を放出する。

天使型アンドロイド c

貴方にはこの炎で苦痛を与えながら死んでいただきます。

アイビー

くっ‥‥これしきの炎‥‥

流石のアイビーも火炎攻撃にはダメージを覚えるようだった。

天使型アンドロイド b

更に炎を貴方に向けます。
より苦痛が増すことでしょう。

長髪の天使型アンドロイドも火炎を放出する。

ハジャー

おい、背中がガラ空きだぞ。

ハジャーのマグナムの弾丸が短髪の天使型アンドロイドの右腕を飛ばす。

天使型アンドロイド c

ぐっ‥!?

ハジャー

ほぉ?アンドロイドのくせに痛覚があるのか。

アンドロイドは左手で千切れた右腕の切断面を押さえて座り込んでいた。 千切れた右腕からは緑色のオイルと思しき液体が滴り落ちていた。

ジム

ねぇ、ボクと遊んでくれないと‥‥

ジムは両手の剣で長髪の天使型アンドロイドの左足を切断する。 アンドロイドはそのまま床に勢いよく倒れ込み、うずくまる。

天使型アンドロイド b

イッ‥‥

ジム

あ〜立てなくなっちゃった‥‥
残念。

両アンドロイドは痛みで動けなくなる。 その隙を見てアイビーは剣を振りかざす。

アイビー

お前たちの悪行はここで終わる。

天使型アンドロイド b

こうなったら‥‥

天使型アンドロイドが斧の先から光るワイヤー状の紐を射出し、ハウを強引に拘束する。

ハウ

やっ‥‥!?

天使型アンドロイド c

貴方をこのまま連れていきます。

身動きがとれないハウ。 絶体絶命の事態に迫る。

アイビー

くそっ、どこまでもフザけた奴らだ‥‥

まともに手も足も出せず、万事休すの事態。 だが、ハウの様子が急激に変化する。

ハウ

もう‥‥皆を傷つけないで!!

ハウの身体から白い球状の光が放たれる。

天使型アンドロイド b

なっ!?

天使型アンドロイド c

ッ!!??

アンドロイド達はたちまち粉々に砕かれていく。

ハウの拘束もとかれ、ハウはそのまま倒れ込んでしまう。

アイビー

ハウ‥‥君は一体‥‥
何なんだその力は‥‥?

ハウ

お姉ちゃんたち‥‥大丈夫?

アイビー

あぁ、平気だが‥‥その力は一体‥‥?

一瞬にして敵を全滅させたハウ。 アンドロイドが召喚したアシッドフェアリーは勿論、ヒポグリフまで消滅している。

謎多き少女、ハウ。 彼女は何者なのだろうか?

Buccaneer Hearts ⸺バッカニア ハーツ⸺

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