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時刻は午前2時。
stの部屋には、激しいボタンの操作音と、 マイク越しに響くclの叫び声が充満していた。
cl.
cl.
st.
st.
cl.
画面に映し出された『WIN』の文字。
stはコントローラーを置くと、 大きく背伸びをした。
隣でclが「もう一回!泣きの一回!」と騒いでいるが、 さとみはそれをさらりと受け流す。
st.
cl.
ぶーぶーと文句を言いながらも、 clは素直に床に転がった。
stの部屋の座椅子に深く腰掛け、 天井を見上げる。
さっきまでの騒がしさが嘘のように、 深夜特有の静寂がふわりと降りてきた。
cl.
st.
cl.
ふいに、clの声が真面目なトーンに変わる。
stはキッチンへ向かおうとしていた足を止め、 少しだけ口角を上げた。
st.
stが戻ってきたとき、 その手には二つのマグカップがあった。
一つをclの隣に置くと、 中からは甘いココアの香りが立ち上る。
st.
cl.
cl.
st.
cl.
cl.
clは慌ててカップを手に取り、 熱いココアを一口すする。
「あちっ」と舌を出すclを見て、 stは「ガキかよ」と笑いながら自分のカップに口をつけた。
st.
cl.
st.
cl.
cl.
cl.
stprとして走り続ける毎日。
楽しいことばかりじゃないし、 時にはプレッシャーに押しつぶされそうになることもある。
けれど、こうして深夜にバカみたいな言い合いをして、 心の底から愛せて、 同じココアを飲める相手がいる。
忙しい中での二人だけの時間
冷めかけたココアは、驚くほど甘かった。
最後まで読んでいただき、 有難う御座いましたっ!!✨