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最高の″ショー″を！【ワンダーランズ×ショータイム】

第17話 - ショーのリハーサル☆

121

2022年03月01日

#プロセカ

#ワンダショ

#ワンダーランズ×ショウタイム

#ショー

青藍🌠

誤字脱字チェックしてないですすみません

オオトリホテルホテル部屋

えむ

お邪魔します〜！

寧々

え、何ここ…豪邸のレベル超えてない？！

類

これはこれは…家具から置いてある物まで、とんでもないホテルだ

司

広いな…流石、高級ホテル

司

あ、ここがベットルームか？

えむ

とっても広い〜！

えむ

凄いよみんな！もふもふ〜って感じ！

類

フフフ、どんな素材を使用しているんだろう…後で調べなきゃだね

司

おいおい、ここに来てから類が怪しいことしか考えてないぞ……

寧々

まぁ、これが類の正常運転だし…別にいいんじゃない？

類

相変わらずテキトーだな、寧々は

えむ

わ〜！見てみて！景色綺麗〜！

司

お、すごい景色だな！夜に見たらもっと良さそうだ！

類

じゃあ、ルームサービスでも頼んで夜景を堪能してみるかい？

寧々

ん、面白そう

えむ

私賛成〜！

司

まぁ確かに、面白そうだな！だが、ショーをしに来ていることを忘れるなよ！

類

そうだね、そういえば中央広場にあるステージを見に行かなければいけないね

寧々

そうね、じゃあ…行こ

えむ

よーし！寧々ちゃんこっち！

寧々

えっ？！ちょ、いきなり手首掴まないでって……うわぁっ？！

司

あ、おい！ホテル内で騒ぐなよ！

類

フフ、楽しそうだね！司くん、僕達も混ざろうではないか！

司

は？！ちょ、待っ……あ〜！！！

中央広場

寧々

き、綺麗……

えむ

わぁっ！ねぇみんな！ここレストランある！

司

すごいな……この中央広場に大きな施設がいくつもある…なのに、ステージも何もかも目立ちすぎず孤立しすぎずもなく……なんだここは？！

類

ここに来てから、驚かせられてばかりだね……

類

高級ホテルなのも納得だ

寧々

でも、すごいところは、他の高級ホテルとは比にならないってとこ、かな

司

そうだな、少し高いホテルに行ったことがあるが、ここに来てしまったら社会復帰出来なくなるぞ…

えむ

あ、ステージに行こ！

タッタッタッ

司

お、おい！走るな！

タッタッタッ

寧々

走るなって言っておきながら、自分も走ってるじゃん…

類

さて、僕達も早めに行こうか

寧々

そうね、

えむ

わぁっ！広いね〜！

司

お、おい！勝手に乗るな！

スタッフ

あ、ワンダーランズ×ショウタイムの方ですか？

司

あ、嗚呼！そうだぞ！

スタッフ

私、このステージスタッフでして…

スタッフ

もしよろしければ、ショーについて少しお話したいんです

司

そんなことか！勿論、打ち合わせと言ってはなんだが、話をさせてくれ！

寧々

なんか、知らない間に進展してる…

類

フフ、お話かい？なら、どこで話を…

スタッフ

VIP用の部屋がありますので、そこでお話させてください

スタッフ

あ、着いてきてください！

えむ

はーい！

スタッフ

ここでお話しても大丈夫ですか？

司

嗚呼、大丈夫だ！

司

それで、何の話から始める？

スタッフ

はい、その件なのですが…今回お聞きしたいのは、ショーの日時と公演時間に演出、この辺の話をしたいです

寧々

ショーの日時？フェニックスワンダーランド側で決めてないの？

スタッフ

はい、ここはあくまで鳳家が経営しているホテルであって、フェニックスワンダーランド関係のホテルではないんですよね……

えむ

そうなの？！

司

知らなかったんかい！

司

……で、どうする？明日からは少し大変だが…

類

演出の準備を考えたら、明後日が妥当かな…でも、ショーの完成度を見たら少ない気もするけど……

寧々

というか、私たちの宿泊って何日？

えむ

1週間！

スタッフ

でしたら、第1公演、第2公演…と分ければ簡単に出来るかもしれないですが……

スタッフ

どうでしょうか？

司

うむ…

えむ

じゃあ、明後日と明明後日やろ！

類

それで十分と言えるかな？演出の準備時間はあるけど、練習時間的に……

えむ

リハーサルで打ち合わせした後にやれば、どうにかなるんじゃない？だって、前から練習してきたショーだし！

寧々

まぁ、それならいいんじゃない？えむの意見にしてはいいし…私は賛成

司

まぁ、確かにえむの意見はいいと思うぞ

類

確かにそれなら納得だね

スタッフ

それじゃあ明後日と明明後日で設定しますね

スタッフ

公演時間は……

司

25分！

スタッフ

演出は……

類

嗚呼、それについては僕が話すよ

類

まず、最初は僕と司くん、そしてネネロボが登場する時に、外から周りが見えないように赤いカーテンでステージを囲っておきたいので、是非検討して頂けると嬉しいです。そして、ホテル内にある椅子を使いたいですね、後次のシーンでえむくんが外から出てくるんですけど、そこで客席から登場するという演出をしたいなぁ、と思っております！後、その後にパーティーのシーンで寧々が登場するのですが、その時にスタッフさんを騎士役として登場させたいです！後、そこで白い光を寧々に照らしたいです！

類

そしてそのパーティーの時に司くんがとある魔法薬入りの水を口にしてしまうシーンで、意味深にする為に紫の照明と黒の照明をして欲しいです！その次の日、というシーンで記憶を無くした司くんがネネロボに話しかけるシーンの後、記憶を無くしたのはネネロボじゃないかと僕に疑われるシーンがあるのですが、その後の寧々とえむがネネロボを庇うシーンの次で司くんとえむくん、寧々の3人で記憶を無くした理由を見つけに行くのですが、その後にとある魔法薬を売っている魔女に出会うのですが、その魔女もスタッフさんがやって下さると喜びます！そして、その時に犯人を知って僕とみんなで戦うんですけど……

スタッフ

嗚呼…えっと、後で詳しく聞きかせて頂きます……

スタッフ

それではお話は以上です。リハーサルという話が出ましたが、この後中央広場の営業が終了するので、その後にやって頂いてもよろしいでしょうか？

司

お、そうするか！

司

それでいいな？

えむ

いいよ！

寧々

うん、

類

勿論！

司

それじゃあそれで！

スタッフ

畏まりました。それでは、スタッフに連絡して来ますね

司

それじゃあ、オレたちは準備を進めよう！

えむ

あいあいさー！

えむ

(えへへ、楽しみだなぁ！)

えむ

(ホテルで、みんなを笑顔にするショーをみんなで出来るんだ！)

寧々

ちょっと、何寝ぼけてんの

寧々

早く行くわよ

えむ

あ、うん！いこ！

中央広場営業時間後ショーステージ

えむ

あっ！見て見て！ライトアップされててとっても綺麗！

寧々

そうね、ショーが終わったら、ちょっとだけ見てから帰ろ

類

それは名案だね！あ、演出の方は準備完了だよ

司

俺も大丈夫だぞ！お前らは？

寧々

大丈夫、かな

えむ

大丈夫！

司

それじゃあリハーサル始めるか

司

類！演出の準備頼むぞ！

類

勿論さ

ピカーン

類

よし、こっちは準備完了だよ！ネネロボも起動した！

司

それじゃあ配置に付け！スタッフが合図を出したら開始だ！

スタッフ

……5秒前！

スタッフ

4！3！2！1！

寧々

｢昔々、とある国に若い王族の兄弟がいました。兄はルイと言い、とても傲慢な王でしたが、弟のツカサは心優しい王子でした｣

寧々

｢そんなツカサは隣国のネネ王女と婚約をしており、正式に結婚したいとお願いしていました｣

司

｢兄上！ネネ王女との事なのですが…｣

類

｢結婚の話か？それなら、もう話は終わったのでは……｣

司

｢はい！そうなのですが、結婚する日を予定より早めたいと思っております！｣

類

｢……へぇ｣

類

｢随分と偉くなったな、ツカサ｣

司

｢ｳｯ……｣

司

｢で…ですが、隣国のためにもこの国のためにも！オレは王として尽くしていきたいのです！｣

類

｢…フフ、中々面白いことを言うな｣

類

｢なら、1つ条件を与えよう｣

類

｢明日に行われるこの国の舞踏会にネネ王女を呼び、その舞踏会でどれだけツカサが王としてネネ王女に尽くせるか…評価させてもらおうではないか｣

司

｢なら、評価良ければ……｣

類

｢嗚呼勿論、早めの結婚を許そう｣

司

｢！畏まりました！絶対に良い評価をもらいます！｣

タッタッタッ

ネネロボ

｢ツカサ王子！城を走らないでください〜！｣

類

｢…フフ｣

司

｢さて！明日の舞踏会に向けて、まずは準備をしなくてはだな！｣

司

｢やはり、王子である以上！自分でのパフォーマンスも大事だが、権力を上手く使うのも大事！衝撃的なパフォーマンスが出来る者を集めよう！｣

えむ

｢わぁっ〜！嫌だ嫌だぁ！！！！｣

司

｢…ん？外から声が…少女の、声？｣

司

｢……もしや！｣

えむ

｢離して離して〜！｣

えむ

｢エムは絶対王子様にマジック見せるの〜！離して離して〜！！｣

スタッフ

｢全く…なんなのこの少女は！｣

スタッフ

｢ツカサ王子…また変な人を連れてきたな……どうする？追い返すか？｣

スタッフ

｢いや、これは一応ツカサ王子に報告するべきじゃ……｣

司

｢おーい！門番の騎士よ〜！｣

スタッフ

｢こ、この声は…ツカサ王子？！｣

スタッフ

｢は、はい！どう致しましたか！｣

司

｢その少女を今スグ城の中に入れてくれ！歓迎する！｣

えむ

｢ふぇ？！やったやった〜！｣

スタッフ

｢は、はい！｣

タッタッタッ

司

｢よし、パフォーマンスは少女に任せるか！少女のマジックの腕は確かだからな！｣

司

｢これなら、きっとあの厳しい兄上でも認めて下さること間違いなし！｣

えむ

｢わっ！王子様〜！｣

司

｢うおっ？！少女？！｣

えむ

｢ショージョじゃない！エム！｣

司

｢嗚呼そうだったな！エム！よく来てくれた！早速だが今回城に招き入れたのは……｣

えむ

｢マジックでしょ？ちょっと待ってね！えっと……｣

司

｢ちょ、待て！話はこれからだ！｣

司

｢いきなりで申し訳ないが、明日の舞踏会にネネ王女へのプレゼントとして参加してもらいたい！｣

えむ

｢プレゼント？｣

司

｢嗚呼！プレゼントというのは、ネネ王女へのパフォーマンスということだ！｣

えむ

｢え？！やりたいやりたい！｣

司

｢よし！なら早速準備に取り掛かるとしよう！｣

スタッフ

｢1日後、王子の城では舞踏会が開かれました。｣

司

｢ネネ王女はまだか？｣

ネネロボ

｢ハイ、先程馬車を発見したとの報告が……｣

えむ

｢王子様〜！ネネ王女が来たよ！｣

司

｢それは本当か？！｣

タッタッタッ

ネネロボ

｢走らないでください王子〜！｣

寧々

｢フフ、ここは輝いていて、いい所ね｣

寧々

｢ツカサ王子は何処かしら？｣

司

｢ネネ王女！｣

寧々

｢！ツカサ王子！｣

タッタッタッ

司

｢お待ちしておりました！さぁ、舞踏会はもう始まっておりますよ！｣

寧々

｢フフ、そうみたいね｣

寧々

｢早く中を見せて頂戴｣

司

｢嗚呼勿論！｣

えむ

(よし！次は私のシーン！)

えむ

(類くんに教えてもらったマジックと演出で頑張らなきゃ！)

えむ

ｪｨｪｨｫｰ!

司

｢ネネ王女！あそこでなにかやっているみたいですよ！｣

寧々

｢あら、そうみたいね…なにかしら？｣

えむ

｢皆さん〜！こんばんは！｣

えむ

｢マジシャンのエムです！今夜はものすごーいマジックを皆さんにお見せしたいと思います！｣

えむ

｢あ、そこのネネ王女とツカサ王子！マジックに協力してくれませんか？｣

寧々

｢えぇ勿論、ツカサ王子は？｣

司

｢嗚呼オレも協力させてもらおう！｣

えむ

｢ありがとうございます！ではこちらのステージへ！｣

タッタッタッ

えむ

｢今から、この御二方に協力して頂くのは何の変哲もないこの大きな本を！一瞬で消させて頂こうと思います！お蓋の中…じゃなくて御二方にはこの本を持って頂いてもよろしいでしょうか？｣

司

｢嗚呼！勿論！｣

寧々

｢よし…これでいいかしら？｣

えむ

｢はい！大丈夫です！｣

えむ

｢それじゃあ、この本が消えるまで！3！2！1！0！｣

えむ

……って、あれ？

えむ

(な、なんで？！本が消えない……)

えむ

(ちゃんと演出に役立つマジックは成功したのに…)

類

(もしかして……)

類

演出の装置が誤作動を起こしたかもしれない！今すぐ離れてくれ！

司

それは本当か？！寧々！えむ！今すぐ離れろ！オレは他のスタッフを呼んで来る！

えむ

(どうしよう…どうしよう、私も司くんに何かできること……)

ビリビリッ

えむ

ぎょぇ？！

ガシャーン

スタッフ

スタッフ全員避難しました！

スタッフ

司さんありがとうございます！

司

それは大丈夫だが…

司

えむ！早く離れろ！

えむ

……わ、わたし……

類

えむくん！今すぐ離れ……？！

ガッシャーン

類

(ステージが崩壊し始めた？！)

類

(僕の演出装置のせいで……)

寧々

えむ！！！！

司

！寧々！えむ！！

寧々

……ぇ？

えむ

ひゃぁっ…？！

ダンッ

司

はぁ、はぁ…どうゆう事だ？！

司

中で何があったらこんなことに…

えむ

痛た…っ寧々ちゃん司くん大丈夫？！

寧々

うん、大丈夫

司

嗚呼、問題ないが…

司

中の様子を見てくる、他は待機してろ

類

……

司

類、気難しい顔をしてどうした？

類

もしかしたら、僕の演出装置のせいかもしれないって、そう思って…

えむ

そんなはずない！

えむ

類くんはステージを崩壊させるようなもの作らない！それに、私は2人共危険に遭わせちゃったし…ごめんなさい！私中見てくる！

司

ちょ、おい！行動が早すぎるぞ！

類

……！

タッタッタッ

類

…でも、ステージが崩壊したのは目立たない端の部分…布で覆ってどうにかしよう

類

端の部分はなにかのタンクだったはずだし、そこまで重要じゃ…

類

……タンク？

寧々

ねぇそれって、タンクの中身…

類

…恐らく演出用の液体だろうね

スタッフ

はい、確かそうでした

スタッフ

あそこ、ネズミがいて掃除が面倒だから辞職した先輩が放っておいたって言ってたような……

類

原因はそれだね

類

(きっと、機械同士が壊れ始めてこんなことにまで……)

寧々

(2人、本当に大丈夫かな…)

えむ

通話
00:00

寧々

(…えむから、電話？)

寧々

(なにか見つかったのかな？)

次回最高でいて欲しいから

最高の″ショー″を！【ワンダーランズ×ショータイム】

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この作品はいかがでしたか？

121

2件

ピンチだ… 類が真っ先に自分のせい…って思うのがちょっと切ないやっぱり演技内容相変わらずいいですね！好きでs((( 音が大きいのがより分かりやすくするために大文字なのがすごい工夫感じられました✨ 最高でした！！！！！

青藍🌠

プロフィール

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